コラム

【SEO リライト】についてSEOの専門家に詳しく聞いてみた

サイトへの流入数が伸びず既存コンテンツのリライトをやることになったが、なにをすればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、SEOのプロであるSEOコンサルタントの鈴木さんに、「ペルさん」がどこよりも詳しく徹底的にインタビューをしています。

SEO業界で14年間、4,200社のコンサルティングを行いノウハウを蓄積してきたSEO会社のコンサルタント鈴木さんがどのような回答をするのか、ぜひご覧ください。

「SEO リライト」について詳しくペルさんが聞く本企画の説明

検索面の上位に表示される数多くの記事は、どれもSEO記事としては秀逸なものの、真に「検索しているあなた」に向き合った記事が少ないということも事実だと考えています。

そこで、「SEO リライト」と調べているあなたが本当に知りたいことはなんだろう?を突き詰めて考え、本当にためになる記事を作ろうとこの企画は生まれました。
実際に検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)になりきり、プロのSEOコンサルタントにインタビューする形式で進行することで、あなたの悩みを解決します。

今回の「SEO リライト」を調べているペルさんのご紹介

想定される検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)が検索した経緯

  • 既存コンテンツのリライトを任された
  • リライトをやるべき記事の選び方を調べている
  • リライトをやる場合の手順が知りたい
  • 具体的にリライトを行う際にはどのような点に注意すればいいか教えてほしい

インタビュー協力者

SEOコンサルティング部 メンバー 鈴木 廉太朗
新卒で人材派遣会社に3年勤務。キャリアアップを目指してランクエストに転職。
過去にはWebライターとしても活躍しており、SEOに関する知識が豊富。
将来的に一流のコンサルタントになることを目指して奮闘中!

実際に「SEO リライト」について詳しく聞いてみた

改めて今日はよろしくお願いします。
さっそくですが、今回自社サイトにすでに公開されている既存コンテンツのリライトをしてほしいといわれたのですが、そもそもリライトってなんでしょうか?

鈴木:
こちらこそ、よろしくお願いします!
そうですね……
そもそもコンテンツSEOは、コンテンツによってSEOを高めていくという施策になるんですね。
なので、コンテンツの質がよくなければ、SEOの効果である「順位を上げる」「サイトへの流入数を増やす」ことが難しいんです。

そのため既存コンテンツの質が悪い場合や、調べたKWに対してユーザーが求めている内容が書かれていない場合には、コンテンツに対する適切なリライトを行わなければなりません。

なるほど……
「コンテンツの質が悪い」というのは、具体的になにを指しますか?

鈴木:
そうですね。結論から言うと、情報の網羅性です。
たとえば「SEO対策とは」というKWで調べたときに、SEO対策のメリットや概要は書かれているものの、実際にSEO対策のやり方が載っていない。
このようなコンテンツは、ユーザーが知りたい情報が足りてないですよね。

Googleからすると、こういう記事は情報が足りてないという判断になって、評価が落とされてしまいます。

SEOでリライトってどうして必要なの?

非常に分かりやすい説明でした!ありがとうございます。
つまり、ユーザー目線でもGoogle目線でも、コンテンツに求めている情報がしっかり入っているかどうかが重要ということですね。

ちなみに、SEOにおいてリライトがなぜ必要なのかについても教えていただけますか?

鈴木:
はい。結論から申し上げますと、既存コンテンツの情報を網羅する必要があるためです。

どのように情報の網羅性を担保しているかというと、ランクエストでは同じKWで検索をしたときに、検索順位として上位に上がっている記事の内容を参考にしています。
なので、上位の記事に含まれている内容が、自分たちの記事に含まれていなければ、追加や修正といったリライトを行う必要があります。

とはいえ、同じような記事がたくさんあることもGoogleは嫌っているので、同じKWでも記事のなかにいろいろな情報が含まれるように、オリジナリティを含めることが重要です。

なるほど……ありがとうございます。
ユーザーやGoogle目線でコンテンツの情報が網羅されていない場合や、コンテンツが悪いと判断された場合は、SEOとして上位化がしづらいからリライトが必要ということですね。

鈴木:
そうですね!

リライトは必ず行うべき?

そうすると、新しい記事を出し続けるよりかは、既存コンテンツのリライトをやったほうがよいということになるんでしょうか?

鈴木:
あ~新規の記事を出すか、リライトをするかについては、結構判断が分かれるところですね……

たとえばなんですけど、既存のコンテンツのSEO順位がそもそも圏外である場合は、ゼロから書き直したほうがよい場合もあります。
ただ、ある程度10位~15位くらいまで順位がついているような、検索欄で2ページ目までに表示されている記事であれば、リライトをしない場合もあります。

理由としては、ある程度順位が付いている記事をゼロから書き直してしまうと、もともとの順位に悪影響を与えてしまう可能性があるんです。
なので、今の順位が底上げされるように、リライトをすることで効果を高めていくほうがいいんじゃないかという意見はありますね。

順位がそもそも圏外すぎる記事は、リライトをしてもあまり意味がないんですね。
ある程度リライトをしなければいけない記事は、冒頭でお話いただいた2ページ目を目安にしたほうがよいということなんでしょうか?

鈴木:
いや、そういうわけでもないんです。
Googleから明確な基準が公表されているわけではないため、そのほかのサイト状況やSEO対策の具体的な目標なども参考にして決めています。

2ページ目に表示されている記事を1ページ目に伸ばしたいとか、50位くらいだけど上位化を目指したいという場合は、リライトを行ったほうがよいかなとは思います。

リライトを行う場合の方法とは?

なるほど。リライトは本当にコンテンツの質によりけりという感じですね。
そもそものお話になるんですが、リライトをやるとなった場合の方法ってなにがありますか?

鈴木:
はい。具体的には、文章を追加する、削除する、修正する、の3つになるかなと思います。
修正に関しては中身の文章もそうですし、見出しの修正も必要であればという感じです。

なるほど。
文字を増やすにしてもどのくらい増やすのか、削るにしてもどのくらい削るのか、みたいな具体的な基準ってあるんでしょうか?

鈴木:
そうですね、これもGoogleが明確に評価基準を明らかにしているわけではないので、あくまで開示されている情報をもとにリライトをするということになります。

これは、ランクエストの場合になるんですけど、情報の網羅性というところはやっぱり押さえておかなければならないポイントだと思っています。
なので、たとえば対策したいKWで検索をした際に、1ページ目に出てくる記事をピックアップして、見出しやどのような内容が書かれているのかを洗い出しています。
それで対象のコンテンツに不足している見出しや内容があれば、追加や修正を行っています。

ただ、SEO効果と文字数って関係ないんですよ。
2,000字であろうが、10,000字であろうが、コンテンツのなかの情報がしっかり網羅されていればGoogleがちゃんと評価をしてくれるんです。

ただやみくもに文章を増やしても意味がないので、どんな内容を詰め込むかという部分が重要になります。

なるほど。
そうすると、増やすこととか削ることの前提に、そもそもの記事の内容として情報がしっかり入っているかが大切なんですね。

鈴木:
そうです。
なので、情報が足りていないのであれば追加しないといけないし、意味が伝わらない文章であれば修正をしなければいけないということですね。

とはいえ、矛盾して申し訳ないですが、先ほどもお話したように、同じような記事が上がるとGoogleからするとよくないんです。
なので、情報の網羅性と同時にオリジナリティも高めていかないといけません。
情報を網羅したうえで、その記事にしかないような専門的な情報とか、ちがった切り口の見出しとかをつけるとよいのかなと思います。

オリジナリティって難しいですね(笑)
ほかの記事にないものを取り入れるって具体的にどうすればいいんでしょうか……

鈴木:
難しいです(笑)
よく「EAT」といわれたりするんですけど、「専門性」「権威性」「信頼性」の3つですね。
この3つを追加することで、オリジナリティを高めるというやり方があります。

たとえば、書いている内容に権威性を持たせるために、国の厚生労働省が出している内容を引用で加える、とかですね。
このEATを加えることで、Googleから評価されやすくなります。

具体的にどう進めていけばよい?

情報を網羅することとオリジナリティも持たせるというこの2つを目指して、リライトをすればよいということですね。
実際にリライトを行うとなった場合に、会社にもよるかとは思うんですがどういう風に進めればよいとかありますか?

鈴木:
そうですね……手順でいくとまずリライトをする記事を見極めることから始めます。

手順①リライトをする記事の見極め

記事の見極め……ですか。

鈴木:
はい。対象のサイトのなかで、ページごとの流入数や、各ページに対しての検索KW、検索結果で何番目に表示がされているか、ですかね。

そのなかで質の低いコンテンツがあった場合に、リライトをしようという判断になりますね。
なので、まずはこの3つを調べることが大切です。

手順②同じKWに対する競合記事の調査

なるほど。リライトを行うべきコンテンツを選ぶところからですね。

鈴木:
はい。それで実際に記事の選定ができれば、同じKWで検索をしたときに上位に表示される記事の調査を行います。

記事の調査って具体的には、なにをしていますか?

鈴木:
そうですね、仮に上位10記事の調査をするとした場合、各サイトの記事に含まれている見出しの内容を抽出します。
そのなかで、自分の記事に足りないものがあれば追加しようとなりますよね。

あとは、上位10記事それぞれが、どのくらいの文字数なのかも調べます。
各競合のサイトを見ながら、文字数の平均値も出して、内容をもとにリライトをするという感じですね。

なるほど!
1番大事なことは、リライトを行うべき記事の見極めということですね。

鈴木:
おっしゃる通りです。
やみくもにリライトをしても、そこに課題があるのかという話になるので、そもそもリライトを行う必要があるのか、というところまで突き詰めることが大切だと思います。

SEOサービス「ランクエスト」が行ったリライトの事例

ありがとうございます!
ちなみに、SEOでの実績が豊富なランクエストとしてもリライトを行っていると思うんですが、リライトをして上位化したよっていう事例ってあったりしますか?

鈴木:
もちろんです。例として2つご紹介しますね。
1つ目がコインランドリーに関するコンテンツのリライトです。

対象キーワード検索順位
コインランドリー 布団7月8月9月10月11月12月1月2月
2291799865

もともと22位まで落ちていた記事がランクエストでリライトを行ったことで、5位まで順位をあげることができました。

すごいですね!

鈴木:
ありがとうございます。
もう1つが、業務用エアコンに関する記事です。

対象キーワード検索順位
家庭用エアコン 電気代10月11月12月1月2月
1341

こちらは、もともと13位だったのですが、リライト後には1位に順位が上がったんです。

13位から1位ってかなりすごいですよね?
しっかり記事の見極めをして、適切にリライトをすると本当に順位が上がるんですね!

鈴木:
ありがとうございます!

実際にリライトをする際に注意すればいいこととは?

事例を聞いて、リライトをやるとSEOとしての効果があることをさらに実感できました!
ちなみに、リライトを行う際にこれだけはやってはいけない、みたいな注意点ってありますか?

鈴木:
注意点ですか……
リライトをして、記事のクオリティを下げてしまうことですかね。
なので、情報の網羅性を高めるために、なにを足すべきなのかは考えておく必要があります。

たしかにそうですね。
リライトをして、クオリティが下がってしまうと元も子もないですね。

鈴木:
そうですね。あとは、コピペ率も注意した方がよいです。

コピペ率ですか?

鈴木:
はい。たとえば、もともとコピペ率が25%だった記事にリライトをした結果、コピペ率が45%になってしまった場合とかですね。
コピペ率が上がるということは、オリジナリティが下がったということになるんですよ。
なので、リライトをする場合は、オリジナリティを高めるために、独自性や権威性などの要素を足さなければならないということになります。

となると、なんでもかんでも文章を足せばよいというわけではないですね。

鈴木:
その通りですね。
やみくもに文字を足すのではなく、どの要素を足せばいいのかを考えてリライトをすることが大切ですね。
あとは、そもそもリライトを行う意味を理解しておくことも重要です。

リライト後にやっておいたほうがよいこと

ありがとうございます。
では、最後になりますが、リライトをした後にも、継続してやっておいたほうがよいことってありますか?

鈴木:
そうですね。大きく2つありまして、「効果計測」と「内部リンク」です。

効果計測とは?

効果計測ってなんでしょうか?

鈴木:
これは、リライトだけではなくてSEO全般にいえることですが、どの対策をしたからなにがどう上がるかって、明確ではないんですよね。
行ってみた効果を検証して初めて結果が分かるものなので、行ったことに対して結果を追っていく必要があります。

継続的に追うべき内容は具体的にどのようなものですか?

鈴木:
「KWの順位」「ページへの流入数」はしっかり週ベースもしくは月ベースで追っていくべきです。
ランクエストでは、KWの順位は週1で、サイト全体に対するオーガニックの流入数は月末に確認をしています。
それぞれ半年分をまとめていて、レポートとしてお客様へ送っています。

この場合は、レポートがかなり大切になりそうですね……

鈴木:
そうですね。
正直どこに課題があるのかっていうところを分析から見つけていくことが重要なので、分析にはかなり時間をかけていますし、かけるべきところだと思っています。

内部リンク

そこまでしっかりやってもらえると、依頼する側も安心しますね。
もう1つの内部リンクについても教えていただけますか?

鈴木:
はい。ランクエストでは、記事と記事をリンクさせる、リンクでつなげることを行っています。
要は、関連性の高い記事をリンクでつなげるということですね。

たとえば、韓国ドラマによく出ている俳優さんがいたとします。
この場合「韓国ドラマ おすすめベスト10」という記事に対して、おすすめの韓国ドラマの俳優も紹介します、という見出しを追加してリンクをつなげたりします。
そうすることで、おすすめベスト10を調べたユーザーをニーズが近い別のコラムに回遊することができます。

その記事に対して、関連性が高くてユーザーが求めていそうな追加情報をまとめるようなイメージですね。

鈴木:
なので、リライトを行う場合に、新しい見出しやリンクを追加することは非常に大切ですし、よい施策だと思っています。

ただし、マストでやらなければならないというわけではありません。が、僕はやったほうがいい施策だと思います!

なるほど、ありがとうございます!

鈴木:
あと、リライトをしたあとに、文章の形が崩れていないかを、PC版とスマホ版の両方で確認することも大切です!

非常に参考になりました!
ありがとうございました!

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