ディスクリプションについてお悩みではありませんか?ディスクリプションとは、メタディスクリプションとも呼ばれ、検索結果のタイトル下部(スニペット)に表示される文章を指します。
ディスクリプションを工夫することで、検索順位やアクセスアップにつながる可能性があります。
この記事では、ディスクリプションの意味やSEOに効果的な書き方について解説します。
SEO効果を高めて集客力をアップさせたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ディスクリプションとは?SEO効果や目安の文字数など
ディスクリプション(description)とは、説明や記述を表す言葉です。Web検索において、検索結果に表示される100文字前後のテキストで、ページを要約する機能を持ちます。
ここからはディスクリプションの効果や役割について、以下の点を解説します。
- CTR(クリック率)の向上につながる
- ディスクリプションを設定しないとどうなる?
- SEOに最適なディスクリプションの文字数
ディスクリプションの理解を深めましょう。
CTR(クリック率)の向上につながる
ディスクリプションを設定することで、CTR(クリック率)の向上が望めます。ユーザーが検索した際、どのページを見るか決めるときに判断基準となるのがタイトルとディスクリプションです。そのため、ユーザーの興味を惹く内容を描けば、クリックされる可能性が高まるでしょう。
なお、ディスクリプションはSEOに直接的な影響はありません。内容によって検索順位は変わりませんが、ユーザーが目にする場所なので、間接的にSEOに良い影響をもたらします。
ディスクリプションを設定しないとどうなる?
ディスクリプションを設定しない場合、検索エンジンがキーワードに適していると判断した文言をコンテンツ内から抜粋して表示します。
しかし、ページ内から断片的に持ってくるため、違和感のある文章になることがあります。文章が不自然だと、検索したユーザーに不信感を与える原因になるでしょう。
クリック率を低下させる恐れもあるため、適切なディスクリプションの設定がおすすめです。
SEOに最適なディスクリプションの文字数
ディスクリプションに文字数の制限はありませんが、ユーザーが使用する端末を意識しなければなりません。検索結果に表示されるディスクリプションの文字数は、PCでおよそ120文字、スマホで50文字です。
ドイツのSEO会社による調査結果では、日本はモバイル端末での検索がおよそ75%と、過半数に達することが明らかになっています。全体で見ると、スマホ検索でのニーズが多いことがわかります。
どの端末からのアクセスが多いかによって最適な文字数は異なりますが、両方に対応するために、70文字前後に設定するのがおすすめです。
媒体によっては最後まで表示されないため、重要な部分は前半の文章で伝えきるようにしましょう。
関連記事:SEOと文字数の関係とは?評価を上げる5つのポイント
SEO効果を高めるディスクリプションの書き方
SEO効果を高めるためには、下記のポイントを押さえる必要があります。
- ページごとに固有のディスクリプションを作成する
- ユーザーのニーズに合わせた内容にする
- クリックしたくなるような工夫をする
- キーワードの羅列はやめる
- 競合記事と差別化する
ポイントを踏まえてディスクリプションを作成しましょう。
ページごとに固有のディスクリプションを作成する
ディスクリプションは、必ずページごとに固有の文章を設定します。他のコンテンツと同じものを使いまわすケースがありますが、避けた方が懸命です。同じディスクリプションにすると、実際の内容と乖離してしまいます。
それぞれのページごとに内容が異なるため、コンテンツに合わせた固有のディスクリプションを設定しましょう。
ユーザーのニーズに合わせた内容にする
キーワードで検索したユーザーのニーズに合わせて、ディスクリプションを設定しましょう。漠然とページの内容を記述するのでは、記事内容への関心を高められません。
ユーザーのニーズを満たすためには、メリットとベネフィットを伝えるのがおすすめです。例えば「ディスクリプションの書き方」というページの場合、メリットとベネフィットは以下のようになります。
- メリット:ディスクリプションの書き方が知れる
- ベネフィット:集客率や売上が向上する
このようにメリットとベネフィットを記載することで、ユーザーの行動を促せます。
クリックしたくなるような工夫をする
ユーザーの興味を惹き、クリックしたくなるような工夫を加えましょう。簡潔に概要を伝え、知りたい答えが見つかりそうだと読者に思ってもらえる文章を考えます。
ディスクリプションは流し読みされる傾向があるため、ひと目で記事内容がイメージできる文章が望ましいでしょう。
そのためには、結論ファーストで伝えることが肝心です。結論を伝えたら先を読んでもらえないと思うかもしれませんが、そうではありません。ユーザーは次に理由が知りたくなるため、率直に伝えたほうが良い結果につながりやすいのです。
上記の点を意識し、続きを読みたいと思ってもらえるような工夫をしましょう。
キーワードの羅列はやめる
ディスクリプションを設定する際、上位記事を狙いたいキーワードを羅列するのは避けた方がよいです。キーワードを並べただけでは、何を伝えたいか曖昧になるためです。したがって、読者に魅力が伝わらないばかりか、SEO評価においてマイナスの影響を与えかねません。
Googleの検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドにも、避けるべき事項に「キーワードだけを羅列する」と記載があります。
以上のように、読者が理解しやすいディスクリプションを配置する方がSEO対策に有効なのです。
競合記事と差別化する
競合記事と同様のディスクリプションを設定すると、読者から選ばれない恐れがあります。なぜなら、たとえ記事の内容が違っても、同じに見えてしまうためです。
読者に読む価値がありそうと思ってもらうためには、競合との差別化のポイントを明確に示すことが大切です。
SEOに効果的なディスクリプションの設定方法
ディスクリプションの設定方法には以下の3つがあります。
- HTMLに書き込む
- WordPressのプラグインを使う
- テーマ
それぞれの方法を解説します。
HTMLに書き込む
ディスクリプションは、直接HTMLに書き込むことで設定可能です。ページのヘッダー部分であるheadタグ内に記述します。
<head> <metaname=”description”content=”〇〇”> </head> |
上記の〇〇の部分に、設定したいディスクリプションを入力すれば設定が完了します。
WordPressのプラグインを使う
WordPressを使っている場合、プラグインを使えば簡単にディスクリプションを設定できます。HTMLのタグを誤って消去するリスクを減らせるので、不安がある方におすすめです。
「All in One SEO」や「Yoast SEO」のようなSEO対策に適したプラグインを取り入れてみましょう。
テーマの機能を使う
テーマの機能を使ってディスクリプションを設定できる場合があります。WordPressにおけるテーマとは、Webサイト全体のテンプレートのことです。
デザインや機能が一式セットになっており、仕様としてSEO設定やHTML設定からディスクリプションの設定ができるテーマも存在します。
使用しているテーマがある場合は、ディスクリプションを入力できる箇所がないか確認しましょう。
ディスクリプションを確認する方法
記述したディスクリプションは、ソースコードを見ることで確認できます。右クリックして「ページのソースを表示」をクリックすれば、書き込まれたHTMLを閲覧できます。
表示されたコードの中から、「meta name=”description”」と記述された箇所を探しましょう。基本的に上部に配置されているため、簡単に見つけられます。
難しい場合は「ctrl+f」でソースコード内を検索してみてください。
ディスクリプションが表示されないケース
ディスクリプションがGoogleに適切でないと判断された場合、コンテンツの内容を説明するにふさわしいと判断された文章が採用されます。このような場合は、ページ内で引用された文章を参考にしながら設定し直すことで、改善できる可能性があります。
また、設定がGoogleに反映されるまでに時間がかかるので、変更後1週間は様子を見てみましょう。
まとめ:SEOに効果的なディスクリプションを設定しよう
ページ内容に沿って適切なディスクリプションを設定すれば、クリック率の向上につながります。ユーザーがクリックするかを決める判断基準となるため、魅力的な要約文を記述することが重要です。
本記事で説明した内容をもとに、SEOに効果的なディスクリプションを設定してください。
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