コラム

[SEO ライティング]についてSEOの専門家に詳しく聞いてみた

「うちの会社でもSEOを始めてみようかな」
そう思って調べてみると、“SEOライティング”という言葉がよく出てきませんか?

この記事では、SEOの知識に長けたプロのコンサルタントに、『ペルさん』があなたの代わりにSEOライティングについて徹底的にインタビューします!
SEO業界で14年間、4,200社のコンサルティング実績のあるSEOサービス・ランクエストだからこそお話しできる内容を語っていきますので、ぜひご覧ください!

目次

「SEO ライティングとは」について詳しくペルさんが聞く本企画のご説明

検索面の上位に表示される数多くの記事は、どれもSEO記事としては秀逸なものの、真に「検索しているあなた」に向き合った記事が少ないというのも事実だと私たちは思っています。

そこで、「SEO 文字数」と調べているあなたが本当に知りたいことはなんだろう?を突き詰めて考え、本当にためになる記事を作ろうとこの企画は生まれました。

実際に検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)になりきり、プロのSEOコンサルタントにインタビューする形式で進行することで、あなたの悩みを解決します。

今回の「SEO ライティングとは」を調べているペルさんのご紹介

想定される検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)が検索した経緯

  • サイトを使って集客したいと考えているものの、初心者なのでノウハウがない
  • SEO対策は行ったほうがよいと思っている
  • 「SEOライティング」というものがSEO対策に必要であることは知っている
  • ではSEOライティングとは具体的にどんなことをするのかを知りたい

インタビュー協力者

SEOコンサルティング部 リーダー 山口英臣
2020年入社2年目。4大卒業後新卒で株式会社doubLeに制作スタッフとして入社
前進サービスFinal SEOの制作業務を担当
1年後ランクエストの初期メンバーとして異動し、22年12月からユニットリーダーとして3名の部下をもつ。サイト制作やデザインまですべて対応可能!

SEOライティングとは? プロのコンサルタントに詳しく聞いてみた


本日はよろしくお願いします!
SEOライティングについてお聞きしたいのですが……
そもそも、SEOにかかわらず“ライティング”とはどんなものなのか、というところから聞いてもいいですか?

山口:
よろしくお願いします!
そうですね……。
ライティングとは、ひと言でいえば「文章を書いて伝える仕事」かなぁ、と僕は思います。
雑誌や新聞などなど、いろんな媒体がありますが、共通しているのは「文字によって人に何かを伝える仕事」というところですよね。

なるほど。ただ書くのではなく、伝えるというところがポイントなんですね。
では、ズバリ“SEOライティング”とは?

山口:
SEO対策において文章を書くこと……ではあるのですが、もうちょっと詳しくいうと、ユーザーという“人間”、そして検索エンジンという“機械”両方に伝わる文章を書くことですね。

ペルさん:
雑誌や新聞のライティングだと、伝える相手ってだいたい読者だけですよね。
それがSEOライティングになると、伝える相手が読者(=ユーザー)と検索エンジンの2つになるんですね!
……これって、ユーザーだけでも検索エンジンだけでもダメなんですか?

山口:
はい。ダメです(笑)

キッパリと……(笑)
なぜ、ユーザーと検索エンジンの両方を意識して文章を書く必要があるんでしょうか?

山口:
まず、SEOの基本の仕組みから知っておく必要があります。
世の中にあるあらゆるWebページは、検索エンジンに評価をされることによって検索結果の画面で上位化されるということはペルさんも知っていますよね。

検索エンジンに評価されないと、いくら良いコラムを書いてもユーザーの目に触れる機会がほとんどなくなってしまいます。
だから、検索エンジンに伝えるための文章を書く必要がまず出てくるんです。

検索エンジンに評価されればそのコラムは上位化されるので、ユーザーの目に触れる機会は各段に増えます。
ただ、上位化して多くのユーザーの目に触れたとしても、そのコラムがユーザーのニーズや悩みをとらえていなければ、ユーザーはそのサイトを離脱してしまいます。

まず、コラムを見てもらわないぶんにはせっかく書いた意味もないので、上位化するために検索エンジンを意識する必要があるし、ユーザーにとって価値のあるコンテンツじゃないとやっぱり意味がない。
なので、ユーザーと検索エンジンの両方を意識した文章を書く必要があるというわけです。

Googleの検索エンジンの評価基準は?

たとえ、片方を頑張っても、もう片方がしっかりしていないと、結局コラムの効果が薄れてしまうんですね!
ちなみに、検索エンジンってどういう基準でいろいろなページを評価しているんですか?

山口:
検索エンジンといってもいくつかありますが、今回はもっともメジャーなGoogleを例にお話ししますね。

Googleの検索エンジンでは、【システム的な面】と【内容面】の主に2つの軸でページを評価しているようです。
【システム的な面】というのは、キーワードの使用率やタグの設定、外部リンクといったページを構成している情報の部分。
【内容面】は、「情報の網羅性のある記事か」「専門性の高い記事か」といったコンテンツの中身の部分です。

ペルさん:
【内容面】は、てっきりユーザーが見る部分だと思っていました!
内容面についてもGoogleが評価している……ということは、読者に評価されるようなものは結局Googleにも評価されるっていうことなんでしょうか?

山口::
そうですね。Googleは結構、ユーザーの検索エンジンの使い方や、ユーザーにとって意味のあることも見ているので、SEOライティングにおいても結局ユーザーの目線が大事になってきます。

ペルさん:
最初のイメージだと、≪ユーザー≫≪Google≫の2つの軸がそれぞれあるのかな? と思っていたんですけど、正しくはGoogleの評価軸のなかにユーザー目線も含まれる、というイメージですかね。

山口:
そっちのほうが正しいかもしれませんね。

SEOライティングで大切なことは?

ポイント①ユーザー目線を意識する【重要度:★★★】

それでは、実際の作業についても教えてもらえればと思います!
「これから初めて、SEOライティングをやってみよう!」と思ったときって、具体的にどこを意識すればいいですか?

山口:
やっぱり、まず大事なのはユーザー目線ですよね。

SEOライティングをやるときって、普通はある程度情報を調べてから書き始めるんですよね。
なので、書き手側は既にある程度「わかっている」状態でライティングを始めるんですが、ユーザーにとってはその記事に書いてあることが初めて見る情報じゃないですか。
そこを念頭に置かなければ、つい「ユーザーもわかっている前提」の文章になってしまって、前提説明などが省略されがちになります。

「初めて読む人でもわかる内容か」
「この記事だけで完結できるぐらい、情報が網羅できているか」
など、“ユーザーを一人ぼっちにさせない”という目線合わせは大事ですね。
先ほどもお話ししたように、結局それが検索エンジンの評価にもつながってくるので。

ペルさん:
“一人ぼっちにさせない”……とても大切な考えですね!
「初めて読む人でもわかる内容」というのは、たとえば、専門用語を使いすぎないでわかりやすい文章で書く、というようなイメージでしょうか?

山口:
そうですね。
もちろん、あえて専門用語で上位化させるという方法もあります。
ただし、そのような場合でも最初に簡単な説明を加えておくとか、そういった工夫をしておくとよいです。

「どんなユーザーが読みに来るのか」を想定して、自己満足のライティングにはしない! っていうのはどんなコラムでも重要です。
……いいこと言いましたね(笑)。
まあ、これはSEOに限らずライティングにおいて大前提ともいえますよね。

ポイント②ニーズに沿った適切な構成を作る【重要度:★★★】

「自己満足のライティングにはしない!」肝に銘じておきます!
ほかに、SEOライティングにおいて意識したいポイントは何かありますか?

山口:
ポイント①で紹介したユーザー目線と関連する話なのですが、コラムの構成、流れも大切ですね。

まず、検索流入でそのコラムに入ってくる人って、何かしらの悩みやニーズがあって検索をした……という人が大半ですよね。
そのユーザーがコラムを読んで、「悩みを解決した!」となったときに、また新たなニーズが生まれることもあります。
そういう、ユーザーのニーズが生まれる流れに沿って構成を考えていくこともまた重要だと思っています。

たとえば、あるユーザーが「SEOのメリットを知りたいな」と思って調べて、SEOのメリットについて書かれた記事を読んだとします。
そうすると、「メリットを知ったけど、デメリットもあるんじゃないか?」という疑問も出てくると思うんですよ。
そういうときに同じ記事にデメリットが書いてなかったり、もしくは全然違うところにデメリットが書いてあったりしたら、ユーザーの悩みがスムーズに解決されませんよね。
なので、ユーザーのニーズを事前に予想しておいて、メリットを書くのであれば同じ記事にデメリットもあらかじめ書いてあげたほうが親切です。

ポイント③あくまでも自然なかたちでキーワードを散りばめる【重要度:★★☆】

ユーザーが記事を読むにつれ、どんな気持ちになるか? を考えて情報を順番に出してあげることが大切なんですね。
ちなみに、SEO対策では『キーワード』をたくさん盛り込むことが重要なのかな? というイメージがあったのですが……ここまでのお話にあまり出てきていませんよね。

山口::
実は、キーワードの含有率はそこまで重視するものでもないのかな? と最近は思っています。
検索エンジンも常にアップデートされていて、そのときそのときで評価基準が少しずつ変わってくるので。
最近の基準だと、やっぱり大切なのはユーザー目線で、キーワードは最重要ではないように思います。

そうなんですか!?
「上位化したいキーワードを文中にできるだけ盛り込む」というのはほかのサイトだと結構言われているのを見てきたので、衝撃です。

山口:
キーワードを文中にたくさん散りばめて、読みにくい記事になってしまったら元も子もないですよね。
結局、キーワードって検索エンジンだけに対する指標ではあるので、そういう意味でも従来ほどは重視されない傾向かと。

僕は業務の一部で上位化記事を分析することがあるんですが、そこでもよく実感します。
上位化しているコラムでも、わりとキーワードの使用率ってバラバラなんですよ。
たくさんキーワードを使っているわけではないけど上位化しているものもたくさんありますし、もちろんキーワードを使っていてなおかつ上位化しているものもあります。

なので、キーワードの含有率に関してはもう、参考程度でいいんじゃないかなと思います。

ポイント④代名詞を多用しない【重要度:★★☆】

じゃあ、キーワードって今はもうあんまり意識しなくていいんですね!
SEOの常識がひっくり返ったような気持ちです……(笑)

山口:
あ、でも、まったくキーワードは無視していいというわけではないですよ!
もちろん、文章中で出すべきだと判断されるところでは適切に出してあげる必要があります。

「このようなとき」とか「そういったケースで」みたいに、本来ならばキーワードを入れるべきところで代名詞を使ってしまうことは避けたいですね。

ペルさん:
代名詞を使わないほうがいいというのは、ユーザーに文章が伝わりにくくなってしまうことを避けるためでしょうか?

山口:
半分正解です!

代名詞を多用すると、ユーザーはもちろん、検索エンジンにも意味が伝わりにくくなってしまうんです。

「その」などの代名詞を使ったときに、「その」が指す対象に2つの選択肢があるかもしれないですよね。
本来ならば「その=A」なのに、検索エンジンが「その=B」だと解釈してしまったら、「Aについて書かれている記事」として評価してもらえなくなってしまう可能性があります。

検索エンジンに意味が伝わらないということは、つまり適切にページが評価されず、上位表示してもらえる可能性が薄くなってしまうということですね。

検索エンジンって、すごく頭のいいロボットなんですけど、同時に僕らが思っているほど天才ではないんですよ。
ちゃんと「ここにはこの情報がありますよ」と示してあげないと迷子になってしまうので、やはり適切にキーワードを使って、代名詞の多用は控えたいところです。

ポイント⑤タイトルや見出し、ディスクリプションにはキーワードをできるだけ入れる【重要度:★★★】

ただ「代名詞を使わない」んじゃなく、「代名詞を使わないでキーワードを使う」ことが大事なんですね。

山口:
そういうことです!
ちなみに、キーワードの使い方に関してはもう少しポイントがあります。

検索エンジン側で上位化してもらうために、最低限、コラムのタイトルと見出し(hタグ)にはキーワードを入れたほうがよいですね。
あと、上位化には直接関係ないんですが、ディスクリプションにもキーワードは入れておきたいです。

???そうなんですか!?
すみません、見慣れない言葉もあるので、教えてもらっていいでしょうか(汗)

山口:
まず、hタグは見出しを指定するために使うタグのことです。
先ほどちょっと“構成”についての話がありましたが、ユーザーのニーズに沿った構成を作るには、適切にhタグを使って見出しを作ってあげることが大切です。

また、ユーザーにとってわかりやすい構成になるだけでなく、検索エンジンに「このコラムではこんな話をしていますよ」と伝えられるという役割もあります。
そのとき、hタグの見出しにキーワードがちゃんと含まれていると、検索エンジンも「このキーワードに対してはこのコラムを出してあげればいいな」と判断できるというわけです。

ペルさん:
なるほど、hタグには、ユーザーや検索エンジンにコラムの道しるべを示してあげるという役割があるんですね。

山口:
そしてタイトルに関して。
タイトルにキーワードが入っていたほうが検索エンジンから評価されやすいですし、それだけじゃなく、『クリック率』が上がるという側面もあります。

クリック率……! また新しい言葉が出てきましたね。

山口::
クリック率は読んで字のごとく、検索結果一覧のページからクリックしてもらえる割合のことですね。
ちょっとだけ中級者向けの話になりますが、SEOではただページを上位化するだけでは意味がありません。
まず上位化して、そして検索結果一覧のなかからユーザーにクリックしてもらって、記事を読んでもらう必要があります。
なので、SEO対策を行ううえでは検索順位の上位化はもちろん、そのうえでクリック率をできるだけ上げられるようにすることも大切なんですね。

ペルさん:
なるほど。
そのためにタイトルにキーワードを含む必要があるということですね。

山口:
そうなんです。
たとえば「SEO ライティングとは」というキーワードで検索したのに、上位表示されているコラムのタイトルに「ライティング」が入っていないと、どうでしょう?
ユーザーは「自分が求めてる情報とはちょっと違う話なのかな?」と思って、クリックしない可能性がありますよね。

でもタイトルにキーワードが入っていると、「この記事ではあなたが検索した話題について話していますよ」ということが、ひと目で伝わるのでクリックしてもらえる可能性が高くなります。
なので、タイトルにはキーワードを入れることが大切です。

タイトルにはいわば、検索結果一覧における記事の案内板のような役割があるんですね。
……ちなみに先ほど、『ディスクリプション』という言葉が出てきましたが、これについても教えてもらってもいいでしょうか?

山口:
ディスクリプションは、検索結果一覧の画面で、各ページのタイトルの下に2行ぐらいで表示される、そのページの概要をまとめた文章のことです。
タイトルと合わせてユーザーが「このページはクリックする価値があるかな」と判断する材料になります。

特に何も設定しなければ、検索エンジンのほうで「このあたりの内容がキーワードに関連しているな」と判断された文章が引用されてディスクリプションとして表示されますます。
ただ、その場合は文章の一部を断片的に表示することになるので、ディスクリプションだけだと内容がよくわからず、ちぐはぐな日本語に見えてしまうこともあるんです。

なので、できるだけ自分でディスクリプションのテキストを作成して、都度設定したほうがいいですね。

ポイント⑥キーワードだけでなく『共起語』も意識する【重要度:★☆☆】

意外と、上位化しているページでもディスクリプションが設定されていないことがあるので、ここを頑張ればライバルと差をつけられるかもしれないですね……!!

ちなみに、SEOについて調べていたときに、キーワードと一緒に『共起語』という言葉が出てきたのですが……共起語はキーワードとどう違うんでしょうか?

山口:
共起語は、そのキーワードと一緒によく使われる言葉のことです。「サブキーワード」とも呼ばれますね。

たとえば、「SEO ライティング」というキーワードに対しては「上位化」「やり方」「キーワード」といった共起語が考えられます。

ペルさん:
ちょっと応用編な感じがしますね……!
共起語もやはり、SEOライティングでは意識したほうがいいんでしょうか?

山口:
そうですね。
共起語が入っていたほうが、検索エンジンにも「このページではこんな話をしていますよ」という情報が具体的に伝わるので、適切に評価してもらいやすくなる可能性があります。

ランクエストでも共起語は重要視しています。
候補となる共起語で一度全部検索をしてみて、キーワードで検索したときと同じような検索結果であればその共起語も含めて上位化を狙う……といった戦法です。

ただ、SEOは明確な答えがないものなので、僕たちも常に効果検証しながら手さぐりでやっているという状態です。
なので、「そもそも共起語を意識する必要ってあるのかな?」「そこまで重視するものかな?」というのは、僕も日々考えているところですね(笑)。

とはいえ、そのキーワードに関連する共起語がちゃんと出てきて、そのうえでただ連呼しているのではなく適切に言及がされていれば、具体的な中身のある文章になりますよね。
……ということは結局、共起語を取り入れることでユーザーにとって価値のある文章になるのではないかと思います。
そういう意味では、やはり共起語も大切だといえます。

共起語も意識して、キーワードのように盛り込んでいったほうがいいんですね。
でも、共起語を割り出すのって結構難しそうです! いつもどうやって出しているんですか?

山口:
主に2つのツールを使っています。
1つ目は『ラッコキーワード』。
狙っているキーワードを入力して「共起語」というメニューを選べば、そのキーワードに対する共起語を一覧で出してくれます。
無料で、操作も簡単なので初心者の方にもおすすめです。

2つ目は『ahrefs』という有料のツールです。
自分が狙っているキーワードで今現在上位化しているサイトの情報がわかります。
競合のURLを入れると、そのページで人が流入しているキーワードが一覧できるので、共起語を抽出する際にとっても参考になります。

ポイント⑦独自性の高いコンテンツを作る【重要度:★★★】

ペルさん:
ここまでで、記事を書くうえでの基礎となる部分を中心に教えていただけたと思います。
記事の中身についても、意識したほうがいいことはありますか?

山口:
当たり前かもしれないですけど、『独自性』、つまりオリジナリティは大切ですね。

SEOライティングを行うときって、同じキーワードで既に上位化している競合のコラムを参考にするという方法はみんなとっています。
しかし、誰でも書けるようなことを書いてもユーザーのためにならないですし、競合との違いも出せないのでライバルになかなか勝てないと思います。
なので、少しでも「同じキーワードでもこれは自分のサイトにしかない!」という要素を入れたいところです。

そういう意味では、この記事はSEOコンサルタントへのインタビューという点で独自性が出せていますね!

既にライバルがたくさんいるトピックだと、独自性を出していくのってかなり難しそうです……。
なにかヒントをもらえないでしょうか!?(泣)

山口:
競合の上位化コラムでも、細かく見ていくと案外情報が完璧じゃないことがあります。
そこにヒントがありますよ!

たとえば、本来ならばA→B→Cという順番で言及すべきところを、A→Cで言及して、あいだのBが抜けているということはたまにありますね。
そういうときにBの内容を書き足してあげると、独自性は少し出せます。

そこに書いていない情報を見出す必要があるので、読解力や想像力が必要な作業ではありますが、ぜひチャレンジしてみてください!

ポイント⑧E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を意識する【重要度:★★★】

山口:
独自性以外にもぜひ押さえたいポイントがあります。
Googleがページの品質を評価するための項目として公表している、『E-A-T(専門性・権威性・信頼性)』というものも大切ですね。

『専門性』は、そのページが何か特定の分野の情報に特化していること。
『権威性』は、「どんなサイトで誰が言っているのか」という権威をもっていること。
『信頼性』は、その情報や発信者、サイトが信頼できるものであること。

この3つを押さえていると、Googleからは「品質の高いページだ」と評価されますし、結果的にユーザーからも評価してもらえるものになります。

『専門性』はなんとなくイメージできますが、『権威性』『信頼性』を高めるには具体的にどんなことをすればよいのでしょうか?

山口:
簡単な例でいうと、権威性を高めるためには「誰が発信している情報なのか」が大事なので、そのサイトを運営している会社や記事のライターの情報を公開するという方法があります。
そして信頼性を高める方法としては、たとえば厚生労働省や気象庁といった信頼のおけるサイトから適切に情報を引用することが挙げられます。

しかし、今紹介したものはいずれも数多くある方法のうちのほんのひと握りです。
E-A-Tについてはとても奥が深く、この記事では語りきれないので、別の記事で改めて解説しますね。

ポイント⑨掲載する情報の鮮度を常に保つ【重要度:★★★】

「どんな情報を扱うか」「どんな人が発信しているか」もGoogleは見ているんですね……!

山口:
そうなんです。
そして「情報」という話でいうと、コラムで取り扱う情報の鮮度もとても大切です。

ペルさん:
「情報の鮮度」はニュース記事とかだと確かに大切なイメージがあるんですが、SEOライティングでも大切なんですか?

山口:
もちろんです!
情報が古いと、本当は別で新しい情報があるのに、ユーザーに昔の情報を渡すことになってしまいます。
そうなるとユーザーのためにならないですし、やはり検索エンジン側からも低い評価をつけられる傾向がありますね。

なので、初めてそのキーワードでライティングするときに最新の情報を載せるというのはもちろん、定期的に加筆・リライトを行って、昔の記事をアップデートする必要があります。

ライティングしたものをアップしたら、それで終わり……ではないんですね。

山口:
そうですね。どんな情報でも必ず鮮度はあるので。
たとえば、今から3年前はコロナが流行っていなかったので、当時と今とでマスクの概念ってかなり違いますよね。
マスクの着用が当たり前になったということ自体もそうですし、マスクの種類や専用のアクセサリーなど、ほんの3年前にはまだなかったものも今はたくさんあります。

……ここまでの大きな違いではないにせよ、大なり小なり情報に鮮度はあるので。
一度書き上げてアップしたコラムも、こまめにチェックして、必要に応じてアップデートするように意識してみてください。

ライティングが終わったあとの工程で大切なポイントは?

SEOライティングについて、かなり詳しく聞けたと思います……!
これをマスターすれば検索順位1位も夢ではないんですね。

山口:
あ、ちょっと待ってください!
今お話ししたのは、あくまでもライティング作業で押さえておきたいことです。
ライティングのあとは、実際に文章をアップする作業もあって、そこでも上位化のために押さえたいポイントはありますね。

そ、そうなんですね……!
ぜひぜひご教示いただきたいです!!

山口:
アップ作業に関してもいろいろポイントはありますが、ライティングした文章にかかわる内容でいうと以下の3つは最低限押さえたいところです。

  • タグを適切に使う
  • noindexをつけた場合はアップ時に外す
  • 行間や装飾のデザインを工夫する

まず、タグの記述が間違っていたら表示も崩れてしまうので、当たり前ではありますがタグはミスのないように使う必要があります。

また、一旦書いた文章をテスト的にアップするときには「noindex」というものを設定して検索エンジンに引っかからないようにするのですが、ここでも注意が必要です。
noindexをつけたままにしてしまうとそのページはずっと検索エンジンに見つけてもらえなくなってしまうので、最終的には忘れずに外しておかなければいけません。

そして、行間やhタグの色・サイズといったデザインの部分もこだわりたいところです。
たとえば、行間が狭くてキツキツの文章だと読みづらいですし、hタグの見出しが本文と同じ大きさだったら、どこまでが見出しでどこからが文章なのかわからないですよね。
せっかく書いた文章が上位化しても、ユーザーに「読みづらいな」と思われて途中で離脱されてしまったら意味がないので……。
見た目の面にもしっかりとこだわって、読みやすいデザインを心がけることもとても大切なんです。

今のお話、すごく大事ですね!
結局SEOって、1位をとることが目的ではなく、それはあくまでも通過点なんですね。
上位化したコラムをユーザーに読んでもらって、読んで「いい記事だなぁ」と思って、お問い合わせしてもらうことが目的なので。
上位化はもちろん必要ですが、そのうえで呼び込んだ人たちを逃がさないようにする工夫も必要なんですね。

山口:
コラムはやっぱり流入の窓口でしかないんですよ。
そこからユーザーが製品のページに遷移したり、お問い合わせしたり……という、各々が定めたゴール(コンバージョン)まで誘導することで初めて成果につながるので。
そのためにこだわろうと思えば、いくらでもこだわれるポイントがありますね。

SEOライティングは初心者には難しい!?

ここまでで教えていただいたことを全部やって、やっとSEOの入口に立てるんですね。
たくさんポイントがあるので、初心者はかなり修行が必要かもしれません……!!

山口:
「全部守らなくちゃ」と思ってガチガチにルールを固める必要はありませんよ。
おっしゃる通り、まったくの初心者の方が、今日教えたことをいきなり全部守るのは難しいと思います。

そうではなく、今日教えたポイントのいくつかを「ある程度の補助」だと捉えていただければよいかなと。
何もないまっさらな状態で始めるよりは、たとえば「キーワードをタイトルや見出しに入れる」「代名詞を多用しない」という補助線があったほうがやりやすいですよね。

なので、まずはライティングのルールをガチガチになりすぎない程度に決めて、それに沿ってライティングを始めてみましょう。
最初は、上位化している競合の真似っ子でもいいと思うんですよね。
それでもし順位がついたら喜べばいいし、思うような順位にならなかったら原因を分析して改善していけばいいんです。

いわゆる『PDCAサイクル』というものですね。
……確かに、最初から完璧を目指そうとしなくても始めること自体はできますよね。
そのあと徐々にレベルアップしていくという方法なら、初心者でもできそうです!

山口:
実は、ランクエストのライティングチームが手がける記事でも、しょっぱなから1位をとることはまずないんですよ。
分析・改善を重ねることで、時間をかけて徐々に成果が出ていくことが当たり前の世界だということです。

もし思うような順位がとれなくても落ち込まずに、どんどんライティングの技術を磨くとか、既に投稿したコラムをレベルアップさせる方向で動いていきましょう!
そのほうがメンタル的にもよいですしね。

具体的なランクエストでの事例

【成功】リライトを重ねた結果、1年でPV数0→3,000に!

ちなみに、今回お伺いしたポイントはもちろんランクエストの現場でも意識されていることだと思うのですが……
「ここに気をつけてライティングしたら実際にこんな成果が出た!」という事例はありますか?

山口:
もちろん、めちゃくちゃありますよ!

たとえば、とある合宿免許の教習所を運営されているお客様の事例だと、コラムページの流入数だけでも1年間で月間0PVから3,000PVまで伸びました!

それはすごい…!
いったい、どんな施策をされたんですか?

山口:
最初にコラムページを量産していって、そのあとに既存のコラムを加筆・リライトしていくことで徐々に順位を上げていきました。

始めて最初の3~4か月はなかなか順位もつかずPVも増えないので我慢の時期でしたが、そこからくじけずに加筆・リライトを重ねることでこのような結果になりました!

ちなみに、このようなケースは特定のお客様に限らず、ランクエストにご相談いただいているお客様の7~8割は同様の施策で同じような結果が出ています。

ペルさん:
やっぱり情報の更新は大切なんですね…!
0PVからでもこんなに成果が出ると聞くと、頑張ってみようという気持ちになれますね。

似たようなケースが多いということですが、これはお客様の業界・業種問わずでしょうか?

山口:
そうですね!
ライバルがあまりいないニッチな業界はもちろん、なかなかSEOが激化しているような業界でも同様の事例がたくさんあります。

ペルさん:
すごい……!
それはもう、コンサルタントとしての山口さんの実力ですね!

山口:
そうです、僕の実力です!
……と言いたいところですが(笑)、やっぱりライターのみなさんの力がなければここまでの結果は出せなかったと思いますよ。
おっしゃっていただいたように、僕のディレクションも一因ではあるかもしれませんが、それだけでは不十分ですね。

たとえば文中に誤字・脱字や日本語の崩れがあると高品質なコラムとはいえないので、そこはライターの手腕ですね。
そして、よりユーザーファーストな目線で見出しやタイトルなどをライターが考えてくれたおかげなんだな、というのはすごく思っています。

【過去の教訓】量産を優先した結果、1記事ごとの網羅性が低くなってしまった

ちょっと聞きにくい質問なのですが……
逆に「頑張ってみたけどこれは思うようにいかなかったなぁ……」という事例はありますか?

山口:
1年ぐらいサービスをやっているので、そのなかでなかなか思うようにいかなかったという事例もあります。

最初の頃は1キーワード・1テーマでライティングしていたんですよ。
たとえば、「○○のメリット」のコラムってだいたいは「○○のデメリット」も一緒に記載していると思うんですが、メリットとデメリットでそれぞれコラムを分けていました。

これは、「1ページあたり500文字でも1,000文字でもいいからとりあえず書いて量産していこう!」という意図でやっていたんですね。
でも、そんなに短いコラムだと結局、網羅性もオリジナリティも出せないので評価もあまりつかなかったんです。
それでも一応、ニッチな業界ではある程度効果が出たのですが、競合性が高い業界だと通用しませんでしたね。

……なので、現在のランクエストでは当時の失敗を活かし、網羅性・オリジナリティを重視したボリュームのあるコラムをライティングしています。

ペルさん:
今の成功の裏には、そんな歴史もあったんですね。
過去のお話からもやはり今回教えていただいたポイントはとても大切だったんだなということがわかって、非常に興味深いです……!

山口:
そうですね。
SEOの明確な答えは誰にもわからないので、手さぐりでやる側面が非常に大きいですが、ある程度の勝ちパターンというものもあるので。
過去の失敗例からも原因を分析して、ノウハウを確立できたことで今があります。

SEOライティングについて最後にコンサルタントからのメッセージ

本日はとても詳しいお話を教えていただいてありがとうございました!

途中のお話にもあったように、今回教えていただいたポイントを少しずつでも意識していけばSEOライティングはできるのかなと思います。
でも、そのうえでも山口さんのようなコンサルタントの方がいらっしゃって、ランクエストというサービスにSEOをお願いするという選択肢もあるわけですよね。

……ズバリ、自分でSEOライティングを行うのと、ランクエストに依頼するのとではどんな違いがあるのか、最後に教えてもらってもいいでしょうか?

山口:
SEOの知識やライティングの品質、そしてお客様に寄り添う体制は、どこにも負けないと言ってもいいと思います!!

今回お話しさせていただいたように、SEOは非常に多くの知識が必要になる分野ですし、当然、高品質なライティングを行うのにも手間がかかります。
しかしランクエストにご依頼いただければ、キーワードの分析から記事構成の作成、そしてライティングからアップ作業まですべてこちらで対応可能です!
SEOの知識に長けたコンサルタントがお客様のSEO施策をサポートし、ライター部隊がライティングを行うので、お客様の負担を大幅に削減できます!

手間をほとんどかけずに、最新のSEO知識をもとにした施策ができるので、「SEOを始めたいけどこんなにいろいろ意識してライティングする余裕はない!」という方にはぜひおすすめしたいです。

ペルさん:
「大変そうだけど、まずは自分でライティングしてみたい!」という意気込みでチャレンジするもよし、
「最初から確実に効果を出したい!」と思うのであればランクエストに相談するもよし、ということですね!

私はまずはライティングを頑張ってみようと思います。
もしダメだったら相談させてください(笑)

山口:
もちろんです!
徹底的にサポートするのでいつでもご相談ください。

ペルさん:
改めて、本日はありがとうございました!

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