コラム

SEO対策を外注する前に伝えたい外注するメリットや費用について解説

 

SEO対策には専門的なノウハウが必要であり、工数もかかるため、外注を行うことも手段の1つです。

しかし、SEO対策を外注するメリットや費用などがわからず、不安を感じられている企業のWeb担当者さまも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、SEO対策を外注するメリットや費用、そして業者の選定ポイントを解説します。

SEO対策の外注をご検討されている、企業のWeb担当者さまは、本記事をぜひ最後までお読みください。

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    SEO会社へ外注した場合の作業内容

    SEO対策の外注サービスは、以下の内容に分かれています。

    ▽SEO対策のサービス内容

    • 内部SEO
    • コンテンツSEO
    • 外部SEO
    • 総合SEOコンサルティング

    ここからは、SEO対策のサービスごとの詳細を紹介します。

    SEOコンサルティング

    SEOコンサルティングとは、現状のWebサイトの状況調査と課題の洗い出しから、戦略立案までを行うサービスです。

    まず調査のフェーズでは、Webサイト内に使用されている各キーワードの検索順位や、流入を獲得できているページの状況、そして獲得すべきキーワードを洗い出します。

    この工程によって、戦略建てる際の基準となるキーワードが決まります。

    続いて分析のフェーズでは、競合Webサイトと比較して、SEOで上位表示されているキーワードの差分抽出をし、注力すべきキーワードの優先順位づけをします。

    そして戦略のフェーズでは、Webサイトの順位や流入状況から、課題となるキーワードやページを特定し、原因や課題を明確にしたうえで、適切な戦略を立案します。

    内部SEO

    内部SEOとは、Webサイトの内部構造をGoogleから正しく評価してもらうための施策です。

    SEOの観点では、Webサイトの構造がGoogleの検索エンジンから見て分かりやすい構造になっていることが重要です。そのために、Webサイトの構造の最適化に観点をおいた施策が行われます。具体的には以下のような施策が挙げられます。

    ▽内部SEOでおこなわれる施策の一例

    • タイトルタグ、見出しタグの設定
    • メタディスクリプションの作成
    • alt属性の設定
    • サイトの階層構造を視覚的に表した「パンくずリスト」の作成
    • 全体構造を表すサイトマップの作成

    コンテンツSEO

    コンテンツSEO制作とは、SEOの観点を意識しつつ、ターゲットユーザーが求めているであろうキーワードに対しての記事を制作することです。

    良質なコンテンツを制作するためには、適切なキーワード選定や、ペルソナ設定などを行ったうえで、選定したキーワードを盛り込みながら記事を執筆することが求められます。

    SEO意識した良質なコンテンツを制作することで、該当ページの検索結果における上位化が可能となるだけではなく、サイト全体の評価の向上にもつながるのです。

    >>>関連記事:失敗しない!コンテンツSEOを外注するメリットと業者の選び方

    外部SEO

    外部SEOでは、ほかのWebサイトで自社Webサイトを紹介してもらう、いわゆる“被リンク”を獲得しGoogleからの評価を高めるための施策を打ちます。

    被リンクは、検索エンジンが、Webサイトが良質なコンテンツかどうかという点を判断する1つの指標であるため、しっかりとした対策が必要です。

    なお現在、被リンクの購入はGoogleのガイドラインより推奨されておらず、購入してしまうと検索順が下がるというペナルティが発生する恐れがあるためおすすめできません。

    総合SEOコンサルティング

    総合SEOコンサルティングとは、コンテンツSEO制作や内部SEO施策のほか、競合Webサイトとの比較分析も含め、トータルでSEO施策を行うサービスです。

    SEO施策で効果を出すために、プロがさまざまな角度から改善案と戦略を立案してくれるため、自社のコンテンツの品質を高めるうえで非常に有効です。

    なお、総合SEOコンサルティングのサービス内容は業者によって異なるため、あらかじめサービス内容を確認しておきましょう。

    SEO対策を外注する3つのメリット

    ここからは、SEO対策を外注する3つのメリットを紹介します。

    メリット① 最新のアルゴリズムに順応した施策を受けられる

    SEO対策を外注するメリットは、検索エンジンの最新のアルゴリズムに順応したSEO支援を受けられることです。

    Googleのアルゴリズムは年に数回、大規模なアップデートが行われます。

    SEO施策で成果を出すためには、SEOのトレンドを押さえたうえで、順位変動に応じてコンテンツ内容を適宜調整する必要がありますが、これには多くの工数がかかります。そこで、SEO対策を外注することで、Googleアルゴリズムのトレンドや検索結果の順位変動などの、最新の動向に合わせた対応策を業者に行ってもらえるのです。

    そのため、結果的に担当者の負担が軽減され、「自社リソースを使って労力を割いたにもかかわらず、効果が少ない」といった悪循環のリスクも回避できます。

    アルゴリズムについては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
    Googleのアルゴリズムとは?アップデートの歴史や最新情報を紹介

    メリット② 社内リソースがなくてもSEOを施策実行まで行ってくれる

    SEO対策を外注するメリットとしては、社内リソースが少ない場合でも、外注先がSEOの施策実行まで行ってくれるという点も挙げられます。

    SEO施策は開始から効果が出始めるまでに長い期間を要し、かつ施策の実行には専門的なノウハウが必要です。

    そのため、社内で人材リソースを割く余裕がない、あるいは人材がいないというケースも少なくありません。

    そのような場合も、SEO対策を外注することで、必要な業務をSEOのプロに任せることができます。

    具体的には、作業工数の負担が生じる、コンテンツSEOのライティングや、専門的知識が必要な内部修正の実行、施策の効果検証などです。

    これにより本体取り組むべき業務に集中することができるようになります。

    メリット③ 専門的なSEOのノウハウや知見がなくても施策実行までおこなってくれる

    SEO対策を行うためには、適切なキーワードの選定やサイト構造の決定、さらには検索エンジンの最新のアルゴリズムの動向を把握し実行する必要があります。

    しかし、SEO施策を実行するために必要な専門的なノウハウの習得は短期間で行えるものではないため、自社でSEO施策を行うことは難易度が高いといえます。

    その点、SEO対策の外注サービスを利用することで、豊富な実績を持つプロによるSEOコンサルティングを受けられるのです。 また、外注したその日からSEO対策を実行に移すことができるため、SEO対策の外注はいち早く成果を出すうえで有効です。

    SEO対策を外注した場合の費用

    ここではSEO対策を外注した場合の、サービスごとの費用を紹介します。

    コンテンツSEO

    内部SEO施策の費用の相場は、対象となるページ数で変動しますが、およそ30万~50万円ほどです。サイトの規模自体が大きいケースや、重複コンテンツが多く、雑然としている場合、外注費が増加するため注意が必要です。

    外部SEO

    外部SEO対策の費用の相場は、月額固定費用型は、ひと月当たり1万~15万円ほど、また成功報酬型は、ひと月当たり1万~100万円ほどです。 なお、被リンクの購入は現在はGoogleから禁止されています。

    総合SEOコンサルティング

    総合SEOコンサルティングの費用の相場は、20万〜50万円程度ですが、大規模なサイトの場合は、100万円を超えることもあります。

    総合SEOコンサルティングは、SEO施策に必要な一連のサービスをトータルで受けられることが魅力ですが、その分、ほかのサービスと比較して費用は高額になります。

    なお、総合SEOコンサルティングのサービス内容は業者によって異なるため、発注を行う前にあらかじめ確認しておきましょう。

    >>>関連記事:SEO対策を代行業者へ依頼する場合の料金の相場は?

    SEO対策を外注した場合に失敗してしまうケース

    SEO対策の外注はメリットが多いものの、ポイントを押さえておかなければ、失敗してしまうこともあります。

    ここではSEO対策の外注で失敗するケースと原因を、外注業者側と依頼者側に分けて解説します。

    外注業者側の原因

    まずは、業者側の問題で、SEO対策の外注で失敗するケースを解説します。

    顧客業界に対しての理解が薄い

    顧客の業界に対する理解が浅い業者にSEO対策を依頼すると、失敗してしまう可能性があります。

    なぜなら、専門的な業界であればあるほど、対策キーワードが限られ、戦略立てが難しくなるためです。

    コンテンツSEOにおいては、施策担当者の顧客の業界への理解度がそのまま品質に影響をおよぼします。

    たとえば記事作成にあたって、業界の理解が足らず、内容の正確さを欠いてしまうと、SEO以前に読み物としての役割を果たさなくなるのです。

    そのため、専門性の高い分野でSEOの実績が豊富な外注先を見つけることが大切です。

    顧客理解が浅いまま施策を進める

    顧客への理解が浅いがために、キーワードだけを機械的に選定して、それに合わせて記事を作成する外注先に依頼を行うと、結果として施策が失敗してしまう可能性があります。

    なぜなら、コンテンツSEOで結果を出すためには、ペルソナ設定やカスタマージャーニーを用いて、ターゲットユーザーへの理解を深めることが必要不可欠であるためです。

    そのうえで、最適化されたキーワードの選定や、ユーザーが求める情報の提供、そして派生するニーズまで網羅できる、細部までこだわった戦略設計が大切です。 もし、外注先業者の作業内容が気になる場合は、コンテンツ制作時に業者がどのようにキーワードを選定し、記事を作成しているのかを業者に問い合わせるとよいでしょう。

    本質的ではない提案を行う

    SEO業者のなかには、提案の段階で、顧客Webサイトの課題を深く調査せずに安直な提案を行う業者も存在します。

    被リンク獲得の施策を中心としたプランの提案や、低品質なコンテンツを量産する業者には注意が必要です。

    そういった業者が行う施策は、十分な成果を期待することが難しいため、候補から外したほうがよいでしょう。

    業者から提案を受ける際には、「なぜ、既存のWebサイトがこの順位なのか?」といった課題に対して、納得のいく合理的な内容を回答できる業者を選ぶことが大切です。

    依頼者側の原因

    続いては、依頼者側の原因によってSEO対策の外注に失敗してしまうケースを紹介します。

    外注業者に任せっきりにしてしまう

    外注業者にすべてを任せてしまった場合の落とし穴として、状況を把握しにくくなるというものがあります。

    依頼者は、施策の進捗を追い、状況を把握することで軌道修正を適宜行うことが可能になります。

    また、自社サービスに一番詳しい人間は依頼者側であるため、目標や目的を実現するために必要な情報を業者側と共有し、二人三脚で施策を運用することが大切です。

    SEO会社へ依頼する目的が明確ではない

    上位化させたいターゲットキーワードが明確でない状態だと、施策の戦略立てがスムーズに行えなくなり、施策精度が低い状態で進めることになってしまいます。

    どのキーワードで上位化したいのか、あるいはどのキーワードの検索順位を改善したいのかといった目的をあらかじめ決めておくことで、SEO施策は実行しやすくなります。

    目的やゴールを明確化することで、結果は大きく変わってくるため、依頼する際には、自社WebサイトのSEOにおける課題や目的を整理しておきましょう。

    SEO業者へ依頼する意味を理解していない

    依頼者のなかには、コンテンツSEOを業者に外注する「意味」を理解しないまま依頼を行い、失敗してしまうケースがあります。

    たとえば、コンテンツSEOを業者に依頼する際に「品質よりも、とにかく多くの記事を作成して欲しい」という要望を持っている依頼者は決して少なくありません。

    しかしコンテンツSEOの本質は、検索ユーザーの思考や、ニーズ、あるいは感情にそって、最適なコンテンツを提供することにあります。

    そのため、やみくもに多くの記事を作ればよいというものではなく、そもそもSEOにおいてサイト内の記事数や文字数は重要ではないということも認識しておきましょう。

    記事を多く作ることが目的なのであれば、ライティング会社に依頼するほうがコストを抑えられます。

    コンテンツSEOを外注する際には、「なぜコンテンツSEO対策が必要なのか?」「なぜSEO業者に依頼する必要があるのか?」という点を今一度確認してから依頼しましょう。

    失敗しないSEO外注業者の選び方

    それでは、実際にSEO対策の外注業者の選び方を紹介します。

    顧客理解をしっかりと行ってくれるか

    SEOで成果を出すためには、まずは顧客理解を深めることが重要です。

    なぜなら、対象の業界の特性や動向を理解することで、キーワードの検索ニーズや背景も把握できるようになり、キーワード設計に活かせるためです。

    さらに、業界への知見の有無によって、施策の方向性や戦略が変わり、結果にも大きく影響します。

    つまり、ペルソナ設定やカスタマージャーニーを用いてターゲットユーザーへの理解を深めることが必要不可欠なのです。

    良質なSEO施策には、最適化されたキーワードの選定や、ユーザー本位のコンテンツ制作、または派生ニーズなどといった、細部までこだわった戦略設計が必要です。顧客理解をしっかりと行ってくれる会社がどうかという点は、施策提案時のヒアリングの目的や内容について質問したうえで判断してもよいでしょう。

    ネガティブな面に対して原因・改善方法までしっかりと説明してくれるか

    SEO会社に任せたものの、成果が出ないときに、仮説ベースでも論理が通っている原因特定と改善提案ができるかどうかは、信頼できるSEO業者を選ぶポイントです。

    なぜなら、SEOは頻繁に順位が変動することがあり、施策を行っている場合でもすぐに効果に結びつかないケースもみられるためです。

    原因特定と改善提案を行える業者かどうかという点を判断するために、レポート資料の提出頻度や、内容の詳細について業者選定時に質問してもよいでしょう。

    >>>あわせて読みたい:【失敗しない】SEO対策を外注へ依頼する前にぜひ知ってほしい内容を徹底解説

    提案内容が合理的かどうか

    SEOを外注業者へ依頼する際に、受けた提案が合理的かどうかを見極めることも重要です。 なぜ、ターゲットキーワードが現在の順位なのかという点や、競合サイトのほうが上なのかという点に対して、仮説ベースでもしっかりと回答できるSEO会社がよいでしょう。

    ただやみくもに施策を行っている業者ではなく、しっかりと分析から施策実行までのナレッジがある会社が望ましいです。

    関連記事:コンテンツSEOとは?現役SEOコンサルタントが徹底解説

    サービス内容の違いや業者の選び方を押さえたうえでSEO対策を外注しましょう

    いかがでしたでしょうか。

    今回はSEO対策の外注サービスの種類やメリット、費用、そして失敗しない業者の選び方を解説しました。

    ひとくちにSEO対策といっても、目的によってサービスは分かれており、費用にも違いがあります。

     

    弊社SEOサービス「ランクエスト」では、お客様ごとに専任のコンサルタントが付き、戦略の構築~実行~アフターフォローまで行うことで、最適な総合的なSEOサービスを万全の体制で提供いたします。

    また、SEO対策の外注先を選ぶ際には、業者側と依頼者側でそれぞれ注意しておきたいポイントがあるため、本記事をご参考のうえ、自社に合った業者をお選びください。

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