コラム

CMSはSEOに強い?概要や導入するメリットを解説

CMSで構築されたWebサイトは、Web制作の知識がなくてもコンテンツが作成できるため、SEO対策に向いています。チームでの運用にも向いており、カスタマイズや保守管理も自社で行えるため、運用コストが抑えられる点も魅力です。

しかし、CMSの導入を躊躇している方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、CMSの概要や種類、SEOに向いている理由などを詳しく解説していきます。

SEO対策の内製化や予算の削減を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

<SEO対策について詳しく知りたい方はこちら>SEO対策とは?SEO対策のメリット・デメリットと対策方法を詳しく解説

CMSとは

CMSは、Webサイトの作成や更新、管理が簡単にできるシステムです。導入すればHTMLやCSS、JavaScriptなど、Web制作に必要な知識やスキルがなくてもWebサイトが運営できます。コンテンツ作成が自社で容易に行えることから、SEO対策に向いているとされており、現在多くのWebサイトに取り入れられています。

保守管理を自社で行えるため、ランニングコストの削減も可能です。また拡張性も高く、プラグインやテンプレートによって、必要な機能やデザインが簡単に実装できる点も人気の理由です。

予算を抑えながら効率的にSEO対策をするために、多くの企業が自社サイトをCMSに切り替えています。

CMSについて詳しく知りたい方はこちら>>>CMSとは?種類や導入するメリットをわかりやすく解説

WordPressとCMSの違い

WordPressは、CMSの一種として提供される無料のソフトウェアです。

中でも、システムを構築するプログラムが一般公開される「オープンソース型」に分類されます。2003年にリリースされ、現在では世界で最も利用されるCMSとして知られています。

Q-Successの調査によると、2023年10月時点のシェア率は世界で63%、国内で82%に及びます。

CMSの種類

CMSには、種類が3つあります。

  • オープンソース型
  • クラウド型
  • パッケージ型

それぞれ詳しく解説していきます。

オープンソース型

オープンソース型は、システムを構築しているプログラムが一般公開されているCMSです。代表的なものに、世界で最も利用されている「WordPress」があります。無料のため気軽に導入でき、ランニングコストも抑えられます。

また、世界中のプログラマーやデザイナーがプラグインやテンプレートを開発・配布しているため、拡張性が高いのも特徴です。

しかし、以下のようなデメリットもあるため、運用の際は注意が必要です。

  • サーバー攻撃を受けやすい
  • プラグインなどの機能追加は自己責任

オープンソース型は誰でも内部コードが確認できるため、セキュリティの穴をついてサーバー攻撃を受けやすいです。

また、プラグインは開発元が不透明な場合もあり、インストールすると不具合を起こすことがあります。トラブルが起きても、自分で対処するしかないため、慎重に運用しましょう。

クラウド型

クラウド型は、アカウント登録さえ行えば利用できるCMSで、「Wix」や「Jimdo」があります。ブラウザ上で動作するCMSであるため、インストールやサーバーの契約は必要ありません。無料のものから有料のものまで、さまざまなサービスが提供されています。

また、サーバーは運営元が管理し、サポートがついているサービスも多いため、初心者でも安心して利用できます。オープンソース型に比べると自由度は低いですが、多様なサービスが選択でき、導入ハードルも低いです。

パッケージ型

パッケージ型は、メーカーが発行したライセンスを購入し、サーバーにインストールして利用するCMSです。まり、Web制作会社などが自社開発したCMSパッケージをベースに、サイトを制作することを指します。

商用利用を前提として、ECサイトやオウンドメディアなど、Webサイトの種類に合わせた機能がパッケージ化されているのが特徴です。

また、基本的に制作を外注することになるため、運用や保守管理のサポートがついている場合が多いです。ランニングコストがかかりますが、不具合が起きた時にも対処してくれるため、安全にサイトが運営できます。

しかし、サイト制作の費用が高額になることも多いため、事前によく確認しましょう。

CMSがSEOに強い理由

CMSは以下3つの理由でSEOに強いといわれています。

  • Webサイトの更新が容易に行える
  • 簡単にコーディングができる
  • 簡単にSEOに必要な機能の追加ができる

それぞれ詳しく解説していきます。

Webサイトの更新が容易に行える

CMSでは、以下のような更新が簡単に行えます。

  • コンテンツ制作
  • デザインの変更
  • 機能の追加

SEO対策で最も重要なのは、ユーザーにとって有益コンテンツを継続して提供することです。CMSであれば、自分で好きなだけページが作れるため、追加費用をかけずに情報を発信できます。

また、デザインの変更や機能追加も容易なことから、サイトの視認性の向上や導線設計の改善なども簡単です。ランニングコストをかけずに、効果検証をしながら施策を打ち続けられるため、長期的な対策を必要とするSEOに向いています。

簡単にコーディングができる

Webサイトは、HTMLで正しくコーディングしないと、検索エンジンが内容を正確に読み取ってくれません。

しかし、CMSを使えばテキストを入力するだけで、裏側で自動的に正しいHTMLに変換してくれます。誰でも簡単にSEOコンテンツが作れるため、更新のたびにエンジニアの手を借りる必要がありません。

またリソースを分散して効率的に運用でき、コードの記述ミスによる不具合も起きづらく、作業コストが削減できます。

簡単にSEOに必要な機能の追加ができる

プラグインを使えば、SEOに必要な機能が簡単に追加できます。たとえば、WordPressでは代表的なプラグインに「All in One SEO」があり、以下のことができます。

  • XMLサイトマップの作成
  • リダイレクトの設定
  • パンくずリストの設置
  • SNSとの連携

XMLサイトマップは、検索エンジンにクロールしてほしいページを伝えるための地図です。通常はxml形式で自作する必要がありますが、プラグインを使えばCMSの管理画面上で生成できます。

また、リダイレクトの設定やパンくずリストの設置など、SEO内部対策も簡単に行え、SNSとの連携も容易です。効率的にユーザビリティの向上やコンテンツの拡散が行えるため、知識がない方でも簡単にSEO対策ができます。

WordPressについて詳しく知りたい方はこちら>>>WordPressとは?機能やメリット・デメリットをわかりやすく解説
パンくずリストについて詳しく知りたい方はこちら>>>パンくずリストとは?SEO対策での役割や設置のポイントをご紹介!

SEOのためにCMSを導入するメリット

SEO対策にCMSを導入するメリットは以下の2つです。

  • 予算を削減できる
  • 運用を分担できる

それぞれ詳しく解説していきます。

予算を削減できる

CMSを使えばサイト運営を内製化できるため、更新の度に制作会社に依頼する必要がありません。

また、無料のCMSを使って保守管理を自社で行う場合は、ランニングコストはサーバーとドメイン代のみです。費用の目安は年間3,000〜10,000円ほどなので、他のことに予算を回せます。

運用を分担できる

CMSには専門知識が必要ないため、誰でもコンテンツ制作が可能です。

ツールの使い方を覚える必要はありますが、Web制作のスキルに関係なく作業を振り分けられるためチームで効率的に運用できます。たとえばWordPressを使う場合、以下のように権限を振り分けられます。

購読者 記事の閲覧のみ
寄稿者 記事の作成と自分が作成した記事の編集
投稿者 記事の作成、自分が作成した記事の編集、削除、公開
編集者 記事と固定ページの作成、全記事と全固定ページの編集、削除、公開
管理者 全ての操作が可能

記事作成のみ、コンテンツを統括する、サイト全体を管理するなど、役割ごとに編集範囲を制限できるため、誤操作によるトラブルも防げます。

SEOのためにCMSを導入するデメリット

CMSには、予算の削減や運用を分担できるメリットがある一方で、以下のようなデメリットも抱えています。

  • セキュリティリスクが高まる
  • カスタマイズには専門知識が必要

順番に見ていきましょう。

セキュリティリスクが高まる

オープンソース型のCMSでは、プログラムのソースコードが一般公開されており、誰でも利用や改変が可能です。

しかしその分、マルウェア感染やハッカーからの攻撃を受けやすいため、セキュリティの脆弱性が懸念されます。

また、CMSで使用できるプラグインに問題が見つかるケースもあります。

オープンソース型のCMSを導入する際は、ファイアウォールやWAFを活用し、対応できる範囲でセキュリティ性能を高めなければいけません。プラグインを常に最新の状態にアップデートするのも効果的です。

カスタマイズには専門知識が必要

一定の範囲内でのカスタマイズは、CMSで容易に実施できます。しかし、デザインを改変したり、テンプレートを大きく手直しするなど、大幅なカスタマイズにはHTMLやCSSの専門的な知識が必要です。

自社で対応できない場合は、外部に委託したり、サポートの充実度が高いパッケージ型を導入しましょう。

CMSツールを比較するポイント

CMSには多くの種類があるため、何を基準に選べばよいかわからない方もいるでしょう。ここからは、CMSツールを比較する5つのポイントを紹介します。

  • サポート体制やサービスの充実度
  • デザインやカスタマイズの自由度
  • セキュリティ性能
  • 他システムとの連携範囲
  • 導入や運用にかかる費用

それぞれ見ていきましょう。

サポート体制やサービスの充実度

CMSツールを選ぶ際は、サポート体制やサービスが充実しているかを確認しましょう。

オープンソース型はコストを安く抑えられる代わりに、サポート体制が充実していないケースが多いです。問題が生じた場合は、Web上のフォーラムサイトやマニュアルを確認し、自身で対応しなければいけません。

一方、クラウド型やパッケージ型は、運営元がサーバーを管理するケースが多く、問題が発生した際には手厚いサポートを受けられます。会社によっては訪問サポートを提供しているところもあり、運用から管理まで全面的にバックアップしてくれます。

CMSの種類はもちろん、運営会社によってもサポート体制やサービスの度合いが異なるため、それらを重視する場合は事前に確認しましょう。

デザインやカスタマイズの自由度

デザインやカスタマイズの自由度は、CMSツールによって異なります。

テーマやテンプレートが豊富で個性的なWebサイトが容易に作れるCMSもあれば、専門知識がなければ改変が難しいツールもあります。

Webサイトの独自性を重視する場合は、デザインやカスタマイズの自由度が高いCMSツールを選びましょう。

セキュリティ性能

マルウェア感染やサイバー攻撃による機密情報の漏えいを防ぐために、セキュリティへの関心が高まっています。そのため、CMSを選ぶ際は、セキュリティ性能も重視する必要があります。

オープンソース型は、コストが抑えられる分、高度なセキュリティ対策は期待できません。サイト運営者自らで、定期的なメンテナンスやプラグインの更新などの対策を実行する必要があります。

セキュリティ性能を重視する場合は、クラウド型やパッケージ型のCMSを選びましょう。運営元がセキュリティ対策を実行するため、顧客の個人情報を扱うような場合でも安心して利用できます。

他システムとの連携範囲

CMSを導入する際は、Webサイトの目的や用途に合う外部システムと連携可能かを確認する必要があります。

たとえば、会員登録やログイン機能を備えたサイトを作る場合、専用フォームや管理機能がある外部システムと連携できると便利です。ECサイトを運営する際は、決済代行システムやPOSデータがあるとよいでしょう。

しかし、外部システムとの連携を前提とした高機能なCMSほど、導入費用が高くなるため注意が必要です。

導入や運用にかかる費用

オープンソース型は無料で利用できるものが多く、運用時にかかるコストはドメイン代やサーバー代のみです。クラウド型も比較的安く利用できるため、導入や運用にかかる費用は少なくなります。

一方、パッケージ型は運営元がサーバー管理やサイト運用に対応するため、費用が高くなりやすい傾向があります。月額数万円程度で利用できるプランも用意されていますが、高機能なものだと数十万円を超える場合も。

基本的には規模が大きく、機能が充実しているCMSほど導入費用が高額になります。自社サイトにどこまでの機能が必要かを考えたうえで、CMSやプランを選択しましょう。

おすすめのCMSツール6選

ここからは、おすすめのCMSツールを6つ紹介します。

 

特徴

種類

費用

WordPress

・世界シェア第1位
・テンプレートやプラグインが豊富

オープンソース型

無料

Drupal

・大規模サイト向け
・多言語に対応している

オープンソース型

無料

ferret One

・BtoB企業のWebサイト向け
・問い合わせを増やすサイト設計

クラウド型

初期費用:10万円~
月額費用:10万円~

はてなブログ Media

・オウンドメディア運営に特化
・編集支援サービスも利用可能

クラウド型

初期費用:無料
月額費用:7万円~

HeartCore

・テキストや画像、動画データの一元管理が可能
・顧客属性に合わせたコンテンツを配信できる

パッケージ型

非公開

a-blog cms

・最低限のコーディング知識でCMSの機能拡張が可能

パッケージ型

初期費用:6万6,000円(買い切り)

順番に見ていきましょう。

WordPress

WordPressは、世界シェア第1位を誇るオープンソース型CMSです。

テンプレートとプラグインの種類が豊富なのが特徴で、機能を拡張すれば独自性の高いWebサイトを構築できます。

サポートの充実度は低いですが、フォーラムサイトなどに解決策が投稿されているので自身で対応は可能です。導入費用が無料なので、コストを抑えてWebサイトを運営したい場合に適しています。

Drupal

Drupalは、大規模サイト向けのオープンソース型CMSです。企業はもちろん、政府や教育機関のWebサイトにも導入されています。

多言語に対応しているのが特徴で、標準で100言語を扱えます。国内だけでなく世界中のユーザーにリーチできるため、グローバルな商材やサービスを展開する企業に適しています。

ferret One

ferret Oneは、BtoB企業のWebサイト構築に特化したクラウド型CMSです。

BtoBの支援実績をもとにシステムを開発しているため、BtoB企業のWebサイト運営に必要な機能が揃っています。コラムやランディングページの作成、CTAの設置がノーコードでおこなえるのも魅力です。

また、ferret Oneの専任アドバイザーにマーケティング施策の相談ができるサポートサービスも用意されています。自社のノウハウを伸ばしたい場合にも最適でしょう。

はてなブログ Media

はてなブログ Mediaは、オウンドメディア運営に特化したクラウド型CMSです。

CMSだけでなく、コンテンツ作成の支援サービスを提供しているのも特徴です。オウンドメディアの戦略設計から記事作成まで依頼できます。

ブログ運営のプロから手厚い支援を受けたい場合に適しています。

HeartCore

HeartCoreは、国内680社以上の導入実績を誇るパッケージ型CMSです。

コンテンツの配信だけでなく顧客に合わせたパーソナライズも可能で、ユーザーの情報や行動履歴から最適化されたページを表示できます。

また、テキストや画像、動画などのデータを一元管理できるのも魅力です。WebサイトやEC、SNSなど複数人がコンテンツ作成にかかわる場合に適しています。

a-blog cms

a-blog cmsは、ローコード開発が可能なパッケージ型CMSです。

Webサイトに必要な機能が備わっているため、最低限のコーディング知識でコストを抑えながら理想のWebサイトを構築できます。自社でCMSの機能を拡張したい場合に最適です。

まとめ:CMSを導入すると、効率良くSEO対策ができる

CMSは、Web制作の知識がなくてもコンテンツ作成が可能です。サイトの更新や内部対策、XMLサイトマップの生成なども簡単に行えるため、SEOに力を入れる企業の多くがCMSを導入しています。

また、外注予算を削減できる、チームで運用しやすい点もCMSの魅力です。無料で使えて、ランニングコストを抑えながら効率的にSEO対策が行えるため、積極的に利用してみましょう。

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