ホームページのCVが増えなくてお悩みではありませんか?
Googleの検索結果でホームページを上位表示できれば、CV獲得のチャンスが増えます。
しかし、上位化で得られる効果が漠然としか分からず、「本当に意味があるのかな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ホームページを上位表示させると得られる効果と、実現するための方法を紹介します。
目次
ホームページを上位化させることで得られる効果
ホームページをGoogleで上位表示すると、下記3つの効果が得られます。
ホームページを上位表示することで得られる効果
- 認知度の拡大につながる
- 流入数を増やせる
- 集客力が安定する
それぞれ詳しく解説します。
認知度の拡大につながる
Googleの検索エンジンは、消費者が商品やサービスを検討する際によく利用されるツールです。
そのため上位表示できれば、自社のホームページが消費者の目に止まりやすくなり、認知度の拡大につながります。
また、信頼性の向上やブランディングにも有効です。
事業の関連キーワードで網羅的に上位化できれば、同一の消費者が異なる経路でホームページに流入する回数が増えます。
事業の代名詞であると印象付けられ、競合とも差別化しやすくなります。
流入数を増やせる
Googleの検索エンジンは、上位に表示されているホームページほど、クリックされる確率が高くなります。
海外のSEO会社『First Page Sage』が2025年4月に公開した、検索順位とクリック率のデータでは、以下のような結果がわかりました。
検索順位とクリック率の関係性
順位 | クリック率 |
1位 | 39.8% |
2位 | 18.7% |
3位 | 10.2 |
参考:Google Click-Through Rates (CTRs) by Ranking Position in 2025|First Page Sage
上記を見ると、ホームページをGoogleの検索結果で上に出すことができれば訪問者数の増加につながることがわかります。
また、検索エンジンから流入する消費者は、課題解決や情報収集、商品の購入など、目的が明確なユーザーが多い傾向にあります。
自社の商品やサービスに興味がある可能性も高く、問い合わせや購入などのCVを獲得しやすいのが特徴です。
多くの関連キーワードで上位表示できれば、質の高いユーザーの流入数を効率的に増やせるようになります。
集客力が安定する
真っ当なSEO対策を行っていれば、一度上位化したホームページの順位が急落する可能性は低いでしょう。
したがって、成功すれば中長期的に安定した集客が見込めます。
ただし、SEO対策のトレンドは変動が激しく、Googleのアップデートによって順位が上下することもあります。
そのため、日常的な情報収集と継続的な対策が必要です。
また、アクセス解析や競合分析を定期的に行い、現状を把握することも大切です。
分析に基づき、コンテンツの更新やホームページの改善、新規施策の実行などを継続して行うことで、初めて安定した集客力が得られます。
しかし、これらを行うには多大なリソースが必要で、専門的な知識や経験も求められます。
内製化すると負担が大きいため、難しい場合はマーケティングのプロに任せるのがおすすめです。
ホームページが上位表示されるまでの期間
Googleは、ホームページが上位表示されるまでに、4ヶ月〜1年程度の期間を要すると公表しています。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。 |
しかし、自社のドメインに対するGoogleの評価によっても上位化までの速度は変わるため、1年以上かかることも珍しくありません。
したがって、SEO対策は時間がかかる施策であると理解したうえで、粘り強く取り組む必要があります。
良質なコンテンツを継続して作成し、検索エンジンから評価を得られるようにホームページを育成しましょう。
▽あわせてご覧ください
コンテンツSEOで効果が出るまでの期間は?成果を出すコツも解説
SEOで上位表示させるための方法
SEOで上位表示させるためには、大きく下記4つの施策が必要です。
ホームページを上位表示させるための施策
- キーワードを選定する
- コンテンツを作成する
- 内部対策を最適化する
- 外部サイトから被リンクを獲得する
それぞれ詳しく解説します。
キーワードを選定する
キーワード選定とは、検索エンジンで上位表示させたいキーワードを決めることです。
検索ボリュームが大きいキーワードほど、多くのユーザーにリーチできる可能性が高まります。
しかし人気のキーワードは競合性も高く、上位表示が難しいため、新規参入のホームページがすぐに勝ち上がるのは困難です。
したがって、検索ボリュームと競合性を確認し、上位表示が狙えるキーワードを選定することが大切です。
検索ボリュームや競合性は、Googleキーワードプランナーやラッコキーワードなどのツールで確認できます。
また選定の初期段階では、先入観なくできるだけ多くのキーワードを洗い出しましょう。
対策が必要なキーワードの全体像を把握できるため、その後の施策がスムーズに進みます。
コンテンツを作成する
Googleの検索エンジンでは、ユーザーのニーズを満たす良質なコンテンツが上位表示されます。
そのため上位化には、ユーザーの検索意図を理解し、ピンポイントで訴求できるコンテンツを作成することが大切です。
ユーザーニーズを満たすコンテンツは、下記の流れで作成します。
ユーザーニーズを満たすコンテンツを作成する流れ
- 選定したキーワードで検索するユーザー像を明確にする
- 設定したユーザーが欲している情報を洗い出す
- 満足度を高めるために必要な内容を考える
- コンテンツの構成を作成する
- 本文を執筆する
検索意図から逆算し、情報を整理しながら作成すれば、最後までブレずに執筆可能です。
ユーザーが求める情報を抜け漏れなく記載し、競合と差別化できる魅力的な打ち出し方をすれば、自然と上位表示につながるでしょう。
内部対策を最適化する
SEOの内部対策とは、ホームページ内の構造やコンテンツを対象に行う施策のことです。
下記3つの施策を中心に行います。
内部対策の種類
クローラー対策 | Googleの検索ロボット(クローラー)が、ホームページの中を回遊しやすいように構造を最適化する。内部リンクを最適化する、リンクをアンカーテキストで設置するなど施策を行う。 |
インデックス化 | 自社のホームページが、検索エンジンのデータベースに登録されるように対策する。XMLサイトマップの作成・送信、Googleサーチコンソール経由のインデックス申請などを行う。 |
ユーザビリティの向上 | ユーザーがストレスなく閲覧できるように、ホームページを最適化する。ページの表示速度向上やデザインの改善、モバイルフレンドリー対応などの施策を行う。 |
ホームページの規模が大きくなるほど、内部対策の重要性は増します。
定期的にアクセス解析を行い、クローラーとユーザーの両方が見やすくなるように調整しましょう。
外部サイトから被リンクを獲得する
被リンクとは、外部のWebサイトに自社のホームページに向けたリンクを貼ってもらうことです。
Googleは被リンクの獲得が有効な施策であると公言しているため、対策すれば上位表示されやすくなります。
ただし、被リンクは質が重要視されているため、大量に獲得すればよいわけではありません。
被リンクを購入したり、自作自演したりすると、ペナルティを受ける可能性もあります。
下記のような被リンクを獲得することで、初めて検索順位の向上が期待できます。
ホームページの上位化に貢献する被リンクの特徴
- ページ同士の関連性が高い
- 適切なaタグで記述されている
- 被リンク元の信頼性や権威性が高い
自然に被リンクが増えるように、質の高いコンテンツを継続的に作成しましょう。
ホームページ上位化の効果を最大化するには?
上位表示は集客力を高める施策であるため、CVを獲得する工夫を怠ると、成果につながりません。
CTAの導線設計やページの読み込み速度の改善など、検証と改善を繰り返しながら適切な施策を打つ必要があります。
しかし、すべてのホームページで同じ施策が有効なわけではないため、客観的に現状を把握することが大切です。
ランクエストでは、SEO無料診断を行っているため、上位表示後の成果が最大化できていないと感じている方はお気軽にご相談ください。
CTAを適切な位置に設置する
CTAとは「Call to action」の略で、マーケティング業界では「行動喚起」を促すテキストやボタン、バナーなどを意味します。
CV(コンバージョン)は、ホームページ運営の「最終的な目標」のことです。
問い合わせの獲得や商品購入など、運営者が設定した目標を指します。
CV数の増大には、CTAの数を増やすことが有効です。
ユーザーの目に触れる機会が増え、行動を起こしやすくなります。
ただし、闇雲に設置しても説得力は生まれないため、コンテンツとの関連性や文章の流れを意識して設置することが大切です。
ほかにも下記のような点を意識し、効果的なCTAを作成しましょう。
CTA作成のポイント
- 設置位置・サイズ・色が目立つか
- 目的が明確で行動を喚起するテキストになっているか
- すべてのCTAで色や形が統一されているか
実際に記事にCTAを設置したうえで、端末でも適切なデザインかどうか確認することをおすすめします。
ページの読み込み速度を改善する
ページの表示速度は、ユーザーの利便性に直結する要素です。
素早く表示されるWebページは、閲覧時のユーザーのストレスを抑えることが可能です。
離脱率の低下や信頼性の向上など、さまざまなメリットが得られ、行動喚起もしやすくなります。
また、Googleの評価指標にも組み込まれており、改善すれば上位表示にもつながります。
ページの読み込み速度は、下記3つのツールで確認可能です。
ページの読み込み速度を確認できるツール
- PageSpeed Insights
- Googleアナリティクス
- Lighthouse
いずれも無料のツールなので、それぞれ試したうえで使いやすいものを選ぶことができます。
確認した結果、数値に異常があれば、下記のような施策で改善しましょう。
ページの読み込み速度を改善する施策
- HTML・CSS・JavaScriptの軽量化
- 遅延読み込みの実装
- 不要なJavaScriptの削減
- 画像の最適化
- ブラウザキャッシュの活用
- AMPの実装
ホームページの上位表示にかかる費用
SEO対策にはさまざまな施策があるため、依頼内容によって費用が異なります。
施策別の費用相場を表にまとめました。
SEO施策の費用相場
SEO対策の種類 | 費用相場 | 施策内容 |
SEOコンサルティング | 15万~100万円程度/月 | 総合的なSEO対策のサポートやコンサルティング |
SEOサイト設計コンサルティング | 20万~100万円程度 | SEOに特化したホームページの構築・支援、内部対策・テクニカルSEOなど |
コンテンツSEO | 15万~50万円程度/月 | コンテンツの作成、更新などによる最適化など |
内部SEO | 15万~100万円程度/月 | ホームページの内部構造を整える |
外部SEO | 10万~50万円程度/月 | 被リンクやサイテーションの獲得 |
オウンドメディア支援SEO | 30万~100万円程度/月 | オウンドメディアサイトのSEO対策 |
サイトリニューアルSEO | 100万~500万円程度 | 新規サイトの立ち上げに伴うSEO |
インハウスSEO | 30~100万円程度/月 | SEO対策内製化の支援 |
施策内容により相場や内容も異なるため、自社に必要な施策を見極めて依頼することが大切です。
SEO対策の費用相場について、詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
SEO対策の費用相場はどのくらい?外注に依頼する場合の見積もり項目と選び方を解説|相場の早見表と事例あり
ホームページを上位化させるならランクエスト
SEO対策にはさまざまな方法があるため、ホームページの上位化には自社に最適な方法を見極める必要があります。
いずれの施策も相応の手間や専門的な知識・技術も求められます。
そのため、自社で取り組むのが難しい場合は、SEOのプロに任せるのも一つの手です。
ランクエストでは、ホームページの上位化に悩むさまざまな企業様のお悩みを解決します。
下記のような豊富な実績があり、初めてSEO対策を依頼する方でも安心してご利用いただけます。
ランクエストの実績
- 取引社数4,300社以上
- 19,288のキーワードで上位3位以内獲得
- 平均検索流入UP率794%
また、多くのSEO会社が1位を狙う「SEO対策」で自社のホームページを2024年から1位に表示させるなど、確かな実力を有しています。
専任のコンサルチームが戦略のプランニングから施策の実行までワンストップで対応。
SEO対策を丸投げできるため、知識がなくても安心してご依頼いただけます。
新規でホームページを立ち上げる、長年SEOに取り組んでいるものの成果が出ないなど、あらゆるお悩みを解決いたします。
ご相談は無料ですので、自社のホームページの上位化を目指す方は、ぜひお気軽にご相談ください。
問い合わせから上位化までの流れ
SEO会社によって、ホームページを上位化するためのサービス内容は異なるため、ここでは、株式会社ecloreが提供する「ランクエスト」を例に挙げて、利用時の流れを紹介します。
SEOサービス問い合わせ~上位化までの流れ
- 無料相談
- ご提案
- ご契約
- 施策の実行(内部対策・コンテンツ制作)
- 上位化
まずは、お電話やメールにてお問い合わせいただき、専門のSEOコンサルタントが現状やお悩み、目標などのヒアリングを行います。
このときのヒアリング内容を基に調査を行い、後日コンサルタントから施策を提案します。
ここまでは、完全に無料です。
施策内容とお見積もりに納得いただけたら、契約に移ります。
万が一ご希望に添えない場合は、お断りいただいても問題ありません。
ご契約後は、内部対策やコンテンツ作成、ページ構成案の作成など、必要な施策を網羅的に実施します。
そのほか、順位計測やレポート作成などを継続的に行い、月次ミーティングで結果を報告いたします。
上位化したあとも売上増大まで伴走する体制が整っているため、目的達成に向けて安心してご利用いただけるはずです。
ホームページの上位化からCV増につながった事例紹介
ランクエストをご利用いただき、ホームページの上位かと売上の拡大を果たしたお客様の事例を、3社紹介します。
地域KWで1位に表示させ、問い合わせ数が2倍に増加!
神奈川県海老名市にある、ダイエットやボディメイクを目的としたパーソナルジム「Zilch(ヂルチ)」様です。
地域密着型のサービスを提供しているものの、検索順位が「海老名パーソナルジム」で3位と、オンライン集客に課題を抱えていました。
そこで、下記の3つの施策を実施しました。
- TOPページの改修(UI/UXの改善とSEO最適化)
- 内部対策の強化(サイト構造の見直しとEEATの向上)
- コンテンツ掲載(ブログ記事とFAQの充実
検索意図に沿った情報の追加、ターゲットが求める情報発信を行ったことで、ユーザーの滞在時間の増加や満足度の向上を図りました。
ローカルビジネススキーマなどの構造化マークアップなど、地域集客に有効な内部対策も実行し、下記の結果が得られました。
- 「海老名パーソナルジム」で3→1位に上昇
- サイトの月間訪問数が1.8倍増加
- 問い合わせ数が約2倍に増加
- ユーザーの平均滞在時間が35%向上
ユーザー満足度の向上と、地域SEOにフォーカスした施策がはまり、上記の結果が得られました。
「Zilch(ヂルチ)」様の事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
予約フォームの問い合わせ数は約6倍、電話クリックは約4倍に!
東京都の明大前駅前にある歯科医院「さくら歯科」様です。
「明大前 歯医者」で順位が低下したものの、リソース不足でホームページが更新できないという悩みをお持ちでした。
ランクエストで下記の施策を実行し、課題解決に努めました。
- SEOプランニング
- サイトリニューアル
- コラム施策
綿密なプランニングの基、適切な戦略策定を行い、デザイン性とユーザビリティの向上を目的としたリニューアルを実施しました。
症例写真の追加、安心感を与えるテイストのコラム作成など、YMYL領域であることを考慮して施策を行い、下記の結果が得られました。
- サイトの月間流入数が1年で約8倍増加
- 予約フォーム経由の問い合わせ数が約6倍増加
- 電話クリック数が約4倍増加
サイトリニューアルによってユーザー体験が向上したことで、流入数に伴い、CV数の増加にも成功しました。
新規顧客開拓に大きな結果を残すことができ、「SEOを見る目が変わる」と嬉しいお声もいただいております。
「さくら歯科」様の事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
複数KWで1位に表示させ、アクセス数・問い合わせ数ともに右肩上がり!
高齢者施設向け調理済み食材配達サービスを運営する「センターミール株式会社」様です。
サービスのさらなる認知度拡大と、新規取引先の開拓を目的にランクエストにご依頼いただき、下記の施策を実行しました。
- ホームページの内部修正
- コラムコンテンツの作成
- 記事のアップデート
- TOPページの改修
- 問い合わせフォームの修正
内部構造の修正によるクローラビリティの最適化、お役立ちコンテンツの執筆による専門性の向上を中心に施策を実行しました。
また、TOPページでサービスの強みを十分にアピールできていないことに課題を感じ、デザインを含めたリニューアルを行いました。
お客様からユーザー目線の意見も出していただけたこともあり、下記の結果が得られました。
- サイトの流入数が150%以上UP
- 上位化を希望していたキーワードで複数1位を獲得
SEOとユーザー体験の両軸から施策を展開したことで、ホームページをCV獲得ができるツールに成長させられました。
「センターミール株式会社」様の事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
ホームページがGoogleの検索結果で上位表示できれば、認知度の向上や集客力の安定が見込めます。
上位化するために、SEO対策を理解し、下記の施策を実行することが重要です。
- 適切なキーワード選定
- 高品質なコンテンツの作成
- 内部対策
- 被リンクの獲得
また、CTAの設置やページの読み込み速度改善など、CV数を増加させるための施策も大切です。
適切に行えば、上位化の効果を最大化させられます。
ランクエストでは、15年以上SEOサービスを提供してきたノウハウを活かし、企業様の課題にあわせた施策を実行できます。
狙ったキーワードでの上位表示はもちろん、売上増大まで伴走する体制が整っているため、お悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。