コラム

ページ数が多いとSEOで上位化されるのか?インデックス対策も?

SEO対策をするうえで、ページ数というものが重要であることをご存じでしょうか?
SEO対策を任された担当者様にとって、ページ数がどのようにかかわってくるのかは気になるところですよね。

そこでこの記事では、SEOのプロであるSEOコンサルタントの山内さんに、「ペルさん」がどこよりも詳しく徹底的にインタビューをしています。

SEO業界で14年間、4,200社のコンサルティングを行いノウハウを蓄積してきたSEO会社のコンサルタント山内さんがどのような回答をするのか、ぜひご覧ください。

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    「SEO ページ数」について詳しくペルさんが聞く本企画の説明

    検索面の上位に表示される数多くの記事は、どれもSEO記事としては秀逸なものの、真に「検索しているあなた」に向き合った記事が少ないということも事実だと考えています。

    そこで、「SEO ページ数」と調べているあなたが本当に知りたいことはなんだろう?を突き詰めて考え、本当にためになる記事を作ろうとこの企画は生まれました。
    実際に検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)になりきり、プロのSEOコンサルタントにインタビューする形式で進行することで、あなたの悩みを解決します。

    今回の「SEO ページ数」を調べているペルさんのご紹介

    想定される検索しているあなた=ペルさん(ペルソナさん)が検索した経緯

    • 自社サイトのSEO対策の運用を任された
    • SEO対策とコンテンツの関係性を調べている
    • SEO対策に有効なページ数の増やし方
    • ページ数を増やす際の注意点

    インタビュー協力者

    SEOコンサルティング部メンバー 山内 友隆

    入社2年目で現在13件のクライアント様を担当!
    「準備と確認」を大切に、お客様サービスに寄り添ったご提案を心がけております。

    実際に「SEO ページ数」について詳しく聞いてみた

    改めて、今日はよろしくお願いします。
    SEOに注力していることになったのですが、そもそもどれくらいのコンテンツの量があればいいのかがわからなくて……
    調べてみると、SEO対策はページ数とかかわりがあるようなのですが、「ページ数」とはそもそもなんでしょうか?

    山内:
    はい、こちらこそよろしくお願いします!

    ページ数とは、言葉のとおりそのサイトのページ数を表す言葉のことです。
    ページ数が少ないサイトはサイト自体の情報量が少なく、ページ数が多いといろいろな情報が網羅されているサイトだと読み取れます。
    ただし、ページ数が多いサイトでも、書いてある内容が全然大したことないというサイトも存在します。

    なるほど!
    1つのWebサイトに対するページ数は、外部につながるようなものも含まれるんでしょうか?

    山内:
    いえ、サイト内ページをページ数とカウントします。

    サイト内ページだと見分ける基準は、URLのドメインです。
    ドメインとは、インターネット上の住所のことで、URLが「https://eclr.jp」の場合は、「eclr.jp」の箇所のことをドメインといいます。
    このドメインが一緒であればサイト内ページとしてカウントし、違う場合は外部のサイト、ページとして判断できます!

    そうなんですね。
    1つのWebサイトに、ドメインが同じコラム記事が10記事入っていた場合は、そのWebサイトのページ数は、TOPページを含めて11ページという認識で間違いないですか?

    山内:
    はい、おっしゃるとおりです!

    インデックス数とのつながり

    なんとなく理解できました。
    ありがとうございます!

    ちなみに、ほかのサイトを見ていると、ページ数という言葉のほかに「インデックス数」という言葉がよく出てきたのですが、これはページ数と同義でしょうか?

    山内:
    いえ、わたしの認識では同義ではないですね……。

    違うんですね……!
    具体的にどこが違うのかを教えていただけますか?

    山内:
    世の中に何億何兆とあるWebサイトを、Googleが読み込みデータベースに保存することを、インデックスといいます。
    このインデックスがされると、検索エンジンに順位として表示されることになるので、ページ数とイコールにはならないですね。

    なるほど……?
    そうすると、インデックスされたものがページ数としてカウントされる……みたいなことではないということですね。

    山内:
    そこは人それぞれだと思います。
    インデックスされているコンテンツをページ数にするのか、サイト内にあるコンテンツすべてをページ数にするのかによる、みたいな感じです。

    仮に、インデックスされているページ数が200あるとして、インデックスされていないページ数が300あるとすると、そのサイト全体のページ数は500になりますよね。
    なので、そのページ数を、インデックスされているページ数でみるのか、インデックスされていないページ数も含めるのかによるのかにもよる、ということです。
    ですが、ページ数というと、インデックスされているページ数だと捉える人が多いと個人的には思います。

    たしかに、今の説明だとページ数とインデックス数は同義ではないですね……!

    関連記事:Googleインデックス登録とは?登録方法やリクエスト方法を徹底解説

    SEOとページ数はどのような関係性がある?

    ページ数の基礎的な部分は非常によく理解できたのですが、具体的にSEOとどのような関係があるのかを教えていただけますか?

    Googleが評価する基準

    山内:
    はい、ちょっとSEOの根本的なところからの説明からさせていただきますね。
    SEOの評価軸として、まず情報の網羅性という部分が重要視されています。

    情報の網羅性……ですか。

    山内:
    仮に、動物病院のサイトだと、動物の疾患や治療法などがテーマとして挙げられるかと思うのですが、それについて幅広く情報を掲載していて発信しているページがあったとします。
    Googleは、こういった幅広い情報が掲載されているページを評価するんですね。
    ただし、ページ数が少ないと、おのずと情報量も少ないということになるので、やはりページ数が多いほうが情報を網羅しているページとして評価される傾向にあります。

    そうなんですね!
    今回のケースだと、検索するユーザーが「動物病院」について調べたときに、求めている情報が網羅されているページが多いほうが、SEO的にはよいということですかね?

    山内:
    そのとおりです。
    かつ、情報の正確性みたいなところも大事な部分ですね。

    情報の網羅性だけではなく、正確性も必要ということですか?

    山内:
    そうですね。
    今回の例だと、動物病院の院長が記事を書いているよっていう事実だったり、厚生労働省のデータを引用したり、といったことでGoogleに評価がされやすいということです。

    SEOにつなげるとはいっても、ページ数をただ増やすだけではダメなんですね。

    関連記事:[SEO ホームページ]についてSEOのプロに詳しく聞いてみた

    ページ数に目安はある?

    有効なコンテンツを増やさなければならないことはわかったのですが、ページ数を増やすうえでの、ある程度の目安はあるのでしょうか?

    山内:
    これに関しては、ちょっと逃げになるかもしれませんが本当に業界によりけりです……(笑)
    業界やKWの数によっても変わるので、一概にこれくらいですよっていう目安はないんです。

    SEOの大枠で見て、これくらいっていう目安があるわけではないんですね!
    そうなると、どれくらいのページ数にしなければならないのかの判断が難しい気がするのですが……。

    山内:
    そうですね……!
    目安になるものはないですが、情報の網羅性や専門性などがしっかりしているコンテンツは多いほうがいいということに、間違いはありません。

    SEO対策に有効なコンテンツの増やし方

    ありがとうございます!
    では、実際にSEO対策の有効なコンテンツを増やしたいとなった場合は、まずはなにから行えばいいのでしょうか?

    KWを適切に設定する

    山内:
    そうですね……やはり検索ニーズがあるキーワードを抽出して、そのキーワードに関するコンテンツを書くということが、シンプルな方法かなと思います。

    一定のユーザーが検索しているキーワードということですね。

    山内:
    はい、そのなかでもSEO的に評価がされているWebサイトの場合と、評価がされていないWebサイトの場合で、SEOに有効なキーワードって異なるんです。

    もともとSEO的に評価がされているWebサイトを対策する場合は、検索ボリュームが高いキーワードから対策をして問題ありません。
    ただし、SEO的に評価がされていないWebサイト、もしくは作り立てのWebサイトは検索ボリュームが少ないキーワードから対策することをおすすめします。

    ほう……それはなぜでしょうか?

    山内:
    はい、理由は検索ボリュームが多いキーワードは、競合性が高いからです。
    検索ボリュームが多いキーワードはニーズが高いキーワードなので、どの企業もみんな対策をしていることで上位化することが難しい傾向にあるんです。

    一方、検索ボリュームが少ないキーワードを大手企業はそこまで欲していないので、そういうキーワードから対策をして上位化を目指したほうが、サイト全体の評価も上がりやすいんです。
    かつ、各コラムのキーワードでも上位化できるということにもつながります。

    関連記事:ロングテールキーワードの選び方とは?SEOへの影響とツールを紹介

    ユーザーが求めている情報を洗い出す

    その企業のWebサイトがSEO的に評価されているのかどうかで、狙っていくべきキーワードが変わってくるんですね。
    仮に、適切なキーワードの選定ができたとした場合、そのキーワードに対してユーザーが求めている情報は、どうやって洗い出せばいいんでしょうか?

    山内:
    そうですね、これに関しては対策するキーワードでまず検索をしていただくのが1番です。
    なぜなら、そのキーワードで検索をしていただいて上位化されている記事に書かれている情報が、検索ニーズの重要な要素であるためです。

    上位化できている記事っていうのは、検索ニーズをもとにコンテンツが作れているために、Googleに評価されてSEOとして上位化されているっていうことになります。
    なので、対策するキーワードですでに上位化されているページの内容を参考に、どういう検索ニーズがあるのか、知りたいのかという把握ができます。

    事前にそういった情報を把握してから、コンテンツの構成を作って執筆をするという流れになりますね。

    関連記事:E-E-A-Tとは?SEOで重視される理由と対策方法を解説

    ページ数を増やす場合の注意点

    ありがとうございます。
    適切な検索ボリュームのキーワードを選定して、ユーザーが求めている情報を洗い出せば、あとはもうページ数を増やしていけばいい、ということでもないですよね?

    注意点①重複コンテンツを作らない

    山内:
    はい、ページ数を意識するあまり、同じような内容のページをたくさん作ることは避けたいところです。
    要は重複ページを作らないようにする、ということです。

    重複ページを作ると、どのようなことが起こるんでしょうか?

    山内:
    内容が似ている重複ページがあると、シンプルに重複コンテンツとして評価されず、上位化することができません。

    せっかくコンテンツを作っても、SEOとして上位化されないと意味がないですね……。
    コンテンツを作る際は「1つのキーワードに対して1つのコンテンツ」という認識で合っていますか?

    山内:
    ちょっと違いますね。
    1つのキーワードというよりかは、“1つの検索ニーズ”と考えたほうがいいですね。

    というのも、「トランクルーム 料金」というコンテンツと「トランクルーム 費用」というコンテンツを2つに分けてしまうと、結局内容が同じになってしまいますよね。
    なので、キーワードを分析するときには、同じ検索ニーズで分類するというフローは必要です。

    重複コンテンツを作らないためには、検索ニーズが被っているキーワードをできるだけ1つにまとめたほうがいい、ということですね!

    関連記事:[SEO 重複コンテンツ]についてSEO専門業者に詳しく聞いてみた

    注意点②ユーザーファーストなコンテンツを作る

    山内:
    あとは、検索ユーザーがなにを求めているのかっていう部分にも、注意したいです。

    「トランクルーム 料金」って検索したとしても、トランクルームにも屋内型とか屋外型とかいろんな種類があると思うんですね。
    仮に屋内型のトランクルームがすごいブームで、めちゃめちゃ人気が出ていた場合にはみんなそれについての記事を探すんですよ。
    でも見つけたページに、屋内型のトランクルームに関する情報が一切書いていないとなると、検索ユーザーってそのページから離脱してしまうんです。

    なので、検索ユーザーがそのキーワードのなかでも、どういう情報を求めているのかっていうところに注力することは非常に大切です。

    1つの検索ニーズとはいえ、かなり細かい部分まで分析する必要があるんですね……。

    山内:
    そうですね。

    あとは、単純にページ全体の見やすさとかも大切です。
    文字の大きさが適切かどうかとか、表示スピードは遅すぎないかとか、こういった部分もユーザーファーストに繋がります。

    関連記事:コンテンツSEOとは?現役SEOコンサルタントが徹底解説

    実際にランクエストであった事例とは

    ちなみに、御社が運営されているランクエストでは、ページ数でお困りの企業にどのようなことをされたのかって伺ってもいいですか?

    ページ数が非常に多いクライアントに対する分析方法

    山内:
    もともとページ数が多いお客様の場合は、まずお客様の目標がどこなのかっていうところを徹底的にヒアリングさせていただきます。
    そのうえで、その目標はいつまでに達成しなければいけないのかも伺ってから、分析を始めていますね。

    ページ数が多いと、すべてのページをSEO対策することは難しいので、お客様の目標に合った対象ページの選定をします。
    今回のお客様の目標は「成約につなげてほしい」だったので、そもそも今成約はどのページから生まれているのかとか、もっと成約が生まれるページってどれなの?みたいな基準で見させていただきました。

    目指しているゴールによって、やらなきゃいけないことを変えないといけないので、かなり柔軟な対応が必要そうですね……。

    山内:
    そうですね、もう本当にお客様の目標によりけりです。
    今ある悪い部分の改善でも、なにが課題なのかマイナスポイントなのかっていう見方の分析もできるので、どんな目標を達成するためにSEO施策をするのかにもよってきますね。

    お客様の目標によって行う施策は変わるので、まずは今抱えている課題からお気軽にご相談していだたければと思います!

    ページ数を調べる方法ってなにがある?

    ここまでページ数の基本的な部分をお伺いしたんですが、実際に自分のサイトのページ数を調べたい場合の方法ってなにがあるんでしょうか?

    山内:
    そうですね、主に2つあるかなと思います。

    方法①URLの頭に「site:」をつけて検索する

    山内:
    この方法はいたってシンプルで、自分のサイトのURLの頭に「site:」をつけて検索してもらうと、検索結果の上に表示されます。
    パッと調べたい場合は、この方法が一番簡単だと思います。

    方法②ツールを使う

    山内:
    あとは、ツールを使うという方法もあります。
    例としては「SEOチェキ」「website explorer」「screaming frog seo spider」などが挙げられるかなと思います。それぞれ、自分のサイトのURLを入れて計測するとページ数が確認できるので、使い方は難しくありません。

    このなかでも、ランクエストがよく使っているツールは「screaming frog seo spider」ですね。
    ページ数だけではなくて、インデックスされているものとされてないものを分けてくれたりもするので、結構役立つツールだと思います。

    SEO ページ数について最後にコンサルタントからのメッセージ

    本日は、とても詳しく教えていただきありがとうございました。
    SEOとして評価されるコンテンツっていうのは、情報が網羅されていることはもちろん、適切なキーワードをもとにユーザーファーストであることも望ましいということですね。

    山内:
    こちらこそ、ありがとうございました。

    そうですね、なんでもかんでもページ数を増やせばいいというわけではなくて、検索ニーズに寄り添っているか、キーワードが適切かどうかもしっかり確認することが大切です。

    ランクエストでも、ただコンテンツを作るというわけではなくて、ヒアリングやターゲット設定などの事前準備をしっかりと行うことで、お客様に寄り添ったご提案ができるのかなと思っています。

    かつ、もしお客様からの要望があれば、可能な限り叶えられるようなクライアントファーストを心がけておりますので、ぜひランクエストにご相談ください!

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