コラム

成果報酬型SEOとは?固定報酬型との違いや依頼時の注意点を解説

成果報酬型SEOは、成果が出たときのみ費用を支払うSEO対策の外注方法です。リスクなしで依頼できる反面、業者選びや契約時の注意点をわかっていないと多額の費用を支払うことになります。

この記事では成果報酬型SEOの概要や、依頼時に気をつけるポイントを解説していきます。

費用を抑えてSEO対策を外注したい方は、ぜひ参考にしてください。

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    成果報酬型SEOとは?

    成果報酬型SEOとは、SEO対策を外注する際、事前に設定した目標を達成した場合のみ料金を支払う契約形態です。

    多くの場合、目標とする順位を決めておき、対策したキーワードが目標より上位をキープした日数で費用を算出します。また順位に応じて費用が異なることも多く、たとえば5位よりも1位の方が高額になります。

    SEO業者ごとに報酬の発生条件や料金が変わるため、依頼の際は契約内容を注意深くすり合わせることが大切です。

    固定報酬型SEOとの違い

    固定報酬型SEOとは、決まった金額をSEO業者に支払って作業をしてもらう契約形態です。SEO対策では長期的な施策が必要となるため、以下いずれかの契約方法になることが多いです。

    • あらかじめ取引の期間を決め、まとめて料金を支払う
    • 取引のある間、月額で費用を払い続ける

    固定報酬型SEOでは、コンサルティングや内部対策、コンテンツ制作など、作業内容が多岐にわたります。Googleの動向や市場の変化に合わせた柔軟な対策が期待できるため、一般的には固定報酬型のSEO対策が推奨されています。

    成果報酬型SEOの特徴

    成果報酬型のSEOには、以下3つの特徴があります。

    • 価格設定が低く見えるサービスが多い
    • サービス内容が被リンク施策のものが多い
    • 低リスクで導入できる旨を謳っているものが多い

    それぞれ詳しく解説していきます。

    価格設定が低く見えるサービスが多い

    成果報酬型SEOでは、結果が出るまでは費用が発生しません。そのため、安価に依頼できるように見えるサービスが多いです。

    しかし契約内容次第では、条件達成時に固定報酬型SEOよりも高額になることも少なくありません。また対策キーワードを間違えるとコンバージョンにつながらず、売上に見合わない費用を支払うことになります。

    そのため、依頼時には上位表示時に見込まれるコンバージョン数などを含めて、料金設定を確認することが大切です。

    サービス内容が被リンク施策のものが多い

    成果報酬型SEOでは、被リンク施策を主な対策内容としているサービスが多いです。

    被リンク施策とは、SEO業者が保有している大量のWebサイトから顧客のサイトに向けてリンクを貼り、検索上位を狙う対策です。

    実際にGoogleは、被リンクの数や品質をSEO評価の項目に含めているため一見、有効な施策に見えます。

    しかし、評価の対象に含まれるのは自然に集まった良質な被リンクのみです。順位操作を目的とした被リンクの獲得は、SEO評価を下げる原因になるため、注意が必要です。

    低リスクで導入できる旨を謳っているものが多い

    成果報酬型SEOを提供する業者は、初期投資が少ないことを理由に、低リスクを謳っていることが多いです。実際に固定報酬型のSEOを依頼する場合は、成果が出る前に多額の費用を支払うケースが多いため、魅力的に映ります。

    しかし、料金以外のリスクにも目を向けないと失敗につながる可能性があります。SEO対策は、検索上位を獲得するための施策ではありません。

    自社やサービスの認知向上やリードの獲得など、上位表示の先にある目的を達成するための施策です。成果報酬型SEOでは上位表示をゴールにしていることも多く、一向に成果が出せない恐れがあります。

    さまざまなリスクを考慮した上で、適切な施策をしてくれる業者に依頼しましょう。

    成果報酬型SEOのデメリット

    成果報酬型SEOには、以下3つのデメリットがあります。

    • ペナルティのリスクがある
    • 長期的な成果が見込めない可能性がある
    • 固定報酬型よりも高額になる恐れがある

    それぞれ詳しく解説していきます。

    ペナルティのリスクがある

    成果報酬型SEOでは、被リンク施策をはじめとした、ブラックハットSEOを講じることも多々あります。

    ブラックハットSEOとは、Googleのルールの穴を突いた、脱法行為にあたる施策のことです。一時的に成果が出ることもありますが、アルゴリズムのアップデートにより淘汰されたり、ペナルティを受けたりする恐れがあります。

    一度ペナルティを受けると、再度上位表示を狙うのが難しくなるため、新規ドメインの取得やWebサイト再構築が必要です。本来必要ないコストが発生し、かえって損をする可能性があります。

    長期的な成果が見込めない可能性がある

    成果報酬型SEOを提供する業者の中には、自社の利益のみを追求する方針の会社もあります。そのような業者は、手段を選ばず無茶な施策を講じることも少なくありません。

    施策内容が悪質な場合、一時的に検索上位を獲得できても、すぐに低下するケースが多々あります。結果として成果が得られず、高額な報酬だけ支払うことになるため、依頼の際は施策内容をよく確認しましょう。

    固定報酬型よりも高額になる恐れがある

    料金設定次第では固定報酬型SEOよりも高額になります。固定報酬型SEOの相場は、必要なキーワードを網羅的に対策した上で、月額50万〜100万円程度です。

    たとえば、以下のような契約内容の場合、4キーワードだけで上回ってしまいます。

    料金設定 1〜3位にランクインした対策キーワード1つにつき「1万円×日数」
    結果 4つのキーワードで30日間1位を獲得
    月額 1万円×30日×4キーワード=120万

    また、固定報酬型は上位表示後のコンバージョンまで見越しているのに対し、成果報酬型は上位表示のみに特化していることも多いです。支出だけ増加し、売上が増えない可能性もあるため、契約の際は費用以外にも目を向けましょう。

    SEO対策は固定報酬型で依頼するのがおすすめ

    SEO対策で成果を出すには、長期的視点を持って、地道に施策を講じる必要があります。しかし、業者側も元手がないとサービスを運営できません。

    そのため、成果報酬型SEOを提供する業者の多くは、自社の利益を優先します。結果として、顧客の利益を無視することとなり、価格に見合った成果が見込めないケースが多いのです。

    また、成果報酬型SEOは一見リーズナブルに見えますが、さまざまなリスクも潜んでいます。そのため外注の際は、余裕を持って対策をしてくれる固定報酬型SEOを選ぶのがおすすめです。

    もし成果報酬型SEOを依頼する場合は、契約内容や料金設定をよく確認し、慎重に契約しましょう。

    成果報酬型SEOを依頼する際の注意点

    成果報酬型SEOを依頼する際は、以下5点に注意しましょう。

    • 施策内容を確認する
    • 料金形態を確認する
    • アクセス解析ツールの画面は共有してもらえるか
    • 実績は順位だけを参考にしない
    • 運営会社に不審な点はないか

    それぞれ詳しく解説していきます。

    施策内容を確認する

    SEO対策では、以下3つの施策を網羅的に行うことで、長期的な成果を目指します。

    • 内部対策
    • 外部対策
    • コンテンツSEO

    施策が偏っていれば理由を確認し、納得のいく説明が得られなければ、十分な対策をしてもらえない可能性があります。

    また、施策内容が外部対策のみである場合は注意しましょう。中でも、業者側から大量の被リンクの提供を行う場合は、かえって順位を下げる可能性があります。

    事前にSEOの基礎知識を身に着けた上で、Googleの方針に沿った対策を行う業者であるか見極めましょう。

    料金形態を確認する

    成果報酬型SEOでは、料金形態のすり合わせを誤ると、思わぬ高額請求につながる恐れがあります。

    一般的に、成果報酬型SEOでは1キーワードあたり「500円〜1万5千円/日」程度で設定されることが多いです。以下の項目を確認して、適正価格であるか確認しましょう。

    • 報酬の発生条件
    • 順位ごとの金額
    • 対策キーワードの検索ボリューム
    • 対策キーワードのターゲット

    アクセス解析ツールの画面は共有してもらえるか

    成果報酬型SEOは、業者側が行った計測した順位に基づいて、報酬が決定します。残念ですが、SEO業者の中には解析結果を改ざんして報酬を得る会社も存在するのです。

    そのため支払い前に、事実に沿った料金であるか確かめることが大切です。契約前に、業者が使用しているアクセス解析ツールの画面を共有してもらえるか確認しましょう。

    拒否された場合は、契約を見送ったほうが無難です。

    実績は順位だけを参考にしない

    成果報酬型に限らず、業者の実績を確認する際は、順位だけを参考にしてはいけません。SEO対策の目的は、上位表示の先にあるコンバージョンです。

    そのため以下のようなポイントを確認し、その業者が顧客に利益をもたらしたか確認しましょう。

    • 上位表示キーワードの検索ボリューム
    • コンバージョン数やアクセス数のビフォーアフター
    • サービスを導入した顧客の感想
    • 具体的に講じた施策

    運営会社に不審な点はないか

    ブラックハットSEOを講じている業者の場合、過去に顧客とトラブルを起こしている可能性があります。そのため、契約前に不審な動向や口コミがないか調査することが大切です。

    たとえば、社名や屋号が何度も変更されている場合、社名ロンダリングを行っている可能性が高いです。少しでも不審な点があれば、別の業者を検討しましょう。

    まとめ:成果報酬型SEOを依頼する際は、業者選びを慎重に

    成果報酬型SEOでは、初期投資不要でSEOを外注できます。

    しかし費用以外のデメリットも多いため、依頼の際は業者の見極めが重要です。また予算に余裕がある場合は、長期的な成果が見込める固定報酬型SEOの利用がおすすめです。

    この記事を参考に正しい知識を身につけ、適切な業者に依頼しましょう。

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