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【連載第4回】SEO実施実況レポート③競合調査

全15回でお届けする、ランクエストのサービス説明をする特別コンテンツのうち、今回は、競合調査についてピックアップしてご説明します。

この調査を行うことによって、Googleに評価されやすいコンテンツや、ユーザーの検索意図についての理解を深めることができるため、より緻密なキーワードプランニングを行うことができます。

SEOにおける競合調査がどのようなものか、ぜひ今回の記事をご覧になって理解を深めてください。

競合調査を行う意味

SEOにおける競合とは、クライアントのビジネス上の競合会社だけを指すものではありません。

ビジネス上の競合会社も当然含まれはするのですが、実際に検索面では、多くのその他の企業のHPや情報サイト、ECサイトなど、様々なWebサイトが上位化されているため、その全てを競合と捉え施策を考える必要があるのです。

この競合調査を行うことで、その検索をするユーザーがどのような情報を求めているかがわかったり、自分たちのサイトの強みや弱み、不足しているコンテンツなどに気が付いたりすることができます。

競合調査は、より深く検索面への理解を深めることができるので、キーワード調査において欠かせないステップとなります。

どのように競合調査行うのか?

具体的な競合調査のやり方は、まずキーワード調査をする中で上位化していたサイトをリストアップしていきます。
そして出てきた回数が多いサイトの内、上位の5サイトは投稿されている記事だけでなくWebサイト全体を目視でくまなくチェックします。

この時、「スタッフの日常」のような明らかにSEOに関わりない記事は割愛することもありますが、基本的にはWebサイトのディレクトリ構成や各コンテンツの配置、タイトルやページの説明文など、ほとんど全てを確認します。

例えばGoogleで「site:」というワードとサイトのドメインを合わせて検索すると、そのサイトのインデックスされている記事が全て検索結果に表れます。固定ページや広告用ランディングページなどトップページからは見つけにくいコンテンツも検索結果に表示されるので、競合調査の際に役立つテクニックです。

このようにサイト上には表れていないコンテンツも含めて網羅的にチェックをして、対策キーワードでクライアントのHPを上位化させるためのヒントを探っていきます。

ランクエストで活用する競合調査ツールとは

最後に自分で検索しながら考察してきた仮説が正しいか、SEOツールも活用してチェックしていきます。

ランクエストで主に使っているのは有名SEOツール『Ahrefs』の有料版です。

公式サイトによると、Ahrefsは「ドメイン単位やURL単位で対象サイトのSEO調査をするためのツール」だと紹介されています。
具体的には対象サイトの被リンク調査、流入キーワード調査、有料検索広告のキーワード調査などを行うことができます。

また、キーワードの検索ボリュームや難易度を調査することも可能で、対象キーワードの検索上位サイトの被リンクを調査し、対策キーワードの選定に役立てることも可能です。

Ahrefsの料金プランは高額になるほど調査できる件数が増加する仕組みとなっています。
例えば約10,000円で利用できるライトプランでは1,000件分のキーワードの検索ボリュームや難易度を調査できます。これが、最上位のエージェンシープランになると30,000件分のキーワードの調査ができるのです。

ランクエストでは主に競合調査に活用しているツールですが、一部クライアントのサイトの分析にも利用することがあります。

Ahrefsを使うことで、流入キーワードと競合サイトの運営の実態を正確につかむことができるのです。

ランクエスト競合調査のこだわり

ランクエストの競合調査は、キーワード調査と同じく自分の目で競合サイトを確認することを大切にしています。

現代のSEOは、以前のようにただ単純に長いページを作ったり、外部リンク施策を行ったりすれば上位化されるというわけではありません。
検索ユーザーがどのような目的で検索を行い、それに見合ったコンテンツとは何かを的確に見抜き対応していく必要があります。
当然、それは1ページで完結するものではなく、多くの要因が複雑に絡んでいるため、この競合調査は非常に意味のある調査となるのです。

加えて、検索面の競合の強さ・弱さは施策の優先順位を決めるうえで重要なファクターです。ツールからわかることももちろん多いのですが、実際に自分たちでチェックすることで得られる情報も加味しなければ、最短で成果を出す戦略はたてられません。

キーワード調査についての特別コンテンツでも触れましたが、どこまでいっても、自分たちで徹底的に検索を行って確認していく以上の近道はないものとランクエストは考えています。

終わりのご挨拶

今回はキーワード調査の内、競合調査にフォーカスしてご説明しました。

キーワード調査は検索ボリュームのチェックだけではなく、実際にどのような記事が検索順位の上位になっているのかを調べる必要があります。

特に複数のキーワードで上位になっているサイトはSEOを進めるうえで強力なライバルになると想定されるので、徹底的に調べて丸裸にしていきます。

競合調査を通じて得た知見を活かしたキーワードプランニングの質には自信を持っているので、SEOに取り組もうとお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

【ランクエストサービス紹介特別コンテンツ】
【連載第1回】はじめに:ランクエストの譲れない『こだわり』とは
【連載第2回】SEO実施実況レポート①初回ヒアリング・既存サイト分析編
【連載第3回】SEO実施実況レポート②キーワード調査
【連載第4回】SEO実施実況レポート③競合調査編
【連載第5回】SEO実施実況レポート④レポーティングと改善策の提案
【連載第6回】SEO効果測定業務とは
【連載第7回】内部対策①サイト全体に関する22個の内部対策項目
【連載第8回】内部対策②サイトの各ページごとにチェックする内部対策9項目
【連載第9回】内部対策③内部対策に関する改善レポーティング
【連載第10回】インデックス状況モニタリング
【連載第11回】SEOコンテンツ制作における構成作りの流れ
【連載第12回】SEOコンテンツ作成後のチェック体制
【連載第13回】記事アップ作業代行について
【連載第14回】コンテンツのメンテナンス作業
【連載第15回】ランクエストSEO定例レポート

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