コラム

【SEOのプロが網羅】SEO対策の費用相場を外注・内製別に徹底比較

SEOの外注と内製の費用相場

「SEO対策を行いたいが、どれくらいの費用がかかるか分からない」
とお悩みの事業者様は多いのではないでしょうか?

しっかり対策を行うのであれば、専門知識のある外注業者に任せたほうがよいですが、コストを抑えるためにはなるべく内製でやりたいものですよね。

そこで本記事では、SEO対策の費用相場を外注と内製別にまとめました。
内製する際のリスクなども紹介しているので、ぜひ検討材料にしてみてください。

SEO対策の基本

SEO対策を行う上で、知っておくべきSEOの基礎知識

SEO対策とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、自社のWebサイトやページを一番上に表示させることです。

自社商材に関連するキーワードで見込み顧客が検索した際に、上の方に自社のWebサイトが表示されていれば企業を知ってもらえるだけではなく、お問合せ率向上も期待できます。

SEO対策にはいくつか種類があり、具体的な施策としては下記のようなものがあります。

主なSEO対策の施策例

  • キーワード分析
  • 内部対策
  • 外部対策
  • コンテンツSEO

SEO対策の重要性

自社Webサイトが検索エンジンの上位に表示されるようになれば、継続的に流入数の増加が見込めるため、資産としての価値が高まります。

実際に、Googleで検索したユーザーの動きとして、1位に表示されたサイトのクリック率が約14%、2位は約7.5%、3位は約4.6%となっており、2位以下になるとクリック率が大きく下がるという結果が出ています。

流入数の向上を見込めるSEO対策ですが、きちんとしたSEO対策を行わなければ効果が現れないうえに、継続的なブラッシュアップが必です。

参考:SEOラボ|【2023年最新】検索順位別クリック率!1位~10位のCTRは?

GoogleアルゴリズムとSEO対策

SEO対策を実施するうえでかかる費用を決める要素

SEO対策を行ううえで意識しなければならないものが、Googleアルゴリズムです。

Googleアルゴリズムとは、検索エンジンGoogleがWebサイトの掲載順位を決定するためにさだめた、ルールのようなものです。
検索順位の変動に多く影響しており、SEO対策はこのアルゴリズムに則って施策を実行していきます。

ただし、アルゴリズムの内容は公開されておらず、情勢にあわせて内容が日々変化しているため、内製で行うためにはトレンドを追い続けて施策を実行するリソースが必要です。

参考:googleアルゴリズムの仕組み

SEO対策費用の決まり方

SEO対策を行う際の費用は、内製・外注問わず以下の要素で決められます。

SEO対策の費用を決定する主な要素

  • 対象WebサイトのSEOの観点でのレベル感
  • 対象Webサイトの規模
  • 目標やKPI
  • キーワード対策の難易度
  • 競合の状況

SEO対策の費用は、Webサイトの規模や、現在のWebサイトがどの程度までSEO対策を現状で行えているかということによっても大きく変動します。
たとえば、ページ数の多いサイトで全くSEO対策がされていない状態であれば、それだけ対策すべきページも多くなり、費用もかさむでしょう。

また、競合のWebサイトが行っているSEO対策のレベルによっても費用は上下します。
競合が入念な対策を講じている場合、競合に打ち勝つためにはより多角的かつ、根気のいるSEO対策が必要になり、それなりに高いコストが必要です。

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【外注と内製】SEO対策にかかる費用一覧

SEO対策の費用相場を外注・内製別に紹介

続いては、SEO対策にかかる費用を、外注した場合と内製で行う場合とに分けて紹介します。
いずれのケースでも、Webサイトの規模や対策キーワード、競合の数によって費用は大きく上下するため、あくまで目安としてお考えください。

【外注・内製別】SEO対策費用の相場

施策内容

外注の場合

内製の場合

サイト分析

20万〜100万円

2万~7万円

内部対策

20万〜50万円

1万~4万円

外部対策

5万~20万円

3万~8万円

コンテンツ制作

3万~10万円

1万~2万4,000円

※内製の場合、人件費を1時間あたり2,000円として換算

費用相場➀サイト分析

ターゲットやキーワードの分析をはじめとしたサイト分析を、外注に出す場合の費用の相場は、20万〜100万円程度です。
一方、内製で行う場合は2万~7万円程度の人件費となります。

費用相場②内部対策

内部対策では、Webサイトのデザインや散りばめるキーワード、文面など、全体的な調整と最適化を行います。
費用の相場としては、外注の場合が20万〜50万円、内製の場合は1万~4万円程度が目安です。

費用相場③外部対策

外部対策は、対象となるWebサイトのコンテンツを、ほかのサイトで引用・紹介してもらえるようにする被リンク代行や、そのコンサルティングを指します。

費用相場は、外注の場合5万~20万円程度です。
一方、内製で行う場合は、3万~8万円が目安となります。

なお、内容によっては、検索エンジン側からペナルティを課せられるリスクもあるため、実施する際は慎重に行わなければなりません。

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費用相場④コンテンツ制作

コンテンツ制作は、上位化させるキーワードを決めてコラム記事を作り上げていく施策です。

3,000文字の記事1本制作するにあたり、外注した場合の費用の相場は3万~10万円程度が目安です。
一方、内製で行う場合は1万~2万4,000円程度の人件費が発生します。

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SEO対策を外注するときの料金形態

SEO対策を外注に依頼する際の料金形態

SEO対策の費用相場を知るうえで、確認しておきたいポイントが外注の料金形態です。
外注業者によって定めている料金形態が異なっており、なかには事前に知らなかったことで、損をしたというケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。

固定報酬型

固定報酬型は、実施する施策ごとに決まった料金が発生する仕組みであり、多くの業者が採用している一般的なプランです。
SEO施策の内容や成果に関わらず、料金が変動しないので、中長期的にSEO対策で必要な予算立てを行いやすいというメリットがあります。

その反面、成果が出ていないときでも費用が発生し続ける点はデメリットだといえるでしょう。

成功報酬型

成功報酬型は、実施したSEO対策の成果によって支払う料金が変動する仕組みのプランです。
成果が出ない期間には、費用の発生を抑えられる点は成功報酬型のメリットです。

一方で、業者のなかには成果をあげるために、不適切な方法で一時的にサイトの掲載順位を上げ、検索エンジン側からペナルティを課せられてしまったというケースもあります。

スポット型

スポット型は、基本的にコンテンツ制作を依頼する際に利用される料金形態で、記事を作りたいタイミングで単発の依頼をする方式です。
予算などの観点から、その都度発注の有無を決定できるという利点があります。

一括型

一括型では、SEO対策に関わるすべての料金を契約時にまとめて支払うので、以降の月額費用は発生しません。

小規模なサイトのコンテンツ制作や改修などでは、このプランを選択することで毎月の出費を避けられます。
一方で、外注業者の実力がわからない状態では、失敗したときのリスクが大きいという懸念があります。

結局SEO対策は外注と内製のどっちがいい?

SEO対策は外注と内製どちらがよいのかを改めて比較

ここまでSEO対策の外注と内製について解説してきましたが、
「結局、SEOは内製と外注のどちらがいいの?」
という疑問を持たれている方も多いでしょう。

SEO対策の効果を優先したいなら、間違いなく外注に任せたほうがよいといえます。
ただ、コスト面が大きな課題の場合は一旦内製から始めてみることも、一つの手です。

ここからは、外注と内製のそれぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、ぜひ検討材料にしてみてください。

外注のメリット・デメリット

SEO対策を外注するメリットとデメリットは下記のとおりです。

SEO対策を外注する際のメリットとデメリット

メリット

デメリット

  • 適切なSEO施策を受けられる
  • 人員を社内業務に集中できる
  • 最新のアルゴリズムにあわせた施策を行える
  • 費用がかかる
  • 自社にノウハウが蓄積されない
  • 悪徳業者に引っかかる可能性がある

SEOのプロに依頼することで、より精度が高く効果の見込めるSEO対策が可能です。
ただし、やはり費用がかかるものではあるので、実際に見積もりを出してもらったうえで相場と比較し、業者を選ぶとよいでしょう。

参考:Google検索セントラル|SEO業者の利用を検討する

内製のメリット・デメリット

SEO対策を自社で内製する際のメリットとデメリットは、下記のとおりです。

SEO対策を自社で内製する際のメリットとデメリット

メリット

デメリット

  • コストを削減できる場合がある
  • SEOノウハウを自社に蓄積できる
  • PDCAサイクルを早く回せる
  • 専門知識がない場合は教育や新規採用が必要
  • 結果が出ない場合が多い
  • 人的リソースが足りないことがほとんど

内製はコストが抑えられる反面、なかなか成果が現れないケースが多いことも事実です。
また、人的リソースがSEO対策にとられてしまい、他の業務ができないことがほとんどです。

もし実施する場合は、SEOのノウハウをしっかりともった人材を中心に、何人かのチームを編成したほうがよいでしょう。

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『ランクエスト』で成功したSEO対策の事例

最後に、弊社のSEOサービス『ランクエスト』にご依頼いただき、検索順位を大きく伸ばした上げた具体的な事例を紹介します。

事例①都内の歯科クリニック様

まずは、都内でインプラント・歯列矯正を行う歯科クリニック様の事例です。
2022年から施策を開始し、約7か月で検索エンジンからの流入数が3万件以上増加しました。

都内の歯科クリニック様のSEOの事例

実施した施策と効果

期間

効果

2022年11月~2023年5月

月あたりの自然検索流入数が3万件以上増加
(338/月→31,426/月)

実施したSEO施策

  • キーワード分析
  • 新規コラム作成
  • 内部リンク設置

コラムの記事数0の段階からスタートし、2回の記事投稿90,000文字分で、セッション数が大幅に増加しました。
特にキーワード分析を徹底し、それに適したとコンテンツ制作を行ったことで、大きな成果につながったと思われます。

事例②キッズ向けダンススクール様

続いて、キッズ向けダンススクール様の事例です。
有効なキーワードにて複数1位を獲得し、検索エンジンからの月間の流入数が4万件以上増加しました。

キッズダンススクール様のSEOの事例

実施した施策と効果

期間

効果

2021年5月~2023年5月

メインキーワードでの順位獲得

  • ダンススクール 箕面・・・1位
  • ダンススクール 守口・・・1位
  • ダンス 習い事・・・4位
  • ヒップ ホップ ダンス・・・1位

月あたりの自然検索流入数が4万件以上増加

(3,955/月→51,597/月)

実施したSEO施策

  • キーワード分析
  • 新規コラム作成/リライト
  • 内部リンク設置
  • 内部修正(メタタグ、サイトマップ等)
  • ページ構成案/新規ページ作成

SEOは基本的にすぐに結果が出ないものではあるため、クライアント様にその性質をご理解いただいたうえで、着実にサイトを強化しました。
2年という時間をかけて、順位・セッション共に大きく増加し、強い基盤を持つ安定したサイトへ成長させることができました。

そのほかの事例

自社にSEO対策のノウハウがないのであれば外注がおすすめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、SEO対策にかかる費用の相場を中心に、外注した場合、内製した場合それぞれを比較しました。

一口にSEO対策と言っても、Webサイト内のコラム記事の作成といったピンポイントのものから、サイト全体のブラッシュアップを行う大規模な施策までさまざまです。
コストを抑えたいからと内製を行う企業様も多くいらっしゃいますが、いずれにせよリソースが足りなかったり効果が出なかったりといったケースが多々あります。

そのため、SEOのノウハウが社内にない場合は、プロの外注業者にお任せすることをお勧めします。
ランクエストのSEOサービスは、まず貴社のWebサイトの状況分析から行い、有効なキーワードの抽出・内部対策・コンテンツ対策など、幅広い施策をワンストップで行っています。

無料のSEO診断も行っていますので、SEO対策にお悩みの方・外注を考えている方は、ぜひランクエストへご相談下さい!

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