コラム

Googleにインデックスされない原因と対処法を解説

Googleにインデックスされず、その理由が分からないとお悩みではありませんか?

そこで今回は、Googleからインデックスされない原因と対処法を解説します。

スムーズにインデックス登録を促す方法もお伝えしていますので、SEO担当者の方はぜひ参考にしてください。

Googleにインデックスされない原因

Googleにインデックスされない原因は、主に以下8つです。

  • 新規ドメインを使用している
  • Googleのガイドライン違反によるペナルティを受けている
  • コンテンツの品質が低い
  • サイト内のリンク構造に問題がある
  • Webサーバーに不具合が起きている
  • robots.txtを設定している
  • canonicalタグの記述でURLの指定に誤りがある
  • noindex設定がされている

インデックスされない場合は、上記のいずれかに該当している可能性があります。当てはまる項目がないか確認しましょう。

新規ドメインを使用している

新しく立ち上げたばかりのサイトを、Googleが見つけられていない可能性があります。新規ドメインの場合、Googleがサイトを認知するのに一定の期間を要するためです。

ただサイトを作成し、自然にクローラーがくるのを待つだけでは時間がかかります。そのため新規サイトは、クローラーに訪れてもらうためのアクションが必要です。

後に紹介する方法で、インデックスのリクエストを送信しましょう。

ペナルティを受けている

Googleガイドラインで定められている以下の項目に抵触した場合、ペナルティの対象となります。

  • コンテンツの自動生成
  • リンク プログラムへの参加
  • オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
  • クローキング
  • 不正なリダイレクト
  • 隠しテキストや隠しリンク
  • 誘導ページ
  • コンテンツの無断複製
  • 十分な付加価値のないアフィリエイト
  • サイト
  • ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
  • リッチ スニペット マークアップの悪用
  • Google への自動化されたクエリの送信

また、中古ドメインの場合、前のサイトがペナルティを受けていた可能性もあります。Googleからペナルティの通知が来ていないか確認してみてください。

万が一、ペナルティを受けた場合は該当の項目を改善し、サーチコンソールで再審査リクエストを送信しましょう。

コンテンツの品質が低い

品質の低いサイトはクロールの頻度が低下する傾向があります。

たとえば正確性に欠ける情報を扱っていたり、ガイドラインに違反するようなコンテンツがあったりすると、サイトの評価が下がります。

その結果、インデックスされにくくなるのです。したがって、コンテンツひとつひとつの品質を高めていく必要があります。

サイト内のリンク構造に問題がある

サイト内に内部リンクや被リンクが少ないと、クローラーにページを見つけてもらえず、インデックスされにくくなります。

クローラーはリンクを伝って移動するため、まずは内部リンクを充実させることが大切です。また、被リンクを獲得できるよう外部対策を行い、他サイトやSNSから流入を増やす施策も有効です。

リンク経由でクローラーが巡回しやすくなるよう、サイト改善を図りましょう。

Webサーバーに不具合が起きている

Webサーバーのエラーによって、サイトが閲覧できない状態になると、クローラーが巡回できません。

たとえばサーバーに負荷がかかり、500エラーが発生した場合は、長期間アクセスできなくなる恐れがあります。SEOへの悪影響を防ぐため、一時的なアクセス停止になった場合は、503エラーのHTTPステータスコードを返しましょう。

また、サーバーの状態を定期的にチェックすることでエラーを予防できます。

robots.txtを設定している

robots.txtがサイト内のルートディレクトリに配置されていると、クロールされなくなります。

robots.txtとは、クローラーをブロックするためのファイルです。インデックスされたいページに誤って設定されている場合は、更新したファイルをサーバーにアップロードする必要があります。

canonicalタグの記述でURLの指定に誤りがある

重複コンテンツの解消に役立つcanonicalタグですが、URLの指定に誤りがあるとインデックスの不具合が生じます。

canonicalタグの正規化を行う場合は、URLに間違いがないかよく確認しましょう。

noindex設定がされている

noindexとは、指定したページのインデックスをブロックするメタタグです。検索エンジンに表示させないページを設定しますが、使い方によってはインデックスを妨げる原因となります。

たとえばnoindexタグを大量に付けてしまうと、クローラーが訪れる機会が減少し、インデックスされにくくなります。したがって、最低限のページにnoindexタグを設定することが重要です。

Googleにインデックスされないときの対処法

インデックスされるためには、クローラーにサイトを訪れてもらう必要があります。クローラーの巡回を促すには、以下4つの方法が効果的です。

  • XMLサイトマップを活用する
  • URL検査ツールを使う
  • クローラビリティの向上
  • Webサイトの質を高める

それぞれ詳しく解説していきます。

XMLサイトマップを活用する

XMLサイトマップを活用することで、検索エンジンにWebサイトの構造を伝えられます。

サイト内のページ数が多かったり、内部リンクが不十分だったりすると、クローラーがサイト内を上手く巡回できません。XMLマップを設置するとクローラーが迷うことなく、サイト内を巡回できます。

URL検査ツールを使う

立ち上げたばかりのサイトや、更新したばかりのページは、Googleに認識されにくい傾向があります。そのようなときはURL検査ツールを使って、Googleにクロールをリクエストしましょう。

Googleサーチコンソールにアクセスして「URL検査」の検索窓に、インデックスをリクエストしたいページのURLを入力します。

「URLがGoogleに登録されていません」と表示されるため、「インデックス登録をリクエスト」を送信しましょう。なお、「URLはGoogleに登録されています」と表示される場合は、インデックス済みなので問題ありません。

Googleサーチコンソールについて詳しく知りたい方はこちら>>>Googleサーチコンソールとは?使い方・導入方法を解説

クローラビリティの向上

クローラビリティとは、クローラーが情報収集しやすいかの度合いを指します。

内部リンクを充実させたり、パンくずリストを設置したりして、クローラーが巡回しやすいサイト設計にすると、クローラビリティを高められます。

Webサイトの情報をスムーズに収集してくれるため、自然にインデックス登録を促せるのです。

Webサイトの質を高める

クローラーは、定期的に更新されているサイトやアクセスの多いサイトを、優先的に巡回する傾向があります。そのため、Webサイトの質を高めることで、クローラーが訪問しやすくなります。

コンテンツを充実させたり、情報の信頼性を担保したりして、サイト全体の評価を高めましょう。

Googleにインデックスされないようにする方法

すべてのページをGoogleにインデックスさせると、悪影響を及ぼす可能性もあります。

たとえば低品質なコンテンツや、ユーザーにとって価値の低いページをインデックスさせると、サイトの評価を全体的に落としかねません。検索結果に表示させたくないページがある場合、下記2つの方法でインデックスを拒否しましょう。

  • robots.txtを使う
  • noindexを設定する

それぞれの方法を解説します。

robots.txtを使う

robots.txtとは、クロールを制御するためのファイルです。robots.txtの設定は、下記の手順で行います。

  1. robots.txtのテキストファイルを作成
  2. ファイル内にルールを記述
  3. サイトのルートにrobots.txtファイルをアップロード

robots.txtファイルで指定したページには、クローラーが訪れなくなります。

noindexを設定する

クローラーがページを訪れた際、noindexが設定されていると、インデックス登録が見送られます。

ただしブロックするのはインデックスのみで、クローラーの巡回を拒否するものではありません。クローラー自体を拒否したい場合は、robots.txtを利用しましょう。

noindexについて詳しく知りたい方はこちら>>>noindexタグとは?設定する時の注意点やSEOへの影響を解説

まとめ:Googleにインデックスされやすいサイト構造にしよう

クローラーがスムーズに巡回できる構造にすることで、インデックス登録が促進されます。

また、ユーザーの検索意図を読み取り、クエリと関連性が高い良質なコンテンツ制作を心がけることもポイントです。必要なときはクロールをリクエストし、根本的なサイト改善と合わせて実施していきましょう。

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