全15回でお届けする、ランクエストのサービス説明をする特別コンテンツのうち、今回は、「SEO実施実況レポート」シリーズの最終回として、レポーティングと改善策の提案について解説します。
これまでの3回の記事でご紹介してきた調査や分析は、全てクライアントに対して骨太のSEO戦略をご提案するためのものとなります。
「ランクエストに依頼して果たしてSEOは上手くいくのだろうか?」といった質問への回答になる内容なので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ランクエストの改善レポーティングとは
ランクエストでは初回ヒアリングの後に調査と分析を行い、その結果をまとめたレポートを作成しますが、ただ調査と分析をするだけでは意味がありません。
ランクエストでは、レポートから得られた結果をもとに、現在のクライアントのHPに必要な改善案までをまとめて提出しています。
これが、ランクエストの改善レポーティングです。
改善レポートには何が書かれているのか?
改善レポートはおおまかに言えば、サイトの調査結果の報告、分析結果から導かれる改善策のご提案、内部対策のご提案、コンテンツ作成の提案からなります。それでは、ひとつずつご説明いたします。
サイト分析の結果報告と施策提案
改善レポートは、まず現状の整理からスタートします。
クライアントのお客さまが検索するであろうキーワードを4象限のマトリックスに整理して、既存のコンテンツでどこまでカバーできているかを明示します。
このマトリックスは検索ユーザーの見込み度合いと検索ボリュームを基準に作成しています。
キーワードを顕在ビッグワード、顕在ミドルワード、準顕在・潜在テールワード、潜在キーワードの4パターンに分けることで、施策の優先順位や方向性を分かりやすく伝えています。
キーワードの検索順位上位表示率
先程のマトリックスに沿って、ターゲットキーワードにおいてクライアントのサイトがどの程度上位化しているかをお伝えします。
クライアント毎に状況は異なりますが、各象限がそれぞれ10~20%になるケースが大半です。顕在ビックキーワードにおいては10%あれば非常に優れた成果が出ているといえますが、他の象限は10~20%の数値だと不十分です。
分析結果の報告と改善策のご提案
ここから、各象限ごとに課題の抽出と改善策の策定を行います。こちらも顕在ビッグキーワード、顕在ミドルキーワード、準顕在・潜在テールワード、潜在キーワード毎に分類。キーワードグループごとに原因を整理しています。
対象ページあり | SEOに関わるユーザーエクスペリエンスに問題がある | 表示速度やページエクスペリエンスの改善を検討! |
ページ品質に問題がある | ページ構成の見直しやコンテンツ追加など! | |
SEOの施策が甘い、または実施できていない | キーワード設定やクローラビリティなどのSEOの根幹を見直し! | |
Googleからマイナス要因と判断される個所がある | マイナス要因を排除! | |
対象ページなし | サイト内に関連性があるページが少ない | 関連ページを作成依頼! |
キーワードの受け皿となるページがない | サービス / 該当ページを作成! |
これらの項目の中から特に問題となっているものから優先順位をつけ対策をしていくこととなります。
内部対策のご提案
当然、コンテンツの十分、不十分だけでなく基本的な内部対策にも余念はありません。
弊社が14年間ノウハウを蓄積し完成させた、最新のランクエスト内部対策チェックリストに基づき、修正すべき内容をお伝えします。
一例としては、各ページのhタグの設定が正しいかどうかのチェック項目があります。
hタグの順番が文章の構成に沿っていないと、Googleから品質の低いコンテンツだと判断される恐れがあるからです。
ここで全ての項目を開示することはできませんが、基本的なことから弊社独自の視点でのポイントなど、余すことなく修正すべき点を全ページに渡ってお伝えいたします。
コンテンツの新規作成/改修のご提案
これまでの分析から、コンテンツの新規作成や改修についてもご提案します。
複数の視点から優先順位が高いと判断されたキーワードについて、まだサイト内に対応する記事がなければ新規コンテンツを作成。
既存記事があるものの順位が低迷している場合記事の改修を行います。
コンテンツ数自体が少なく重要キーワードに対応した記事がないケースが多いので、記事を新規作成することがほとんどです。
他SEO会社からの乗り換えの場合はリライトを行うケースもあるので、新規作成と改修のどちらを優先するかは個別に判断をしています。
今後行うべき施策のスケジュール
最後に、施策実行のスケジュールについてお伝えします。
3か月1サイクルで施策を実行しており、2回PDCAを行うことになります。
各社ごとにケースバイケースなのですが、2か月目から3か月目に重要な内部対策と新規コンテンツの作成を実施し、4か月目以降に記事の改修を中心に実行するケースが多くなっています。
これは新規コンテンツの評価が定まるには一定の時間がかかることと、仮に一回目の投稿で十分上位化しなかった場合に記事の改修を行うことができるからです。
できるだけ早期に成果を実感していただくことが重要なので、効果が表れやすい施策を前倒しで行うようにしています。
SEO実施実況レポート実例
SEO実施実況レポートに関しては、クライアントからもご好評いただいています。
とある他SEO会社からランクエストへ乗り換えられたクライアントのケースですが、これまでの施策内容に納得がいっておらずSEO自体に強い疑念をお持ちでした。
ですがランクエストSEOコンサルタントが導入時SEO実施状況レポートを交えてSEO戦略のご提案をしたところ、私たちがご提案した内容を評価していただき非常にお喜びいただくことができたのです。
現在はスケジュールに沿って新規コンテンツの作成と既存記事の改修を並行して実施しており、徐々に成果が出始めています。
ランクエストのSEOコンサルタントが、SEOに厳しい方でもご納得いただけるだけの分析力を持っていることの表れではないかと考えております。
ランクエストでは徹底的に磨き上げたSEO戦略をご提案します
全4回に渡ってSEO実施実況レポートについてご紹介してきました。
ランクエストSEOサービスにおいて、どのようなSEO戦略のプランニングを行っているかが十分伝わりましたでしょうか?
非常に地道な作業に裏付けられた私たちのプランニングは、SEO業界の中でも高水準であると自信を持っています。
SEOに取り組もうとお考えの方や、現在実施中のSEOにご不満のある方はぜひ一度ランクエストにお問い合わせいただけましたら幸いです。
引き続き、ランクエストSEOサービスについてご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!
【ランクエストサービス紹介特別コンテンツ】
【連載第1回】はじめに:ランクエストの譲れない『こだわり』とは
【連載第2回】SEO実施実況レポート①初回ヒアリング・既存サイト分析編
【連載第3回】SEO実施実況レポート②キーワード調査
【連載第4回】SEO実施実況レポート③競合調査編
【連載第5回】SEO実施実況レポート④レポーティングと改善策の提案
【連載第6回】SEO効果測定業務とは
【連載第7回】内部対策①サイト全体に関する22個の内部対策項目
【連載第8回】内部対策②サイトの各ページごとにチェックする内部対策9項目
【連載第9回】内部対策③内部対策に関する改善レポーティング
【連載第10回】インデックス状況モニタリング
【連載第11回】SEOコンテンツ制作における構成作りの流れ
【連載第12回】SEOコンテンツ作成後のチェック体制
【連載第13回】記事アップ作業代行について
【連載第14回】コンテンツのメンテナンス作業
【連載第15回】ランクエストSEO定例レポート