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SEO業界調査データ

現役SEO担当者135名に聞いた『SEO職の給与事情』(SEO会社ランクエスト調べ)

企業のマーケティング戦略において不可欠な存在となりつつあるSEO担当者。しかし、必要とされるスキルや報酬体系は実に多様化しており「SEO職は本当に稼げるのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで、「SEO対策」のキーワードで検索順位No.1(注1)を獲得した実績を持つランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年3月14日~3月24日の期間にわたり、現役SEO担当者135名を対象とした独自アンケート調査を実施。年収レンジや満足度など、SEO担当者のリアルを映し出す興味深い結果が浮かび上がってきました。

本記事では、この調査データをもとに「SEO担当者の年収事情」を紐解くとともに、今後のキャリア展望を探っていきます。SEOに携わる方はもちろん、これから参入を考えている方にとっても、キャリア形成のヒントとなるはずです。

(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。

調査結果①:現在の年収(額面)はどのレンジに該当しますか?

最も多かった回答は「501~700万円」で、全体の28.9%(39名)にのぼりました。SEO業務に携わる層としては中堅の年収帯にあたると考えられます。続いて「701~900万円」が20.7%(28名)、「300~500万円」が18.5%(25名)と、比較的幅広いレンジに分散している点が特徴的です。

一般的に501~700万円は、大手・中堅企業の社内SEO担当や、SEOコンサルタントとして数年の実務経験を積んだ人が多く当てはまるレンジだと推察されます。

一方、700万円を超える層はリーダー・マネージャーポジションや複数社を横断してコンサルティングを行う立場の人が増える傾向にあるでしょう。

さらに「901~1,200万円」が15.6%(21名)、「1,201万円以上」が11.1%(15名)と、上位の年収帯も一定数存在することがうかがえます。

このクラスになるとSEOのみならずマーケティング戦略全般の指揮や、新規事業立ち上げなど経営目線での判断を求められるポジションに就いているケースも多く、実務だけでなくチームマネジメント力やビジネスセンスが高く評価されていると考えられます。大企業や外資系企業でのSEO責任者、あるいは起業して複数クライアントを抱えるフリーランス・コンサルタントが該当する例もあるでしょう。

調査結果➁:報酬体系はどのようになっていますか?(複数選択可)

最も多かった回答は「固定給(ボーナスあり/なし問わず)」で、65.2%(88名)に上りました。次いで「成果報酬(SEO順位、アクセス・売上目標達成など)」が45.2%(61名)、「時給・プロジェクト報酬(業務委託、フリーランス)」が23.7%(32名)と続き、わずかに「その他」が0.7%(1名)となっています。

固定給で安定した報酬を得ている人が最も多い一方、成果報酬を併用しているケースも相当数あることが特徴です。また、時給やプロジェクトベースの報酬形態を取る人も一定数存在しており、SEO業務では企業内の正社員からフリーランスまで多様な働き方が選ばれていることがうかがえます。

調査結果➂:現在の給与・報酬額に対する満足度はどの程度ですか?

最も多かった回答は「やや満足している(もう少し高いと嬉しい)」で46.7%(63名)にのぼりました。次いで「普通」が20%(27名)、「非常に満足している(大きな不満なし)」が19.3%(26名)と続き、全体の約66%がある程度の満足感を抱いているようです。

一方で「やや不満(市場価値に比べて低いと感じる)」は8.9%(12名)、「非常に不満(転職や独立を検討するほど)」は5.1%(7名)と、約14%の人が報酬に対して不満を持っているという結果になりました。

満足度が高めの一方で、もう少し上を望む声が多いのはSEO分野が専門性の高さゆえ報酬水準に伸びしろがあると期待されている表れかもしれません。

調査結果④:今後1年以内に報酬アップを目的とした転職・独立を考えていますか?

最も多かった回答は「具体的に準備はしていないが、近いうちに検討する可能性が高い」で35.6%(48名)となりました。既に転職活動を始めている人が20.7%(28名)、独立の準備を進めている人が20%(27名)と続き、合わせて約4割の人が報酬アップを目的とした積極的な動きを示しています。

一方、「どちらかと言えば考えていない(今の会社で頑張りたい)」が12.6%(17名)、「全く考えていない(現状維持で満足)」が11.1%(15名)であり、現状の職場や待遇に満足している層も一定数存在しています。

SEO業界は、スキルや実績が成果に直結しやすく、市場ニーズが高まる中で報酬アップのチャンスも増えていると言われています。それゆえ、現職に留まりつつ次のステップを探ったり、フリーランスや起業など独立の可能性を模索する動きが活発化している様子がうかがえます。現場での実績を重ねつつ、自分の市場価値を高める戦略を検討している人が多いのではないでしょうか。

▼ まとめ:SEO職の「いま」と「これから」を俯瞰して見えてきたもの

今回の調査を通じて明らかになったのは、SEO職における「専門性の価値」「柔軟な報酬設計の必要性」「積極的なキャリア形成」という3つの示唆です。

1つ目は、「SEO職の専門性が確実に報酬につながりつつある」ということ。

  • 実務経験やスキルの積み上げによって、年収レンジは大きく変動します。アルゴリズムや検索動向の変化が激しいSEO分野では、専門知識と経験が高く評価され、それが報酬に直結する構造が強まっています。

2つ目は、「柔軟かつ成果に連動した報酬体系への移行」です。

  • 固定給が依然として主流ではありますが、成果報酬やプロジェクト型報酬の導入が進んでいる点に注目する必要があります。SEO施策の効果が明確に数値化される以上、今後さらに業務成果と報酬をダイレクトにつなげる報酬モデルが増えるでしょう。企業も、優秀なSEO人材を引き留めるために、より透明性の高い評価基準の整備が求められます。

3つ目は、「SEO担当者が、転職や独立を通じたキャリアアップを現実的に模索している」という点です。

  • 報酬への不満が転職や独立の動きにつながっており、より良い待遇や理想の働き方を求めて積極的に行動を起こすSEO人材が増えています。つまり、企業はSEO担当者を「育てるだけ」ではなく、「いかに定着させるか」の視点を持ち、報酬以外にもキャリアパスやワークスタイルの柔軟性を提供することが必要です。

SEO担当者の市場価値が高まり、多様な働き方が広がるなか、「自分自身の価値をどう高めていくか」という問いが、すべてのSEO人材にとって今後の最大の課題となるでしょう。企業・個人双方が、この問いと真剣に向き合うことで、SEOという仕事の真の価値が見えてくるのではないでしょうか。

調査概要

調査日: 2025年3月14日~3月24日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 135名
調査対象: 現在、SEO業務の実務に携わっている人

<<調査結果の利用条件>>

情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/

https://rank-quest.jp/column/column/seo-inquiry-counter/ 

ランクエストについて

ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。

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コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。

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ランクエスト 概要

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