ホームページを立ち上げようと思ったものの、作り方がわからず困っていませんか?昨今、無料で使える作成ツールなどもあり、どの方法で作ればいいか迷いますよね。Web制作会社に依頼すれば、手軽に高品質なサイトが作れますが、その分コストが嵩みます。
そこでこの記事では、ホームページを自作する方法や外注する際の注意点を解説していきます。制作手段がわからない、外注先選びに困っている方はぜひ参考にしてください。
目次
ホームページを作る方法は2つ
ホームページを作成するには、まず自作か外注のどちらかを選びます。それぞれの違いを表にまとめました。
自作 | 外注 | |
---|---|---|
メリット | ・低コストで制作できる ・細かいところまでこだわれる |
・手間がかからない ・プロが制作してくれる ・提案が受けられる |
デメリット | ・手間がかかる ・技術的にできない作業がある |
・費用が高い ・外注先選びが難しい ・思い通りのデザインにならないことがある |
自作の場合、自分次第でどこまでもこだわれるため、費用をかけずにクオリティを追求できます。反面、自由にデザインや機能を作ろうと思うと、HTMLやCSSなどの知識が必要となるため、勉強や作業に時間がかかります。
一方で、外注すればプロが対応してくれるため、手間をかけずにクオリティの高いサイトの納品が期待できます。しかし、費用が高くなったり、思い通りのデザインにならなかったりなど、デメリットもあるため注意しましょう。
ホームページを作るときに必要なもの
ホームページを作るときは、以下の2つが必ず必要です。
- サーバー
- ドメイン
それぞれ詳しく解説していきます。
サーバー
サーバーは、ホームページを保管する入れ物のことです。ホームページを構成するテキストファイルや画像などをサーバーにアップロードすることで、Web上にサイトを公開できます。
サーバーは自作もできますが、膨大な手間と知識が必要とされるため、レンタルサーバーの利用が一般的です。月1,000〜3,000円程度でサイト運営に必要な機能が揃ったレンタルサーバーが用意できます。
ドメイン
ドメインは、Web上でホームページが格納されているサーバーの場所を示すものです。URLにも使用されており、たとえば以下のドメインであれば「example.com」の部分がドメインに当たります。
例:https://example.com/ |
ほとんどのレンタルサーバー会社がドメインも販売しているため、サーバーと同時に取得することが多いです。ドメインは、未使用のものであれば自由な文字列を設定できるため、企業やサービスの名前など、わかりやすいものを取得しましょう。
ホームページの作り方
ホームページの作り方は、以下の2つです。
- HTMLやCSSを使って1から作る
- ホームページ制作ツールを使う
それぞれ詳しく解説していきます。
HTMLやCSSを使って1から作る
HTMLやCSSは、Webサイトを構築するためのマークアップ言語で、1から作る上で必須のスキルです。
HTMLでホームページの骨組みを作り、CSSで装飾をしてページを完成させます。自由に作り込めますが、専門知識が必要な分、難易度は高めです。
またデザインや機能性にこだわるのであれば、JavaScriptやPHPなど、他のプログラミング言語も必要です。
HTMLとCSSの学習コストは比較的低いですが、それなりの期間を要するため、急いでいる方は別の手段で作りましょう。
ホームページ作成ツールを使う
ホームページ作成ツールを使えば、知識がなくても簡単にホームページが作れます。CMSとも呼ばれ、制作後の編集やページ追加も容易なため、SEOを目的にしたサイト制作でよく使われます。
デザインテンプレートや機能追加のプラグインを使って、手軽に高品質なWebサイトの制作が可能です。外注する際も、CMSで構築を依頼すれば運用の自由度が上がるためおすすめです。
おすすめの無料ホームページ作成ツール
おすすめの作成ツールは以下の3つです。
- WordPress
- Wix
- Jimdo
それぞれ詳しく解説していきます。
WordPress
WordPressは、世界で一番使われているCMSです。テーマとプラグインをインストールすれば、専門知識がなくても必要な機能やデザインを簡単に実装できます。
また、コンテンツSEO対策に適したCMSとしても有名で、ブログの更新を行えば自社で集客も行えます。プログラミングの勉強をしなくても、クオリティの高いホームページが作れるため、コストを抑えて制作を行いたい方におすすめです。
Wix
Wixは、直感的な操作でデザインを作れるCMSです。世界で2億人以上が利用していることから、人気の高さがうかがえます。
ドラッグ&ドロップでパーツを動かすシンプルな編集方法で、知識がなくても簡単にサイトが作り込めます。
また、目的別に600種類以上のテンプレートが用意されているため、幅広い用途のサイトを制作できます。そのため、デザイン重視でホームページを作成したい方におすすめです。
Jimdo
Jimdoは、初心者向けの無料ホームページ作成ツールです。豊富なテンプレートを使うことで、簡単かつスピーディーにホームページを制作できます。
また、Jimdoには以下の2つの制作方法が用意されています。
- AIアシスト機能を使ったAIビルダー
- 自分でホームページを作り込むクリエイター
AIアシスト機能を使えば、より効率的にサイトが作れます。一方で、同機能を使っているユーザーと似たデザインになりやすいため、個性を出したい方は自分で作り込むのがおすすめです。
ホームページ制作を外注する方法
ホームページの制作を外注するには、3つの方法があります。
- Web制作会社に依頼する
- デザイン事務所に依頼する
- クラウドソーシングを使う
それぞれの方法を解説していきます。
Web制作会社に依頼する
Web制作会社への依頼が、初心者に最もおすすめな方法です。
Web制作会社はデザインだけではなく、Webマーケティングや保守管理など、ホームページ制作に関する幅広い知識や技術を持っています。そのため、自身に知識がなくても本格的なホームページが作れます。
また、制作後のサポートが充実している会社に依頼すれば、運用面でのアドバイスも期待できます。自分でホームページを作成するのが難しい場合や、プロの仕上がりを求める場合は、Web制作会社への依頼をおすすめします。
制作会社ごとに対応や費用が異なるため、相見積もりを取った上で、相性の良い会社に依頼しましょう。
しかし、制作会社を1社ごと話を聞いて選定するのは時間がかかります、、、
その場合には、日本最大級のホームページ制作会社検索サイト「優良WEB」にご相談ください。
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デザイン事務所に依頼する
デザインにこだわる場合は、デザイン事務所に依頼するのも一つの手です。デザイン事務所は、アニメーションやイラスト制作など、Webサイト以外のさまざまなデザインを行なっています。
ホームページで使用するロゴやグラフィックデザインなど、制作会社では受けきれないデザインまで対応してくれます。そのため、独創的なデザインのホームページを希望する場合はデザイン事務所がおすすめです。
しかし、Webマーケティングには精通していないことも多いため、集客を望んでいる場合は事前に確認しましょう。
クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングを利用して依頼する方法もあります。クラウドソーシングサイトを介して、Web制作ができる登録者に予算や希望するデザイン、機能などを提示すれば簡単に依頼できます。他の方法に比べて低価格で依頼できるため、予算を抑えたい方にはおすすめです。
しかし、発注側のスキルが低く満足のいくサイトに仕上がらない、副業で制作に時間がかかるなどのリスクもあるため注意が必要です。トラブルを避けるためには発注側にもある程度の知識が求められるため、不安な方は別の方法を検討しましょう。
関連記事:SEO対策を外注するメリットは?外注すべきタイミング、業者の選び方、費用を解説
ホームページを自分で作る時の注意点
ホームページを自作する際は、以下3つの点を押さえましょう。
- 設計をよく考える
- 著作権に気をつける
- 下調べを十分に行う
それぞれ詳しく解説していきます。
設計をよく考える
良いホームページを作るためには、初期設計が最も重要です。
まずはホームページを作る目的や伝えたい情報を明確にします。その上で、目的を達成するために必要なページやレイアウト、デザインなどについて考えましょう。
設計をよく考えてから制作すれば、イメージ通りのホームページが作成できる可能性が高まります。
著作権に気をつける
ホームページに掲載するコンテンツには、著作権が関わってきます。画像や音楽、文章など、他人の著作物を使用する場合には、必ず著作権者の許可を得るか、著作権フリーの素材を使用しましょう。
とくに、ホームページを自作する際は気づかない内に著作権を侵害してしまうこともあります。
たとえば、フリー素材の画像でも、商用利用が不可能な場合もあるため、素材ごとに規約の確認が必要です。著作権を侵害すると、法的なトラブルに発展する可能性もあるため、意識しましょう。
下調べを十分に行う
ホームページを作成する際には、競合や同じジャンルのサイトの調査が重要です。掲載されているコンテンツやデザイン、SEOの対策キーワードなどを調査した上で自社のサイトに活かしましょう。
とくに集客や採用、ブランディングなど、成果を上げるためにホームページを作る場合は、競合との差別化は必須です。
また、市場調査も合わせて行い、自社のターゲットニーズの正確な把握も欠かせません。成果が上がるホームページを作るためにも、下調べを十分に行いましょう。
まとめ:ホームページは自分でも作れる
ホームページは、ツールを使えば自分でも簡単に作成できます。
しかし、特殊な機能や独創性の高いデザインを求める場合は、専門的な知識が必要なため、外注をおすすめします。それぞれにメリットとデメリットがあるため、予算や自身のリソースを考えつつ、制作方法を考えましょう。
また制作には、初期設計と下調べが重要です。競合調査を行い、ホームページを作る目的を明確にした上で、満足のいくサイトを作り上げてください。
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