前後編に渡ってランクエストのSEOコンテンツ制作専門チームである『メディアオペレーションセンター(以下MOC)』についてのインタビューをお送りしております。
後編の今回は、新人ウェブライター鈴木廉太郎に直撃!
SEOで成果を出すためには高品質なコンテンツが不可欠になりますが、ランクエストではこのMOCがあるからこそ結果を出すことができているといえます。
コンテンツ制作の最前線で奮闘する新人ライター鈴木廉太郎の様子を通してMOCのコンテンツ制作に対する品質管理のこだわりについてレポートいたします!
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目次
インタビュー協力者
ウェブライター 鈴木廉太郎
新卒で人材派遣会社に3年勤務。キャリアアップを目指しランクエストに転職。将来的に一流のコンサルタントになることを目指して奮闘中!
MOCでの業務内容について
ランクエスト編集担当田村(以下 田村):鈴木さん、今回はよろしくお願いします! 自己紹介を兼ねて、今どのような業務を行っているか教えてもらえますか?
ライター鈴木廉太郎(以下 鈴木):よろしくお願いします!
これまで3年ほど人材業界で営業をしていたのですが、コンサルティング業務といった直接クライアントの支援ができる仕事をしたいなとずっと考えていました。
勢いと成長性のあるWebマーケティングの分野で転職活動を行っていて、縁があって株式会社doubLeに転職することになりました。
念願のコンサルティング業務に携わることができるようになったので、MOCに配属されて良かったです!
田村:気合十分ですね!MOCで行っているコンテンツ制作について、もう少し具体的に教えてもらえますか?
鈴木:はい、現在はクライアントのサイトに投稿するためのコンテンツを月間30本ほど制作しています。
コンテンツの制作の際は、事前の情報収集から執筆、アイキャッチ用画像など素材の準備まで一通り実施しますね。
ランクエストのコンテンツはSEOコンサルタントの方が構成を考えてくれているので、それに沿って肉付けできるようにリサーチしていきます。
部門長からの要求事項
田村:新入社員とは思えないほどバリバリ働いていますね! 入社時の研修は部長の望月が行ったと聞いていますが、どのような内容でしたか?
鈴木:「日本語の文章を書くとはどういうことか?」と、「SEOライティングのポイントとは?」の大きく分けて2つのテーマで教えていただきました。
内容は幅広かったのですがMOC部門長である望月からかけられたある言葉が印象に残っています。
それは、「自分の文章が世界に発信されるからには、その内容にしっかりと責任を持とう」です。
Web上に投稿したコンテンツは、日本はもちろん世界中の人が見ることができます。
ひょっとしたらそのコンテンツがきっかけでクライアントがメディアから取材されることがあるかもしれません。
自分の手がけたコンテンツが世の中に大きな影響を与えるかもしれないという自覚を持って、優れた文章が書くよう、常に最善の努力をしようと伝えられました。
田村:コンテンツに対するMOCの理念ともいえそうですね! その後SEOの観点を交えながら文章術について教わったということでしょうか?
鈴木:そうですね! 『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』と、『スピードマスター 1時間でわかる Webライティング』の2冊をまずは参考書として指定されました。
後はランクエストのライティングマニュアルを渡されてSEOライティングをする際のポイントを教わりましたね。
田村:具体的にはどのような内容を教わりましたか?
鈴木:一つ例を挙げると、「主語と述語を明らかにすること」です。
日常会話だと主語がなくても会話が成立することが多いのですが、文章だと意味が分からないことが増えてしまいます。
例えば、「検索順位が上がるように、キーワード調査を行う」という文章があったとします。
この文章だけだと主語が「自分」なのか、「SEO会社」なのか、「クライアント」なのか分かりません。
文脈から補えるケースも当然あるのですが、何が主語なのか判断が難しいケースが意外と多いのです。
正しく文章を伝えるために、基本的には読者が類推することのないよう、わかりやすい文章作りをするべきだと教わりました。
私自身、意識せず主語と述語が曖昧で読みづらい文章を書いてしまいチェックされたことがあるので、注意しながらライティングするようにしています。
田村:なるほど。私も文章を書く仕事をしているので気を付けたいです。鈴木さんが今何か文章で工夫していることはありますか?
鈴木:文章の「着地」を意識しています。
着地とは、結論の段落で「この文章は結局何が伝えたかったのか?」がはっきりと読者に伝わるように冒頭から書き方を意識することです。
文章を書いていると文章の内容と結論とが食い違うことが本当に多いなと痛感しています。
書いているうちに構成への意識が薄れてしまうのが原因だと思うのですが、着地がおかしくなることは自分の文章の弱点だと思っています。
なので、今は情報収集の時から「この情報は何のための情報なんだろう?」と考えるなどして結論への意識を高めています。
少しずつですが、結論と文章の内容との食い違いが減ってきているかなとは思いますね。
「朝会」でさらなる品質向上を
田村:とても高度な工夫をしていますね! これは鈴木さんご自身が考えられたことでしょうか?
鈴木:いえ、MOCでの指導を受ける中で意識するようになりました。
MOCでは毎朝「朝会」というミーティングを行っています。
業務連絡以外に、各メンバーが書いた文章へのフィードバックも毎日行われています。
そこで望月から文章やSEOに関する指導があるのですが、そこで指摘された内容ですね。
田村:朝会の内容についてもう少し詳しく教えてもらえますか?
鈴木:まず、メンバーが執筆した納品前のコンテンツをMOCチーム内で共有します。
それを朝礼時にメンバー全員で見ながら、ひとつひとつ文章を拾ってチェックしていきます。
これを、毎朝行うのがMOCの朝会です。
内容は構成に関するものもあれば文法についての事項もありますし、単純な日本語の使い方や内容そのものに切り込むこともあります。
毎回10か所以上何らかの指摘があるので、提出する時はとても緊張します(笑)
田村:かなりみっちりとフィードバックするのですね! これはどのような意図があって行われているのでしょうか?
鈴木:これは望月からの受け売りなのですが……。「日本語を日本語として正しく書く」ことは難しく、プロとして訓練しなければならないからです。
文法的に正しく、文脈に沿った適切な表現をすることは、自動車の運転と同じように訓練して身につけなければ出来ない技術だとMOCでは考えています。
ですが、なまじ日本語が母語である分訓練をしないまま文章を書いてしまう人が多いのが現在のライティング業界の実状です。
MOCはコンテンツ制作のプロとして日本語の文章力を高めなければならないとの望月の方針もあり、毎日徹底的に文章へのフィードバックを行っているのです。
新人の制作物に対しての品質管理について
田村:MOCがコンテンツの品質にこだわっている点が伝わってくるのですが、実際のところご自身のコンテンツ品質に不安はありませんか?
鈴木:事前チェックとフィードバックがあるのでそれは全くないですね!
MOCでは、コンテンツを制作したら「チーム編集長」という先輩のライターに提出します。するとチーム編集長がコンテンツの内容をチェックして、日本語として誤りがないかやSEOの見地から不十分な点がないかについてフィードバックを行ってくれるのです。
そして、チーム編集長のOKが出た記事だけがクライアントのサイトにアップされることになります。
フィードバックの内容は望月と同じように厳しいので、新人だからといって手加減は全然してもらえません。
最初のころは1つのコンテンツを完成させるために5回もフィードバックを受けたので、正直大変でした……(笑)
田村:そんなに厳しくチェックを行っているんですね! 具体的にはどのようなフィードバックを受けるのですか?
鈴木:先ほどお伝えした主語と述語が曖昧になる点も指摘されますし、文章の着地がおかしくなっている時も指摘が入りますね。
また、接続詞の使い方がおかしいというフィードバックを受けることがあります。
例えば「だが」や「しかし」の逆説の接続詞を使ったのに、前の文章の続きを書いてしまうことなどですね。
頭の中で文章の筋道が整理できていないまま書いた時に起こってしまうので、自分でも注意しています。
ランクエストのライティングマニュアルにある80個の項目に沿って確認しているので、日本語としてもSEOコンテンツとしても十分な品質があると思います!
田村:なるほど。MOCとしてコンテンツの品質を担保する仕組みがあることが良く分かりました。
今後の鈴木廉太郎の目標
田村:最後に、今後の鈴木さんのMOCでの目標について教えてもらえますか?
鈴木:まずはフィードバックの回数を減らしてチーム編集長の負担を減らせたらなと思います。
クライアントには良い品質の記事を納品できているとはいえ、今はチーム編集長に頼りきりになってしまっているので……。
ただ、先日納品した記事はフィードバックが2回で済んだので以前よりはよくなっているのだと実感しています!
これを早く1回だけにして、最終的には一発OKがもらえるようにしたいですね。
それと、いずれは「人の役に立つ」ビジネスパーソンになれたらいいなと思います。
MOCを通じてクライアントのサイトの役に立つことができるので、そこから発展してSEOのプロになれたら良いのかなと考えています!
日々奮闘する鈴木廉太郎をぜひ応援してください!
今回は新人ライターの鈴木廉太郎へのインタビュー記事をお送りしました。
鈴木の奮闘ぶりやMOCがコンテンツ品質にこだわって様々な取り組みを行っていることが伝わりましたでしょうか?
MOCでの活動を通じて彼が優れたライターになっていくのを、皆様も応援していただけますと大変ありがたく存じます。
ランクエストのコンテンツSEOでは鈴木を含めたMOCのライターが高品質なコンテンツを制作いたします。
ご相談は無料なのでどうぞお気軽にお問い合わせください。
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