What’s SEO

【SEOのブラックボックスを徹底開示】
怪しいSEO会社の見抜き方

SEO対策に注力することになったものの、
「外注するにしても、SEO会社のサービスが不透明すぎて正直不安」「自社でやったことはあるが、効果が出なかった」
という方も多いのではないでしょうか。

今回は、SEOで4,000社以上のお客さまを支援してきた私たちRank-Questが、普段は表に出ることのない「SEO会社が何をしているのか」というブラックボックスを徹底開示します。
本記事を読めば、SEO会社の実態や、注意したい怪しいSEO会社の具体的な特徴もすべてわかります!

SEO対策とは?

そもそも、SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
SEO対策は、このSEOを目的として行うもので、「内部対策」「外部対策」「コンテンツ施策」の3種類に大別されます。
それぞれの施策の概要は、後述しますのでそちらをご参考にしてください。

検索結果で上位に表示させるには、検索エンジンにWebページを総合的に評価してもらうための、適切な施策が欠かせません。
Webサイトを活用して、広告以外での集客を目指すのであれば、SEO対策は避けては通れない道なのです。

SEO対策でやらなければならないこと

前提として、SEO対策における施策の優先順位は、Webサイトの状況によって異なります。
「どのWebサイトでも、この施策をやっておけば間違いない!」というものはありません。
もし、SEO対策の優先順位に迷ったときは、テクニックの必要な内部対策・外部対策ではなく、コンテンツSEOから取り組むことを推奨します。

以下に、先ほど少し触れたSEO対策の種類と、各対策で取り組むべき施策をまとめました。

SEO対策の種類 内容 取り組むべき施策
内部対策 サイト内部(タグやサイト構造)に対して改善を図る クロール最適化
インデックス最適化
外部対策 自社サイト外から良質なリンクを獲得する 質の高いコンテンツを作成・発信する
コンテンツSEO ユーザーの検索意図を満たせるコンテンツを制作する 検索ニーズに即したコンテンツの制作
コンテンツのブラッシュアップ

上記の施策を一気に実行するには、さまざまな作業が必要であり、工数だけでなく知識も必要になるので、かなりの手間がかかります。

そんなときは、SEO会社に依頼すれば、自社サイトに必要な施策をピックアップしたうえで、優先順位の高い施策から取り組んでもらえるので、効率的に上位化を目指せますよ。
もし外注するのであれば、内部対策と外部対策、さらにはコンテンツSEOまで、まとめて対応してもらえる、「SEOコンサルティング」をぜひ検討してみてください。

SEO対策の費用相場

SEOサービスは、毎月一定の費用が発生する月額固定型と、成果が出た場合にのみ費用が発生する成果報酬型の2つの料金体系に分けられます。

具体的な料金は、提供会社や施策の内容によって変動します。
ここでは、外注した場合にかかる費用相場を、主な施策内容とともにまとめたので、参考になさってください。

種類 月額固定型の費用相場 成果報酬型の費用相場 サービス内容
SEOコンサルティング 20万~100万円 10万~100万円 サイトの調査・分析
戦略の立案
コンテンツSEO
内部対策
外部対策
内部対策 30万~50万円 10万~100万円 タイトルや見出しタグの最適化
XMLサイトマップの送信
パンくずリストの設置
構造化データのマークアップ
外部対策 数万円~ 1万~数十万円 質の高い被リンクの獲得
サイテーションの獲得
コンテンツSEO 4.5万~10万円 数千~10万円 キーワードの分析・選定
ユーザーの検索意図を捉える
コンテンツの作成
コンテンツの入稿
投稿後のメンテナンス

一見、成果報酬型のほうが魅力的に思えるかもしれませんが、想定していたよりも成果が出た場合に、月額固定型よりも費用がかさむケースが考えられます。
また、それが適切な費用かの判断も非常に難しいものです。

さらに、成果報酬型の場合、SEO会社側は早く成果を出してお金をもらいたいので、作業内容が説明されないまま施策が進むことがあり、ノウハウを蓄積しづらい傾向にあります。
「手軽に始めたい!」という場合は問題ありませんが、自社でSEO対策に取り組む可能性がある場合は、施策の説明が丁寧でノウハウも蓄積できる月額固定型がおすすめです。

どちらの料金体系が良いのかは依頼したい内容によってもかわりますので、複数の会社から話を聞いてみるのがいいかもしれません。

SEO会社がブラックボックスと言われている背景

SEO会社は、SEOに関わる施策を請け負ってくれる便利な存在ですが、一方で「SEO会社はブラックボックスだ」という声もあります。

実は、検索エンジンがWebページを評価する具体的なロジックは、公開されていません。
これを利用して、表向きでは施策に取り組んでいるように見せて、蓋を開けてみれば何も実行しておらず、お金だけを巻き上げる名ばかりのSEO会社がいるのも事実です。
このように、SEOの不透明性を利用する、不誠実な会社が存在しているのが、SEO会社がブラックボックスと言われる所以です。

ここからは、SEO対策に取り組む側のみが見えている、「こんなSEO会社に注意!」を8つの施策内容に分けて、ご紹介します。

BLACK BOX1

ブラックボックス1:キーワード分析

SEO対策では、上位化したいWebサイトにおいて、対策すべきキーワードの分析・戦略立案を行います。
主な流れは「キーワードの検索意図の調査」「競合キーワードの分析」「自社キーワードの確認」の3ステップです。

キーワードの検索ボリュームや関連するキーワードを分析することで、検索意図に即した質の高いコンテンツの制作につながり、上位化が望めます。
一般的に、キーワード分析には「Googleキーワードプランナー」「Google Search Console」といったキーワード調査ツールを活用します。

しかしなかには、これらのツールを活用しても分析の精度が低く、適切なキーワードを導き出せない会社も存在します。
キーワード分析にも知識や考え方のコツが必要なので、単にツールを使ったからと言って適切なキーワードが洗い出せるわけではないのです。

外注先の候補を探す際に、自社サイトに合うキーワードを複数提案してもらい、キーワード分析のレベルを確認してみるのがおすすめです。

BLACK BOX2

ブラックボックス2:検索面調査

SEO会社の多くは、キーワードに対する検索面を調査し、作成すべきコンテンツの内容を分析します。

たとえば「SEO対策 メリット」「SEO対策 デメリット」でコンテンツSEOに取り組むとしましょう。
一般的に「メリット」「デメリット」は、検索ニーズが近いキーワードとされているため、各キーワードで別々に作成すると、内容が似通ったコンテンツが2つできることになります。

このように、検索ニーズが近い記事は、1つのコンテンツでまとめて対策するのが上位化のセオリーです。
しかし、ノウハウのないSEO会社は、検索面を調査せずキーワードだけを見て対策し、内容が重複する2つのコンテンツ、いわゆる「重複コンテンツ」を生み出す場合があります。

Googleは、重複コンテンツが多いサイトを評価しない傾向にあるので、このような対策では上位化につながらない事態になるわけです。
対策キーワードに対する検索面は、外注する場合でもご自身で必ず確認しましょう。

BLACK BOX3

ブラックボックス3:内部対策

SEO対策では、Webサイトが検索エンジンに評価される構造に適切に整えるために、内部対策を実施する必要があります。
この内部対策を実施するうえで、確認すべき項目は「見出しタグ」「インデックスの有無」「内部リンク」など多岐にわたります。

良質なSEO会社であれば、現状の課題抽出はもちろん、さらに施策の優先順位付けまで行うため、より上位化に重要な施策から実行することが可能です。

しかし、優先順位の低い箇所から対応したり、基礎的な項目を見落としたりする質の低いSEO会社があります。
信じられないことに、すでにGoogleでは評価基準に含めていないメタキーワードを記述する会社もありますが、これはまったく意味のない施策です。

優先順位に則って作業してもらうだけではなく、SEOのトレンドも押さえておくことも重要なので、幅広い観点でSEOに対応している会社を選びましょう。

BLACK BOX4

ブラックボックス4:コンテンツ制作

コンテンツSEOで結果を求めるのであれば、検索エンジンのアルゴリズムに着目し、適切な施策に取り組まなければなりません。

日々更新されるGoogleのアルゴリズムですが、決して変わらない「ユーザーを第一に考えたコンテンツであるか」という観点があります。
ほとんどのSEO会社は、このアルゴリズムを日々確認しながらも、ユーザーファーストかつ、良質なコンテンツの作成に努めています。

そんななか、コンテンツの品質を重視せずにライティングのコストをかけず、低品質なコンテンツしかアップできない会社が存在するのです。
たとえば、やみくもに対策キーワードを連呼しているだけのものや、不自然な構成や文章で執筆されているものなどが挙げられます。

ユーザーファーストなコンテンツの作成は、SEO対策においては常識レベルです。
良質なコンテンツを制作できる会社を見極めるなら、過去の実績はもちろん、内製のライティング専門部署を抱えているかどうかも確認しましょう。

BLACK BOX5

ブラックボックス5:アップデート

サイトの検索順位がなかなか伸びないときは、定期的な更新も大切です。

Webサイトの更新で重要なのは、ユーザーにとって必要な情報が詰まったコンテンツに修正することです。
質の高いコンテンツに更新しつづけていれば、Googleによるいち早い評価を得ることにもつながります。

内部リンクの挿入も品質の改善には有効ですが、なかには、そのページに関連性のない内部リンクをただ貼り付けるだけの会社がいます。
内部リンクは、そのページと関連性が高いものを選ぶことが大切であり、数が多ければよいというわけではありません。

ほかにも、アイキャッチの挿入や文字の強調といった、ページの視認性に関わるアップデートも重要です。
コンテンツ内の情報の更新はもちろん、視認性についても網羅されている高品質なアップデートを提案してくれるSEO会社を探しましょう。

BLACK BOX6

ブラックボックス6:PDCA

SEO対策はとても難しく、実施した施策すべてで効果が得られるとは限りません。

そこで、ほとんどのSEO会社は「Plan:計画」「Do:実行」「Check:評価」「Action:改善」の4つのPDCAサイクルを回します。
ターゲットに適したキーワードの選定後、コンテンツを制作したり内部対策をしたりして効果を検証、さらに改善策を検討する、というサイクルを回しつづけるのが一般的です。

その反面、これらのサイクルを実施しない、怠惰なSEO会社もあります。
たとえば、アップロードしたコンテンツの順位計測をしなかったり、Webサイトのアクセス変動を確認しなかったり、といったものが挙げられます。

会社を探す段階で、そもそも効果をきちんと検証してくれるのか、そのうえで効果が出ない場合に、改善案を提示してもらえるかどうかを見極めるのが賢明です。

BLACK BOX7

ブラックボックス7:月次レポート

ほとんどのSEO会社では、1か月に1回のタイミングで月次報告会を実施し、月次レポートをもとに施策の効果や次月の施策内容などを共有してくれます。

月次レポートには、施策全体のロードマップに対する現在地や前月の施策と成果、来月度の施策などがまとめられています。
ただでさえブラックボックス化されているSEO対策ですから「本当に効果出ているの?」「その施策って意味あるの?」といった日々の疑問は月次報告会で払拭しましょう。

ただ、月次報告会を開かない会社や、月次レポートを提出しない、あるいはレポート内の数字を意図的に変えて提出する会社がいます。
また、そこまで悪徳ではなくとも、専門用語やその会社独自の言葉を多用して、月次報告会の内容が難解になるケースもあるようです。

SEOに対する効果を、都合よく隠蔽するようなSEO会社には依頼したくないですよね。
詳細なレポートをもとに、丁寧な説明で充実した月次報告会を必ず実施しているSEO会社を選びましょう。

BLACK BOX8

ブラックボックス8:CRO

CROは、コンバージョン(CV)率最適化という意味で、Webサイトに訪れたユーザーのCV率を最適化する施策を指します。
前提としてSEO対策は、あくまでもWebサイトの集客に留まりますから、その後の売上を伸ばすためにはCROが欠かせないわけです。

集客から売上につなげるための導線として、CTAの改善や重要ページの最適化などを行います。
内部リンクやバナー、訴求文の設置などがその例です。
効果的なCVまでの動線が敷かれていないページでは、ユーザーの離脱につながります。
同様に、訴求文がないコラムはただの読み物で終わってしまい、いずれもCVにつながりません。

しかし、検索上位化を目的とするSEO対策とCVを目的とするCROは施策が違うので、SEO会社のなかにはCROを対応範囲に含んでいない会社もあるようです。
集客から売上まで、一貫して対応してほしい方は、CROも依頼できる会社を探してみてください。

ブラックボックスといわれるなか、どのようなSEO会社を選べばよいのか?

さて、ここまで、ブラックボックス化しているSEO施策の内情とともに、気をつけたほうがよい会社の特徴を紹介してきました。
「じゃあ、どんな会社を選べばいいの?」「優良なSEO会社を見極めたい!」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

SEO対策の外注先は個人から法人まで、世の中にごまんとあふれています。
そのなかでも、満足できる結果を求めるのであれば、信頼できる会社を見抜く必要がありますが、そう簡単に各社の違いはわかりませんよね。

外注先のSEO会社に大事な自社のWebサイトを預けるわけですから、過去の実績や対応範囲、施策に対する説明力や提案力、などは確認しておきたいポイントです。

単純な実績数だけではなく、そこに紐づいて担当者との相性や要望に合ったプランを提案してもらえるのかなども要チェックです。
そのうえで、信頼のおける会社だと判断できたのであれば、次は料金を確認しましょう。
施策内容に対しての目安の費用を確認したいときは、複数の会社から見積もりをとるのがおすすめです。

会社単位、担当者単位で検討したうえで最終的には「この会社に任せたい!」と思えるSEO会社に依頼するのが一番ですよ。

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