SEO支援会社では、どのようなリード獲得手法を採用し、どのリードが最終的に受注に繋がりやすいのでしょうか?
また、リード獲得から契約までに要する期間にはどのような傾向があるのでしょうか?
SEO支援実績4,300社を誇るランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は今回、SEO支援会社で勤務経験がある144名(現在勤務中の99名、過去に勤務経験のある45名)を対象に、リード獲得手法に関する調査を実施しました。
本アンケートは2024年11月27日~11月29日に実施され、SEO支援会社におけるリード獲得手法の実態や受注に繋がるリードの特徴、さらにリード獲得から契約までに至る期間の傾向を明らかにした内容となっています。
目次
調査結果① SEOサービスのリード獲得にどのような手法を用いていましたか?(複数選択可)
最も回答が多かったのは「テレアポ」で、全体の28.5%が選択しました。次いで「自社メディア」と「SNS」がそれぞれ25%と高い割合を占め、デジタル施策の重要性がうかがえます。
「メルマガ」と「リスティング広告」はともに20.1%で、効率的なリード獲得手法として一定の評価を得ています。
一方、「紹介」や「外部のマッチングメディア」は6.9%と8.3%にとどまり、活用が限定的であることが分かります。
この結果から、直接的なアプローチである「テレアポ」や、デジタルを活用した「自社メディア」「SNS」がリード獲得における主軸であることが明らかです。
同時に、デジタル施策を中心に据えつつ、紹介や外部リソースを補完的に活用する戦略が有効である可能性が示唆されます。
調査結果➁ SEOサービスの契約に繋がりやすかったリード獲得方法を教えてください(複数選択可)
最も多かった回答は「自社メディア」「リスティング広告」「SNS」で、それぞれ23.6%が選ばれました。これらは、契約に繋がりやすいリード獲得手法として高い評価を得ています。
次いで「メルマガ」が21.5%、「テレアポ」が19.4%と続き、直接的なアプローチや既存のリード育成施策も一定の効果を発揮していることがわかります。
一方、「紹介」や「展示会/交流会」は7.6%、「外部のマッチングメディア」は9%と低い割合にとどまり、これらの手法の活用は限定的であると考えられます。
これらの結果から、契約に繋がりやすいリード獲得手法として、デジタル施策である「自社メディア」「リスティング広告」「SNS」が中心的な役割を果たしていることが示されています。
同時に、他の手法を補完的に活用することで、より多様なリード獲得が可能になる可能性が示唆されます。
調査結果➂ 月間の平均リード獲得件数を教えてください
最も多かった回答は「6〜10件」で、全体の35.4%が選択しました。次いで「2〜5件」が27.8%、「1件以下」が18.8%と続きます。「11〜20件」は15.3%、「21件以上」はわずか2.7%にとどまりました。
これらの結果から、多くの回答者が月間リード獲得件数を6〜10件程度と認識していることがわかります。
一方で、1件以下や2〜5件と回答した人も多く、リード獲得の成果が安定していないケースが見られる可能性があります。
逆に、11件以上のリードを獲得する企業は少数派であり、リード獲得の規模や効率化に課題があることが示唆されます。
調査結果④ 月間の平均受注件数を教えてください
最も多かった回答は「6〜10件」で、全体の35.4%が選択しました。
次いで「2〜5件」が33.3%と高い割合を占め、「1件以下」が15.3%で続きます。「11〜20件」は13.2%、「21件以上」は2.8%にとどまりました。
これらの結果から、月間平均受注件数が6〜10件に集中していることが分かります。
一方で、2〜5件や1件以下の回答も多く、小規模な受注件数で推移している企業が一定数存在していると考えられます。
11件以上の受注を実現している企業は少数派であり、受注拡大や効率化の課題があることが示唆されます。
調査結果⑤ 初回の商談から契約までのリードタイムを教えてください
最も多かった回答は「約3か月」で、全体の41%が選択しました。
次いで「約6か月」が25%、「約1か月」が18.8%と続きます。「7か月~12か月」は11.8%、「12か月超」は3.4%と少数派でした。
この結果から、多くの商談は初回接触から契約までに3か月前後を要していることがわかります。
一方で、6か月以上のリードタイムを要するケースも一定数存在しており、契約までの期間にばらつきがあることが特徴です。
これらは、業界特性や顧客の意思決定プロセスの違いが影響している可能性を示唆しています。
企業にとっては、リードタイム短縮に向けた効率的なアプローチの重要性がうかがえます。
まとめ デジタル施策を中心としたリード獲得の現状と課題
このアンケート結果から、SEOサービスにおけるリード獲得と契約に関する現状と課題が明らかになりました。
リード獲得手法としては、自社メディアやSNSなどのデジタル施策が広く活用されており、重要な役割を果たしていることがわかります。
特に契約に繋がりやすい手法として、自社メディアやリスティング広告、SNSが効果的であると評価されています。
一方で、テレアポも一定の役割を果たしており、リード獲得手法として引き続き活用されています。
また、月間のリード獲得件数や受注件数では、安定して獲得しているケースが多い一方で、少ない件数にとどまる企業も見られ、リード獲得や受注の安定化に課題が残っています。
さらに、初回の商談から契約までに数か月程度を要するケースが多く、契約プロセスには一定の時間が必要であることがわかりました。
これらの結果から、SEOサービスの成功には、自社メディアやSNSを活用したデジタル施策を中心に据えつつ、テレアポなど他の手法を適切に組み合わせることで、効率的なリード獲得と契約プロセスの短縮を図る戦略が求められると言えます。
調査概要
調査日: 2024年11月27日~11月29日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 144名
調査対象:SEO支援会社での勤務経験者144名(現在勤務中の99名と、過去に勤務経験のある45名)
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL: https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo
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