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コラム

URLの正規化とは?設定方法や注意点を解説

 

URLを正規化すると、内容が類似しているページのSEO評価を、1ページに統合できます。設定すればクローラビリティやユーザビリティが向上するため、Webサイト運営では必須の施策です。

しかし、URL正規化の概要や必要な理由について、わからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、URL正規化が必要なケースや設定方法について解説していきます。

重複ページの扱いに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

SEO対策とは?具体的な施策手順や注意点を解説

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    URL正規化とは?

    URL正規化は、異なるURLの同一ページが複数ある場合に、SEO評価を1つのページに集約させることです。

    SEOを行う上で重要な施策で、canonicalタグや301リダイレクトを使用して実装します。

    URL正規化が必要な理由

    URL正規化が、必要な理由は以下の3つです。

    • SEO評価の分散を避けるため
    • クロール効率の低下を防ぐため
    • 重複コンテンツを避けるため
    • アクセス解析の手間を減らすため

    それぞれ詳しく解説していきます。

    SEO評価の分散を避けるため

    URL正規化を行えば、SEO評価を1ページに集約できます。

    たとえば同一ドメインのサイト内に、内容が同じもしくは類似しているページが複数存在するとします。何も対策を講じないと、検索エンジンはどのページを優先して判断すべきかわかりません。そのため、意図していないURLが、上位に表示される可能性があります。

    しかしURLを正規化すると、検索エンジンに評価してほしいURLを伝えられます。結果として、アクセスや被リンク獲得などによるSEO評価を1ページに集約できます。

    クロール効率の低下を防ぐため

    Googleの検索エンジンは、URL単位でページを認識しています。そのためURLを正規化していないと、同じ内容のページもそれぞれ別のものとして認識します。つまり、同じ内容のページを複数回クロールすることになるのです。

    クローラビリティが低下するため、重要なページがインデックスされないなど、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。URLの正規化を行い、不要なコンテンツがクロールの対象になるのを防ぎましょう。

    重複コンテンツを避けるため

    重複コンテンツは、悪意のある目的で意図的に作られた同一内容のコンテンツを指します。他意はなくても、順位を大きく落としたり、インデックスから削除されたりする可能性があります。

    またペナルティを受けなくても、ユーザビリティの低下を招きます。URLを正規化すれば、重複コンテンツの判定やユーザビリティの低下を防げるため、必ず行いましょう。

    アクセス解析の手間を減らすため

    URLを正規化すると、アクセス解析の手間を大幅に減らすことができます。同じページを指す複数のURLが存在すると、アクセス解析が複雑になり、正確なデータを得るのが難しくなります。

    たとえば、地域やデバイス、プロトコル(HTTPとHTTPS)の違いによって異なるURLが存在すると、個別にデータを解析しなければなりません。

    URLを正規化することで、異なるURLを1つの正規URLにまとめられます。この方法によって、解析対象が1つのURLに統一されるので、アクセスデータを簡単に解析できます。より正確なデータを得られるため、アクセス解析の手間が大幅に減ります。

    また、正規化されたURLはGoogleのインデックス登録においても非常に重要です。Googleは正規URLをメインとして評価し、検索結果に表示されるページのパフォーマンスを正確に追跡します。

    URLの正規化を行うと、アクセス解析が効率化し、適切にSEOの効果測定を行えるようになります。

    参照:正規化とは|Google検索セントラル

    URL正規化が必要なケース

    URL正規化は、以下3つのケースで必要です。

    • 異なるのURLの同一ページが存在する
    • PCページとスマホページを分けている
    • 動的パラメータが存在する
    • 計測用パラメータが設定されている

    それぞれ詳しく解説していきます。

    異なるURLの同一ページが存在する

    Webサイトでは、異なるURLの同一ページが自動生成されることがあります。たとえば、以下のようなケースです。

    • http://example.com/
    • http://example.com
    • https://example.com/
    • https://example.com/index.html/
    • https://www.example.com/

    上記は「www」やSSL化、末尾の「/」の有無などの違いがありますが、どのURLも同じページにアクセスします。そのままにしておくと、ユーザビリティやクローラビリティが低下するため、正規化を行いましょう。

    PCとスマホでページを分けている

    PCとスマホページを分けている場合、検索エンジンからそれぞれ別のページとして認識されます。Googleは現在、モバイルページをSEO評価の対象としているため、スマホ用のURLを正規化しましょう。

    またスマホページを新規作成する場合は、デバイスの画面幅に応じてレイアウトが切り替わる、レスポンシブデザインがおすすめです。

    正規化の手間がなく管理もしやすいため、余裕がある場合はリニューアルも検討しましょう。

    動的パラメータが存在する

    動的パラメータとは、Webサイトが表示される条件によって変更される以下のようなURLのことです。

    http://example.com/index.php?id=●●

    動的パラメータを含むURLでは、ページに辿り着いた条件に応じて、「●●」の部分が変更されます。サイト内検索の検索結果のページなどでよく利用されます。

    自然に発生した動的パラメータによる重複ページは、ペナルティの対象になることはありません。

    しかし、内容が同じページが多数存在する場合、SEO評価が分散する可能性があります。必要に応じて、URLを正規化しましょう。

    関連記事:SEO対策を外注するメリットは?外注すべきタイミング、業者の選び方、費用を解説

    計測用パラメータが設定されている

    計測用パラメータは、アクセス解析に必要な情報をページから取得するための変数で、URLの末尾に記述します。下記は、よく利用されるGA4の計測用パラメータを使った例です。

    http://example.com/?utm_source=newsletter

    計測用パラメータによる重複ページが、ペナルティの対象になることはありません。しかし、正規化していないとクロールバジェットの低下やSEO評価の分散など、さまざまな不具合につながります。

    パラメータが付与されるURLの正規化は、2022年3月まではGoogleサーチコンソールから設定できました。現在はサービスが終了しているため、対策していない方はcanonicalタグを使って対処しましょう。

    URL正規化の方法

    URL正規化は、以下のいずれかで設定します。

    • 301リダイレクトを使う
    • canonicalタグを使う

    それぞれ詳しく解説していきます。

    301リダイレクトを使う

    301リダイレクトとは、特定のページにアクセスした際に、指定したURLに永久転送する仕組みです。サーバーの動作をディレクトリ単位で制御する、.htaccessファイルに、専用の記述を追加して実装します。

    301リダイレクトで、不要なURLに対するアクセスを評価してほしいURLにページに転送することで、URL正規化が可能です。301リダイレクトを使うと、ユーザーに不要なページを見せなくて済むため、ユーザビリティが向上します。

    canonicalタグを使う

    canonicalタグは、検索エンジンに評価してほしいURLを伝えるためのHTMLに記載するコードです。不要なページのheadタグ内に、以下の記述を追加すれば、URLが正規化できます。

    <link rel=”canonical” href=”評価してほしいURL”>

    canonicalタグでのURL正規化は、以下のようなユーザーには見せたいものの、評価は1つに集めたいページに向いています。

    • 内容が類似しているが、少し異なるページ
    • ページ分割しているコンテンツ

    URL正規化は、301リダイレクトとcanonicalタグのどちらで設定しても間違いではありません。正規化しないページをユーザーに見せる必要があるかどうかで、適切な方を選びましょう。

    URL正規化の確認方法

    URLの正規化は、下記いずれかの方法で確認できます。

    • Googleサーチコンソールで確認する
    • リダイレクトチェックツールで確認する

    それぞれ詳しく解説していきます。

    Googleサーチコンソールで確認する

    Googleサーチコンソールでは、下記の流れでURLの正規化を確認できます。

    1. Googleサーチコンソールを開く
    2. 「URL検査」からURL正規化の設定をしたURLを入力して検索
    3. 「ページのインデックス登録」をクリック
    4. 「ユーザーが指定した正規URL」を確認する

    「検査対象のURL」と表示されていれば、正規化は成功です。失敗している場合は、下記のいずれかの表示が出ます。

    • 正規化していないURL
    • エラーメッセージ

    とくにエラーの場合、SEOに悪影響を及ぼすおそれがあるため、内容に応じて都度対応しましょう。

    ただし、Googleサーチコンソールに反映されるまでは数日かかります。すぐに設定が反映されていなくても焦らず、後日改めて確認しましょう。

    リダイレクトチェックツールで確認する

    301リダイレクトを使ってURL正規化の場合、チェックツールでの確認も可能です。使用方法は下記のとおりです。

    1. リダイレクトチェックツールを開く
    2. 301リダイレクトを設定したURLを入力
    3. 「チェックする」をクリック

    「301リダイレクト設定をしています」というメッセージとともに、リダイレクト先に正しいURLが表示されていれば成功です。反対に、下記のような結果になる場合は、失敗しています。

    • 「リダイレクト先」のURLが意図と異なる
    • 「リダイレクトはしていません」と表示される
    • 「302リダイレクト設定をしています」と表示される

    いずれの場合も、設定の見直しが必要です。とくに302リダイレクトは、正規化が成功していると勘違いしやすいポイントなので、注意しましょう。

    URL正規化の注意点

    URLの正規化には、以下2つの注意点があります。

    • 正規化するURLは必ず見直す
    • 反映されるまでに時間がかかる

    それぞれ詳しく解説していきます。

    正規化するURLは必ず見直す

    正規化するURLを間違えると、SEOに悪影響を与える危険があります。誤ったURLを指定すると、意図しないページに評価が加算され、上位を狙えるコンテンツでも正しく評価されないためです。

    また301リダイレクトで正規化する場合、本来見せたいはずのページがユーザーの目に触れなくなります。獲得できたはずのアクセスがなくなり、機会損失にもつながるため、URL正規化を行う際は必ず見直しましょう。

    反映されるまでに時間がかかる

    URL正規化は、設定しても検索エンジンに認識されるまでに時間がかかります。

    Googleのクローラーは不定期にサイトを巡回するため、設定直後にサイトを見にくるとは限らないためです。すぐには反映されないので、しばらく時間をおいて確認しましょう。

    まとめ:URL正規化を行なってSEO評価を向上させよう

    URL正規化を行えば、複数のページのSEO評価を1ページに集約できます。Webサイトでは、意図せず同一内容のコンテンツが複数生成されることがあるため、必ず設定しましょう。

    またURL正規化は、以下2つのいずれかで行います。

    • 301リダイレクトを使用する
    • canonicalタグを使う

    それぞれ性質が異なるため、今回の記事を参考に適切な方法で設定してください。

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